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ごめん愛してる

 ミアナダ サランハンダ 徹底分析

ムヒョクとウンチェの死をもいとわない究極のラブストーリーに涙した人が大勢いました。
ドラマが終わった後も、その余韻がいつまでも続き「ミサ廃人」が続出した
そんな「ごめん、愛してる」のドラマを徹底分析します。

このドラマに関して、いろんな意見があるかと思いますが・・・
感覚的B型管理人の感覚的な分析ですので、そこのところよろしくお願いします。


 ムヒョクの最期
 ムヒョクの最期について
ソ・ジソプはオートバイに乗ってのシーンにしたいとずっと思ってたそうです。
その意見を監督が取り入れてくれたとか・・・

それでは・・・
ムヒョクはいったいオートバイに乗ってどこへ向かっていたんでしょうか?
「韓国ドラマ スターLIVE B」のごめん愛してる完全ガイドではジヨンの待つ空港へ向かっていると
なってましたが・・・確かにそんなふうに思わせてもいますけど
ここはキッパリ違います。←根拠は下の「ムヒョクのお墓」を参照

ムヒョクはユンが集中治療室で早く心臓移植を受けないとあぶない状態になってたということ
もしドイツになんか行ったりしたら、心臓移植なんてできないですよね。
自分がもう間もなく死ぬというのをムヒョク自身が一番よく知っていたということもあり・・・
これはやっぱり死に場所を求めてだと思いますね。
ユンのため、オドゥリーのために心臓移植をと・・・

死に場所を求めてという根拠はムヒョクの「ターバン」にもあります。
オーストラリアにいた頃はいつもターバンをやってましたが
韓国では一度もやってませんでしたね。
それは・・・
頭に銃弾が残っているからですね。
ターバンをやると頭を圧迫し銃弾は食い込んで
確実に死が訪れる・・・というわけです。

最初、ターバンはバイクに乗ると髪が乱れる
そうするとちょっとおでこのあたりが気になるジソプですので・・・←失礼な。。(^_^;)
それでやっているのかと思いましたけど
もちろんそういうのもみんな含めてですよね。

それにしても・・あんなに鼻血流さなくてもいいのに・・・なんて思いましたけど
あれはジソプだから、サマになっていたんですよね。涙が次々あふれてきたシーンでした。
本当にムヒョクらしい最期のシーンだったと思いました。

 ムヒョクのお墓はなぜオーストラリア?
1年後にウンチェがムヒョクとの思い出の地であるオーストラリアを訪ねてます。
お墓に花を添えて・・・
この時、なぜムヒョクのお墓はオーストラリア?
愛する人たちがいる韓国でないの?
と思った人も多いかと思います。

私は挿入歌である「チョウム クデロ」の歌詞にもあるように

お前の全ての記憶を消してくれ
俺と出会う前のあの時に帰ってくれ

ムヒョクは自分を早く忘れて欲しくて
韓国にいたという痕跡全てを消したかったんですね。。。
それで、ジヨンに頼んでお墓はオーストラリアにしたんだと思ってました。

それを裏付けるシーンが
韓国版 ディレークターズカットのDVDにありました。
本編では放送されなかったカットシーンです。

もう時間なのに、なんで来ないの・・・?
ジヨンが空港でムヒョクを待っていた時
ジヨンの携帯が鳴ったんです。
相手はムヒョク
ムヒョクの声は入ってませんでしたが
ここで、自分はドイツへは行けない。自分が死んだらお墓はオーストラリアにしてくれと
頼んだのでは?
生きるということを諦めたムヒョクに対して、呆然としているジヨン・・・

この後、ムヒョクはウンチェに電話
「ミアナダ サランハンダ」
ムヒョクの最期のオートバイのシーンはユンのために死に場所を求めてだったんですね。

そして1年後
ウンチェはジヨンと会ってます。
セリフ等は一切ないけれど、ここでムヒョクのお墓の場所を聞いたのだと思います。
この後、花を持って
ウンチェはムヒョクのお墓まいりをして・・・死を選んだんですね。

なんか本当に奥が深いドラマです。


 
 ウンチェの最期の選択
 
ウンチェの最後の選択に関して、あんな終わり方でなければならなかったのか・・・
と思った人もたくさんいたと思います。
このドラマは「バリでの出来事」のように、最初と最後がオーストラリアでのロケとなってました。
(バリでの出来事はバリでのロケですが・・・)
もうあらかじめ決められていたんですね。
そのため、ドラマの随所にその最後を暗示させるシーン、セリフが盛り込まれています。

