アルファードのインパネ(フェイスパネル)の外し方


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アルファードのインパネの外し方をネットで調べてみると意外とその情報が少ない事が分かりました。
たかがETCの取り付けで、インパネの外し方を詳細に載せなくてもと、思ったのですが、
私自身の健忘帳代わりにもなりますので掲載してみました。
が、何分素人ですので、完全なマニュアルにはなりません。
このページを見てアルファードのインパネ外しに挑戦しようとする方は、
自己責任の元にお願いします。


レーダー探知機・ETC取り付け編
インパネ外し


2007/4/28 作業開始


これがアルファードのインパネです。

結構でかくて外すのは大変そうに見えますが、特に内張り剥がしなどの工具は使わずに手だけで外せるとの事でした。

まずはシフトノブの取り外しです。

外し方は簡単。ノブを握って反時計回りに回すと簡単に外れました。
見えない所にナットでも噛ましてあるのかと思いましたが、単純にシフトレバーにタップが切ってあり、ノブにネジ溝があるだけです。

これで普段よくノブが回らなかったものです。
こんな感じでシフトノブはすぐに外せました。
さて、いよいよインパネの取り外しです。

矢印の所にフック(ツメ)がありますので、シルバーの部分とグレーの部分の隙間に手のツメを入れて...
画像を撮る為に、不自然な格好になってしまいましたが、運転席側から、こんな感じでシルバーの部分を持ち上げます。

作業当時は気温も高かったので、問題はありませんでしたが、冬季にこの作業を行なう時は、室内を暖めてからやらないと低温でツメが硬くなっており、折れる場合もあるので注意が必要との事でした。
ツメが外れて隙間ができました。

同じように反対側のツメも外します。
隙間に両手のツメを入れながら、だんだん上のフックを外していきます。
慎重に...慎重に...
完全にインパネが外れました。
ここで重要な事が一つ。。。

パーキングの位置にシフトノブがあると、インパネのフックを徐々に外していっても画像の様にシフトレバーが邪魔をして、インパネが上に持ち上がりません。
大体の作業はニュートラルの位置で行ないました。

車のイグニッションがオンになっていないと、シフトレバーは動かない構造になっていますが、シフトロック(SHIFT LOCK)スイッチの下側に小さな可動するレバーがありますので、これを下側に動かしながら、レバーを動かすと車の電源が入っていなくてもシフトチェンジができます。
車の内装で一番目立つ場所ですから、傷など付けないように保護テープを張ります。

シフトレバーの先端のネジ部にも忘れずに...
外れて浮いたインパネの隙間から中を覗いて配線のコネクターの位置を確認します。

全部で6箇所にコネクター(ハーネス)がありました。
助手席側から内部を覗き込み、シガーライターの電源と、助手席シートベルト警告灯あたりに2つハーネスがありますので、ハーネスのツメをマイナスドライバーで押しながら回すと、ハーネスが抜けます。

コツをつかめばなんて事ないのですが中々外せないと、だんだんイライラしてきて、配線ごとニッパで切りたくなりますが、
我慢・ガマン。。。
次にエアコン操作部あたりに3つのハーネスがありますので、これをマイナスドライバーで同じように、外します。

先ほどのハーネスよりも大きいのですが(特に真ん中の一つ)
ハーネス止めてあるツメは各々一つだけですので、焦らずに外していきます。
一番最後に右側のルームランプスイッチ辺りにある、
青色のハーネスを外します。
このハーネスはツメが矢印の所にあり、ドライバーが入りませんので、私はインパネを持ち上げて指のツメで外しました。
こんな感じで6個のハーネスがあります。

ハーネスの外し方は上手く説明できないのですが、ハーネスが外れないように、止めてあるツメ(引っ掛け)をマイナスドライバーで押しながらハーネスを抜く方向にドライバーを回すと簡単に抜けます。
一番大きなハーネスで説明すると、赤い線より上側はメスのハーネスに組み込まれています。

少しだけのぞいている、オスのハーネスの抜け防止のツメにドライバーの先端を当てて、ツメを押しながら回すとオスのハーネスは簡単に抜けます。
ナビとカーステを取り付けてある4箇所のネジを外して、やっとナビ・カーステが出てきました。

何と配線の多いこと...

ここからACC(アクセサリー)電源とバッテリー電源を探し出し、電源の元は見つけました。
これで、インパネの外し方、電源はわかりましたので、取り合えずナビ・カーステを元の場所に戻して、次はAピラーの内張りを外す作業に挑戦です。




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