Vol. 14 <Vol. 14の内容> ○東京デザインセンター 桜の宴 & デンマーク木製家具職人展゛WHITEOUT″ ○小海町高原美術館 ゛フインランドと日本の生活デザイン展『木の椅子』″ ○小海フインランド協会設立 会員交流会 ○小海フインランド協会設立1周年 (12/17 '11) ○見て触れて体験して学んでよくわかるデザイン展 於:小海高原美術館(11/26 ’11) ○フインランドのくらしとデザイン 於 宇都宮美術館 ○第11回フインランド夏至祭 於 小海松原湖(長湖) ○文人墨客が愛した富士見高原に、足跡と風景を訪ねる。昼食は感嘆のイタリアン“Osteri agiato" (11/9 '11) ○島崎信+織田憲嗣が選ぶ ハンス・ウエグナーの椅子展 <御上りの東京見て歩き> ○島崎信+織田憲嗣が選ぶ ハンス・ウエグナーの椅子展 ○フインランド独立記念レセプション 於フインランド大使館 ○森と湖の国 フインランド・デザイン展 於サントリー美術館 ○フインランド色に染まる東京ミッドタウン ガレリア ○マリメッコ展 Bunkamura ザ・ミュージアム(12/19 ’16)
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PP130Circle Chair, PP124Rocking Chair、 PP19Teddy Bear Chai |
ペンダントライト CaravaggioP by CecilieManz |
PP124 Rocking Chair by Hans J.Wegner 1984 |
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Sinope P by Strand+Hvass | 6階のFREDERICIA社コーナー | ペンダント CaravaggioPシリーズ by Cecilie Manz |
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デンマーク木製家具職人展 ホワイトアウト WHITEOUT 2011年4月2日〜8日(金) デンマークでは1981年から毎年秋に、木製家具職人たちによる新しい椅子の展覧会が開催されている。2010年(秋)にデンマークで 公開された展示が、初めて海を渡り、東京デザインセンターで1週間だけ公開された。
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07 CHRISTIAN FLINDT CO. DESIGN STEFFEN SVENDSEN ‐LIGHTBLOCK CHAIR‐ |
左より 37 MONIQUE ENGELUND & MATHILDE WITT MOLHOLM ‐THE WOODEN CHAIR‐ 38 ASA ALM‐ EDDY‐ 34 KR/KNUT BENDIK HUMLEVIK CO-DESIGNER KROJGAARD ‐LEEWARD‐ 33 JONAS LYNDBY JENSEN TEXTILE JACOB BILLE ‐SNOWSHOE‐ |
左より 25 STEEN DUEHOLM SEHESTED‐∞ INFINITY‐ 28 TROELS GRUM-SCHWENSEN ‐SNOWMUSE‐ 35 MARIE BERRI ‐HAVE A SEAT‐ |
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左より 21 MOGENS TOFT‐LOGCHAIR‐ 04 BENANDSEBASTIAN‐THE INSIDER‐ 01 ALEXSEJ ISKOS & BORIS BERLIN ‐FINANCIAL CRISIS OR !000 STRIPS‐ |
右より 20 MIA GAMMELGAARD‐HIPPO‐ 19 LOVORIKA BANOVIC‐BELO‐ 14 HOLMBACKNORDENTOFT‐KINBAKU‐ 13 HANS SANDGREN JAKOBSEN‐STRECH-OUT‐ 12 HANNES STEPHENSEN‐ASK/ASH WOOD‐ 30 CLAUS JAKOBSEN‐LEVELS‐ 32 JAKOB JORGENSEN‐GRID‐ 15 JEREMY WALTON‐WE LOVE FREEDOM‐ |
右より 24 POUL CHRISTIANSEN‐HOLY HUG‐ 05 CARLO VOLF‐RUDOLF‐ 09 CLAUS BJERRE‐BLASTED‐ 31 DOGG GUDMNDSDO & RIKKE RUTZOU ARNVED‐WOOLLY‐ 27 TORBEN SKOV‐MINIMALIST CHAIR‐ 03 ANDREAS LUND & JACOB RUDBECK‐CONUS CHAIR‐ 02 ALEKSEJ ISKOS & BORIS BERLIN‐BRIDE‐ 11 ERLING CHRISTOFFERSEN TEXTILE/HANNE VEDEL‐EASY CHAIR‐ |
