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07/06/14 壁にぶつかる



6/9に20リットルの水交換をした後、どうしても気になる事があった。
それは...『濁り』
今までは換水後はスッキリとした、綺麗な水に戻ったのだか今回は事情が違った。

画像は6/9の換水から5日後6/14の状態。
かなり濁っている。
水質検査もしてみたが、全く問題は無い。

ここは、もう再度水量の1/3の20リットルの換水を行なってみる。
6/14換水実施。
1日後の6/15の画像。
『な〜んか、スッキリしないんだよな〜』とブツブツ言いながら、
写真を撮る。
4日後の6/18の画像。
濁りを少し強調する為に、水面に向けて画像を撮った。

いままでは4日間でこんなにまで濁る事は無かった。
こちらは、30cmの飼育セットの水槽。
3cm程度の子赤2匹を飼育しているが、臭いもせずに水も綺麗なままだ。

しかし、6/9にこの水槽はほとんど換水したが、水質を調べればかなり悪い事が予想される。

『これでもかっ!』て位にろ過装置を設置した60cm水槽が換水後にすぐに濁りが発生し、ろ過が不十分な30cm水槽が濁りも無く、水も綺麗なままとは不思議な事だ。
そういえば、外部フィルターの給・排水パイプも随分と汚れてきた。素人目に考えれば、吸水パイプが汚れるのは分かるが、排水パイプはフィルターを通ってろ過されるのだから、吸水パイプよりは、汚れが少ないんじゃないのかな?
こちらは、上部フィルターのろ材。
純正のマットの下に活性炭とセラミックリングタイプのろ過バクテリア繁殖用ろ材を入れてある。
60cm水槽と30cm水槽の水質を調べてみた。

上が60cm水槽。下が30cm水槽だ。
予想通り、30cm水槽は9日前に全換水を行なったのにもかかわらず、硝酸塩・亜硝酸塩のレベルが物凄く高い。
60cm水槽の総アンモニア量を測定。
0mg/lに近い。
こちらは30cm水槽の総アンモニア量。
ちょっとレベルが高いかな?
しかし、25mg/lまでのレベルにはなっていない。
硝酸塩・亜硝酸塩のレベルが高い割には、総アンモニア量は少ないと見るのが妥当か?
60cm水槽。
6/14の換水から5日後の6/19の画像。
かなり濁ってきた。
又、上部フィルターのフタを開けて臭いを嗅ぐといつもどおりに
青くさい臭いがする。

この青くさい臭いはこの水槽を立ち上げてから1週間位から臭ってはいたのだが、臭いがきつくなるような事はなかった。
こちらは30cm水槽。
硝酸塩・亜硝酸塩のレベルが高いにもかかわらず、相変わらず水は綺麗で、臭いも無い。

小さな外掛けフィルターのみしかろ過装置の無い30cm水槽の方が水が綺麗なのは本当に不思議だ。
照明の違いかと思い、60cm水槽の照明を消して、水槽の横から撮影してみた。

『こりゃ白濁りじゃなくてアオコだ!』
一瞬、十数年前の悪夢がよみがえる。部屋の中に放りっぱなしの水槽がま緑色に変色し、青臭い臭いが部屋中に充満していた。アオコが発生したのか...?

色々と検索してみたが、「濁りは水槽立ち上げ当初に見られます。云々。。。」と書かれているが、この水槽はもうすぐ立ち上げてから1ヶ月経とうとしているのに、今さらなぜ?

もしかして、バクテリアが死滅したか?...
換水の時カルキ抜きは万全の体制で行なったはずだか、もしかして、やらなかったか?
段々と不安が募っていった。

万全なろ過システムで立ち上げた水槽が、大きな壁にぶつかってしまった。





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