第2話
姉が勤めている電器屋で
ウンチェは「ロミオとジュリエット」のセリフを言います。
毒薬 これで永遠の眠りに・・・ひどいお方
私に1滴も残さずに・・・
私を死なせておくれ
愛しいロミオ様のもとへ・・・

実際、ウンチェは薬を飲んでムヒョクの元へ逝っちゃったんですね

第3話
二人でミンジュをとりあうユンとヨウン
そんな二人に対して
私が死んだら追って死ぬって言ったわね。
自分の命よりも愛するって言ったわね
本当にそうかしら・・・そんな愛って本当にあるかしら
・・・とミンジュ 
まさにそういう愛をムヒョクとウンチェは演じたわけでして・・・

第12話
俺もあんたの息子なんだ〜と叫んだ後、ウンチェと会った時のシーンです。
現世では縁がないみたい
私たち来世で逢おうね。。。その時は離さない・・・
ウンチェはムヒョクのいない現世よりも来世を選んだんですね。

そして随所にみられる、一緒に路上で眠るシーン
第1話…オーストラリアでのシーン
第4話…居酒屋で酔っ払って倒れるシーン ←なかなか離れない二人でしたね
第10話…二人で焼酎を飲んで、先にムヒョクがつぶれたシーン

こういうシーンはラストのウンチェの姿を暗示させるものだったような気もしますね。
ラストのお墓に横たわるウンチェの姿・・・その隣にムヒョクの姿が見えた人は多かったかも・・・

 
このドラマ
セリフの中にやたらと「罰せられる」「罰を受ける」という言葉が出てきます。
「因果応酬」がテーマなのかな〜って思ったとこもありますね。

ムヒョクがミンジュに言った言葉
ある人間は愛をガムのようにはき捨て
ある人間はその愛とやらに命をもかける。
罰されたんだよ


ユンがムヒョクに言った言葉
俺の居場所が奪われそうで アニキのことを黙ってた。
もう少し苦しめたかったけど、恐ろしくてできないや・・・
逆に俺が罰せられて先に死にそうだから・・・


ウンチェ父がオドゥリーにうそをついて生まれた子供を捨てたということに対して・・・
すまない
すまない?すまないだと?すまないだと?
一生かけて罪を償うよ どんな罰でも甘んじて受ける
そうだな・・・そうしてくれ 必ず罰を受けろよ

オドゥリーがムヒョクに対して言った言葉
もし許しがたいことがあったとしても・・・
どうか私を許してちょうだい
罰を受けてるみたいなの・・・
犯した罪の罰を、私の重い罪を私の息子が受けてるみたいなの
私のような母親にあったために
私の罪を子供が全部受けてるみたいなの・・


そして・・・
最後のウンチェの遺書ですが・・・
KNTVの字幕では
この世でも痛いほど孤独だった彼を放っておけませんでした。
生涯、最初で最後のわがままを通すつもりです。
許してください。
となってましたが・・・許してくださいの部分は前見たものは「罰を受けます」になってましたね。

ウンチェの父が受けた罰がウンチェの死なんでしょうね。。。
韓国では子供を捨てて養子に出している人が多いと聞きます。
そんな人に対して「子供を捨てたら罰を受けるよ」というメッセージもあるのかもしれないですね。

 
すいません・・・またまた前置きが長くなってしまいました。(^_^;)
ウンチェの最後の選択。。。
ムヒョクの元へ行くという選択でなければならなかったのか?
ムヒョクの分まで自分は生きるにしてもらいたかった。と思う人も多かったと思います。

この1年後という設定がポイントなんですよね。
ユンが心臓移植の手術を受けて、元気になるまで・・・・
それまでには忘れられるはずだったのに、ウンチェのムヒョクに対する思いは
薄れることがなかったんですね。
現世では一緒になれなかったけど、来世では離れない。。。なんだと思います。
悲劇的なラストに思えますが
私には二人の声が聞こえてくるんですよ。。。

トルティガー、なんでこんなところまで来たんだ。
もう離れないから・・・
もし逃げたら地球の果てまで追うって言ったでしょ

ここは地球じゃないだろう。。。おまえはやっぱりトルティガだ

なーんていう会話しているかもしれないですね


 どうでもいいつっこみ
 ムヒョクが死んだ日はお墓を見ると
2004.12.12になってますね。
でも・・・ムヒョクがウンチェから受け取った「愛してる」のメール
この受信日が12/27 11:23
いや〜生き返ったんですか〜?
・・・・ってどうでもいいツッコミでした。<(_ _)>

こういうメール系の受信日、送信日の逆転というのは
結構他のドラマでもありますね。
(ホテリアでもありました。)

みている人はかなり気をつけてみている人もいるので・・・(笑)
   

 



 
 
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