牛深沖ハタ
(2016.11.18)

 今回は、牛深に停めてある潜り屋君とこの船でロックフィッシュ狙いで出動することとなった。
 本当は、一泊して夜はミズイカ(アオリ)を狙う予定だったが、天気予報が昼から雨とのことで、 午前中中心のロックフィッシュ狙いに切り替えたのだった。
 メンバーは潜り屋君とそのダイビングショップ社員のS君に私の三人で、丁度、 3年前の釣行と同じ顔触れとなり、ポイントも当時アカハタが大漁だったところへ行ってみることになった。
 潜り屋君の話では、3年前の釣行後に、このポイントを叩いたのたが、全く釣れなかったとのことで、若干の不安もあったが、 私的には、3年前のイメージが残っている為、まずはここから攻めてみたかったのである。
 また、今回のタックルは、前回、良型のアカハタに何度も根に潜られ、苦い経験をしたことから、今回は、ぶち抜きロッドを新調し、 リールもシマノ4000番にPE1.5号、リーダー8号フロロとタックルをハード化しており、他の二人も同様のタックルで臨んでいたのだが、 30gのジグヘッドでは、底が取り辛く、根掛かりを連発させてしまい、釣り事態が成立しない状況となってしまった。
 そこで、私は、予備で持参していたPE0.8号の通常タックルに替えてキャストしたところ、即ヒット!!

  

 魚は居るようで、私だけはポンポンとヒットが続くものの、他の二人は、相変わらず底が取れず苦戦を強いられることに・・。
 私に逆恨みしてブヅブツ文句を言いながら釣っていた潜り屋君にも、待望のヒット!!
 その後は、40gのジグヘッド等を使って、何とか底を取りながら釣果を出していった・・

  

 私は、快調にヒットが続いて釣果を伸ばしていったが、やはり、たまにヒットする大型には、根に潜られてのラインブレイクも多発し、 前回からの課題克服が出来ないまま推移していったが、ここでロッドだけぶち抜きロッドへ替えたところ、これだけでも根に潜られる リスクは減った感じがした。

  

 キジハタの口からセミエビが出てきたが、この他、小さなカニを食ってるハタも多く、これらの甲殻類を多く捕食しているのであろうが、 潜り屋君によると、近年、温暖化が原因なのか、アカハタ、キジハタが天草でも多く見られるようになったとのことで、将来、イセエビ等 が激減するのではないかと環境変化を気にしていたが、そうゆう意味では、こうやってハタ類を減らす行為も、環境に配慮した行為と 言えない訳でもないのかも・・。(そんな単純な事では無いだろうけどね・・)

  

 最初、苦労していたS君も、徐々にコツを掴んだのか、ヒットが続くようになっていった・・。
 ベイトが多いポイントへ行くと、この様にオオモンハタのヒットも多くなる。

  

 S君、この後、ジグヘッドを使い切ってしまうアクシデントもあったものの、我々から貰ったりしながら、何とか最後まで 釣りが出来たが、この釣りはジグヘッドのロストが激しいので、かなり多めに準備して行く必要がある。
(今回は、私も大量にロストしてしまい、20個ちかくいったかも・・(汗))

  

 天気予報では12時頃から雨が降るとのことだったが、この日は我々が帰港した午後3時まではもってくれて、 我々が車に荷物を積んで帰ろうとしたタイミングで降ってきたのでラッキーであった。
 で、下のクーラーが今回の私一人分の釣果であるが、他の二人も、後半頑張って釣果を上げていた。

  

 今回のタックルはヘビー過ぎて失敗したが、ロッドはぶち抜きが正解だったことは収穫で、それでもヒット直後、素早く根から 引き離す為には、リールはハイギア仕様が必要と痛感した。
 次は、リールをシマノのC3000HGMタイプにPE1号か1.2号をセットしたものを持参して臨もうと思う。


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