皆さん、こんにちは。ラジオ・ハバナの科学技術環境の最新版ブレーク・スルーへようこそ。私はラジオ・ハバナのサイエンス・エディター、アーニー・コロです。いつも、あなたに魅惑的なこうしたテーマのニュースをお届けできるのが楽しみです。
今日は、家畜飼料の資材として利用可能性がある手に入るありとあらゆる副産物を最も良く活用するため、家畜バイオ飼料センター(CIBA)が取り組んでいる約9の研究プロジェクトについてご紹介しましょう。
家畜バイオ飼料センター(CIBA)は、家禽類やブタ用の高品質な家畜飼料を生産するため、サトウキビ産業からの副産物を活用しています。さらに、レウカエナ(Leucaena)の名で知られる、小さな潅木の葉も利用していますが、それは、七面鳥や豚の餌の15%以内を供給できています。動物性たんぱく質の生産を改善するため、家畜バイオ飼料センターが成し遂げたこれとまた別の興味深い結果に、単一の胃しか持たない家畜に簡単に消化できる青豆の利用があります。青豆は、低コストで簡単に栽培できますし、乾期にオルターナティブな飼料となります。
ですが、シエゴ・デ・アビラ州にベースを置く、この科学研究組織が達成した最も重要で最も顕著な成果は、長期間発酵したストレージ飼料という形で、柑橘類バイオマスを活用していることでしょう。
この柑橘類のバイオ飼料は、酪乳牛への優れた廉価な飼料源となります。乾期の時期には、とても貴重なオルターナティブです。家畜バイオ飼料研究センターのラファエル・ペレス(Rafael Perez Carmenate)センター長は、農学の専門家ですが、センターには46人が働いており、うち12人はすでに修士号を取得していると言います。
センターは2001年計画では、農業省のUBPCと調整し、最近の研究成果の導入を継続する予定です。地元で利用可能な副産物を利用することが、引き続き目標となることでしょう。ペレス研究センター長は、センターの将来見込みをとても楽観しています。
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