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体験学習

2004/8/28.29

ついにその日がやって来ました。
AさんとBさんは、朝10時に現地で落ち合って下見。私は夜勤明けですので、自宅を10時頃に出発と、なってしまいますので、現地で夕方合流する事となりました。

南会津まで何キロあるのか、何時間掛かるのかさっぱり分かりません。
こんな時役立つのが「ナビ」有名な駐車場で待ち合わせとなったのですが、近くの役場を目的地に設定し案内開始。
「目的地まで、およそ214キロです。所要時間は4時間24分です」と
ナビさんは、話してくれた。

到達予想時刻速度は、一般道40km/h・高速道路は80q/hに、設定してあるので
「すこ〜し飛ばせば、休憩時間を入れても四時間ちょっとで着くかな?」と考える管理人でした。
何たって田舎の一般道は、空いていますので、一時間で50kmは楽勝です(笑)。

目的地まで、一人でドライブしましたが、
こんなに時間が経つのが早かったのは初めてです。
「これから何が起こるんだろ〜」
色々な事を考えながら走っていると4時間なんてすぐでした。
10時に自宅を出発して、桧枝岐に到着したのが午後の2時。記念撮影をしていると、何と、AさんとBさんが乗った、車と落ち合ってしまいました。
挨拶を交わして、食事をとり早速ヒメオオの下見となりました。
ヒメオオの採集は、ルッキングと言ってヒメオオが生息していそうな木を見て歩きます。
ヒメオオは、オオクワと違って、比較的高山に生息していますので、基本的に昼間に活動します。
夜は標高が高いので、気温が下がり活動しないとの事でした。勉強・勉強。
準備していった100円ショップの虫取り網は、ヒメオオ採集には役に立ちませんでした。

夕方になり、いよいよオオクワ灯下採集が始まりました。
基本的には、街灯の下を見て回るのですが、虫が飛来しやすい街灯とそうでない街灯が、あって
やみくもに、見て回っても効率が悪いそうです。

お二人から、他にも色々な事を教えてもらい、
「へ〜」、「ほー」の連発でした。
今回は、体験学習でしたので何も分からないまま、お二人に付いていっただけですので、
何も書けませんが、一つだけびっくりしたのがAさんの目の良さでした。

車を走らせながら、突然「ちょっと待って!」
街灯の下に戻ると、クワガタの♀がいました。近寄って見ると「なんだ〜ノコか。」
私には、全然分かりませんでした。
試しに、ノコの♀を道路に置いて離れて見てみましたが、どこにいるのか全然わかりません(汗)
「経験を積めばわかるようになりますよ。」と言っていましたが、
私にできるでしょうか...

今回は、月齢が悪くオオクワの採集は、出来ませんでしたが
翌朝、ヒメオオのルッキング採集で、Aさんが♀を採取したのを見届けて、私は帰る事にしました。
夜勤明けで長時間運転し、夜もろくろく寝ないでの採集で、体が悲鳴をあげてしまいました。

運転時間も入れて、およそ24時間の採集でしたが、久々に家の事・会社の事、全て忘れてリフレッシュできました。




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