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左より 06 CECILIE MANZ‐LOTS OF PAPER‐ 15 KAREN KJERGAARD‐WHITETUBE‐ 25 THOMAS E. ALKEN ‐MELT‐ 23 PETER JOHANSEN‐DISSOLVING CHAIR‐ 17 KNUD HOLSCHER & PER KRISTIAN DAHL‐EASY CHAIR ‐ |
右から一つおいて 29 CHRISTIAN LILJENBERG HALSTROM‐COVER-UP‐ 35 LINE DEPPING‐PIP=SQUEAK‐ 18 LISE & HANS ISBRAND TEXTIEL/HANNE VEDEL‐JUMP‐ 22 NIELS JORGEN HAUGESEN‐SECRET‐ 08 CHRISTINA STRAND‐BLIZZARD‐ 10 DITTE HAMMERSTROM‐OUT OF FOCUS‐ |
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フインランドと日本の生活デザイン展『木の椅子』のオープニングのセレモニーのあと美術館内 Cafe花豆で交流会を開催、楽しく有意義な話題で夜遅くまで歓談。 |
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駅から徒歩圏の富士見高原病院 右奥が旧サナトリウム | 初代院長正木不如丘の歌碑「雨空を翔ける鳥あり木の実植う」 | 現存する旧富士病棟 2階は資料館 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
初代医院長正木俊二(不如丘) | 資料館にある旧療養所の正面玄関写真 | 療養所から徒歩圏の富士見町立図書館日本一の貸し出しを誇る | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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古民家イタリア料理 Osteria agiato 今、田舎にありながら予約の取り難い人気の簡素な民家レストラン で心に残るよろこび の昼食時間を過ごす。 |
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富士見出身の岡本歩シェフと奥さんの志保さんが2011年7月に開いた二部屋、10名程が限度の小さな店。 富士見町と県内の旬の食材を使う。 「地元の食材を使い、地元への愛を持って作るのがイタリア料理の基本。富士見で生まれ育った自分は、この町や長野県の食材をなるべく使ったイタリアンを作りたいと思って」と岡本シェフは言う。 ランチは1,500円〜2,000円、ディナーは3,000円と感激のフルコース。軽井沢の半値程度は何と言っても魅力。多くの支持を得るのはむべなるかな。 初期投資を抑え、地元民に還元、喜んでもらいたいとの思いは同業者も見習って欲しい経営理念と言いたい。 改めて、華美や高級志向の既製概念を考え直させられた好事例を目の当たりにした。 Osteria(カジュアルな居酒屋的雰囲気) ajiato(楽しい、ゆっくり)の店名に偽りのないお店だ。強いて言えばOsteriaは謙遜過ぎる。 “Trattoria agiato”がピッタリではないだろうか。 ディナーは奥さんが家事で不在となるため、シェフ一人でサーブ可能な厨房続きのメインルームのみのせいぜい5〜6名の予約となる。 まさに夫婦二人三脚で営むお店と言える。 古い民家の味を損なわず、できる限りそのままにのコンセプトから、敢えて外壁の塗装はせず、内部改造のホゾ穴などは剥き出しのまま。 感性のデザイン力で生まれ変わらせたのは建築家ユニット「ground line(グランドライン)」の徳永青樹さんと迫田英明さん。氏等の店「みやこし」は富士見駅前にある。 空き家を改造した店内には古道具、建築やアート関係の古書などが並びセルフカフェも併設。 徳永、迫田両氏は故木村二郎(1947〜2004)の主宰したギャラリートラックスに集まった多くのアーティストの一人だ。 木村二郎は、山梨県北杜市に築130年の農家を自ら改修し、"gallery trax”を1993年夏オープン、古材や古道具に独自の息吹を吹き込み、古材や古い鉄味でモダンと古さを合体させた手法で多くのギャラリーや店舗デザインを手掛けた。 将来が楽しみなアーティストであったが、肝臓癌のため57才の若さでこの世を去った。 この"osuteria agiato”の随所に氏のデザインコンセプトを引き継いだ息吹が見て取れる。 |
