徒然絵巻

2004年06月19日

古川  山ツツジとアマゴ  (竹株流トバシ実地テスト)

「にいちゃん なかなか よおとぶびよるみたいやな」

毎日あきもせず、櫛田川の河原で竿を振っていたため、ウナギつりのおじさんとなじみになっていた。
みみずを餌に、投げ竿をならべてウナギをねらう夜釣りの常連さんである。

会社からの帰宅途中 毎日欠かさず竹株流トバシの振込み練習をし、風きり音をさせないで振込みができるようになってきた。

竹株先生が立っていた場所から、まったく同じ位置にけばりを打ち込めるか確認するため、自宅から120キロはなれた古川に行った。

アマゴを掛けるということであれば、ノンドラグ捨て針釣法で不自由はしていない。

しかし、意地である。100人に1人というならば、人の100倍振ればいい・・・・・・

竹株先生が “天から馬鹿 (テンカラ馬鹿)”というならば、俺は “天からアホじゃ”

フロロなら簡単に振れるものを、竹株流のハイループは一筋縄ではいかない。

竹株流トバシは「修練」で飛ばす。というより、「執念」で飛ばす。ここまできたら意地である。

古川に着くと、たまたま 竹株先生の車があった。

友人別宅の蒔きストーブ用に、川に崩れ落ちた 樫の木を切り出しに来ているとのことだった。

先生から頼まれ、山ツツジとアマゴの写真をとった。






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