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築70年の下見張りの質素な民家をそのままに | 150坪程の敷地隅に11月の秋色に染まるモミジと欅がシンボル的に | 出入り口ドアはベランダから 右はサブルーム | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
サブルームから外の紅葉と欅の秋色を望む | 我々11名で“本日は満席”予約なしの遠方からの老夫婦が入れず残念がる 予約なしでは先ず無理とのこと | 出入口ドアの鉄板ノブ 渋い古材とのマッチングが美しい | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
入口ドア脇にルバーブに似た鬼蕗の鉢植え | 建て付けからみて機密性は劣る 補助暖房に古いアラジンとメインの鉄板に溶接跡が生々しい大型薪ストーブ 真っ赤なLE CREUSETが | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出入口に置かれた鋼板で作られたバードバスに紅葉葉が映えて | 本日のランチ 前菜、自家製パン、パスタ (旬の大根とパルミジャーノのトマトソース又は地元椎茸と青菜のパスタ(ガーリック)) |
富士見椎茸と青菜のパスタ(ガーリック) | メインデッシュ 信州福味鶏のソティー | 一口デザートバルサミコソース |
敢えてスサ壁様の味を 多数のホゾ穴はそのまま | 天井を抜いたトイレに通じるスペース | サブルームに唯一の無名作家の油絵が |
厨房に続くメインルーム 厨房に立つ岡本歩シェフ | 前の住人が残された古書がそのままに雰囲気を添える | ディナーのメニュー予告 |
・agiato osteria 〒399-0214長野県 諏訪郡富士見町落合9942−1 Tel0266−62−7040 lunch: 11:30/cafe: 14:00〜15:00 dinner: 17:30〜22:00 ・デザインユニット みやこし 090・6111・9307 ・もろずみ鉄木堂 0266・55・5121 |
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〜2012年6月18日再訪〜 | ||
今回の再訪は、イニシャルコストを抑えた古民家再生の実践例を再生ビジネスの参考とするため仕事仲間の修景デザイナーHさん、工務店Yさんのお二人を連れ立って、コースランチを予約、ドライブがてら出掛けた。 軽井沢の事務所こぶしざわから片道91.6km、おまけに主要幹線道路から入った富士見駅周辺、ポータブルナビをYさんにお願いし、凡そ2時間掛けて無事到着。 「近隣農家からの採り立て野菜」を売りにするランチに舌鼓。 帰路は、軽井沢星野リゾートの星野佳路氏が全国で展開する再生で話題の一つ、「リゾナーレ八ヶ岳」を見学。 両者の全く異なるコンセプトを目の当たりに有意義な長旅であった。 |
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〜星野リゾート“RISONARE八ヶ岳”〜 | ||
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旧犬養毅別荘「白林荘」とその森庭園 犬養毅(犬養木堂)はこの山荘を愛した。 12,000坪ほどの邸内は犬養自らが植えた白樺、ハナノキ、朝鮮五葉松、白松、龍爪柳などが大きく育ち美しい森林庭園をなしている。 |
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敷地内に点在する山荘の一つ老栗亭 | ||
中国より取り寄せた白松 中国で見たものはもっと白さが際立っていた印象がある | ||
近隣の道路拡幅や開発で移され、安住の地を得た石仏群た | 一万余坪の広大な庭園は白樺に紅葉が映えて美しい 町で一般公開の準備中と聞く すばらしい宝の遺産が公開される日を望む | |
〜美しい八ヶ岳連峰の眺め〜 | ||
高原のミュージアム庭から見た八ヶ岳の8(八)連峰 右から富士山の様な編笠山、奥に権現岳、手前に裾野を広げる西岳、奥に最高峰の主峰赤岳 (2,899m)、阿弥陀岳、少し離れて硫黄岳、峰の松目、一番左の天狗岳は木の陰でここでは見えない。 高さでは富士やアルプスに劣るが、裾野の景観の壮大さにおいては群を抜く。 この眺望に感嘆して、田山花袋は、「この高原は、日本でも稀に見る高原で、他にこれだけのところはちょっと見出すことが出来ない」と、大将年5月に 富士見に遊んだ時の新鮮な印象を述べている。 八ヶ岳連峰は、見る場所から大きく表情を変えるが、ここ富士見高原からの眺めが一番と言われている。 中央に建つ大きなビルは富士見高原病院の新館。現在は総合病院として、JA系の県厚生連が運営にあたっている。 |
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フインランド独立記念レセプション 2012年12月6日(木)18:00−20:00 於駐日フインランド大使館 |
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フインランドは、1917年12月6日独立宣言 帝政ロシアからの独立と完全自治を宣言した。 駐日大使館では毎年12月6日を記念日として、祝日に定め祝いの行事を催している。 当日は300名ほどの招待客で賑わった。 |
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ワイングラスホルダーが付いた立食パーティー用皿 | ||
玄関ロビーに飾られた紙のツリー | |
来賓を歓迎する大使ご夫妻 | |
大使ご夫妻を囲んで 小海フインランド協会の皆さん | |
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時代を超える生活の中の美 森と湖の国フインランド・デザイン展 風土豊かな国フインランド。 自然が溶け込むデザインを、約150件のガラスの名品で。 於 サントリー美術館 六本木東京ミッドタウン ガレリア 2012/11.21−2013/1.20 サントリー美術館の企画展に合わせて、ガレリア全館がフインランド色の飾り付け一色に!! |
アルバ・アールとの花瓶のためのガラス塊と吹き竿 | ||
口をカットする前のアールトの花瓶 | ||
オイバ・トイッカの鳥シリーズ 現在も商品として作られている | ||
モミのリースを白樺の枝に掛けて ガレリア内店 MUJI | ||
フインランドからの輸入素材で作られたクリスマスオーナメント ガレリア内MUJI | ||
沢山の小さなサンタで巨大ツリーを造る 鳩時計のように時間で踊りだす者がいて愉快な仕掛け | ||
ドライリーフを数百枚重ねたリース 樹種は特定できず | ||
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マ リ メ ッ コ 展 デザイン、ファブリック、ライフスタイル marimekko - Design,Fabric, Lifestyle Bunkamura ザ・ミュージアム 2016 12/17〜2017 2/12 主催者:フインランドデザインミュージアム&朝日新聞社及び巡回展を開催する各美術館など 後援:フインランド大使館 |
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北欧フインランドヘルシンキのフインランド・デザイン・ミュージアムのコレクションからフインランドを代表するデザインハウス、マリメッコの歴史と全貌にせまる、国内初の大規模な巡回展。 2016年1月の高知県立美術館を皮切りに、4番目会場として東京に巡回。 今後2017年9月のふくやま美術館を最後に全7会場で展覧される。 フインランド語で「マりーのドレス」という意味をもつマリメッコ、1951年ヘルシンキで創業され、優れたデザインと広報の成功により、1960年代には世界的なブランドへと成長し、我が国でもそのデザインは夙に知られ、近年北欧ブームを背景に注目の的となっている。 特に布地の柄は、多くがフインランドの伝統的なモチーフや自然に着想を得つつ、大胆でカラフル、抽象的なデザインに象徴される。 本展では、フインランドデザインミュージアムの所蔵作品からファブリック約50点、貴重なヴィンテージドレス約60点、デザイナーのスケッチ、資料などでマリメッコの60年にわたる歴史をたどる展覧で、デザイン性豊かな国フインランドらしい魅力にあふれた、鮮やかで心躍る展覧と主催者は自負している。 |
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1964年マイヤ・イソラ(1927〜2001)がデザインし、マリメッコを代表するデザインとなったファブリック柄=ウニッコ(ケシの花) | 2009年マイヤ・ロウエカリのデザインによる食器用のデザインであったものが、後にファブリックに転用されたシィールトラプータルハ(市民菜園) | ||||
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