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for Limited Express

EF58-90

EF58-90

昭和30年代、東海道本線電化後の旅客用主力機関車です。 当時の国鉄を代表する特急「つばめ」をはじめ、東京駅始発の列車の先頭に立って活躍しました。このカラーリングは客車もすべて青色に塗装され、従来までの茶色一色から大きく変わった「青大将」と呼ばれた時代のものです。

EF58-89

EF58-89

東海道本線に、新型機関車が投入されてからは、従来から活躍していた東北本線、上越線、電化後の山陽本線、その他の地方路線に活躍の場を広げていきました。東北本線ではブルートレイン後の寝台特急「はくつる」(上野~黒磯)の先頭に立って活躍しました。国鉄特急色のブルーとクリームが標準カラーとなっています。

EF65-507

EF65-507

国鉄時代、最も多く量産された機関車で、特に製造番号が500番台のものは、特急車両を牽引するために作られました。それがEF65-500番台です。主にブルートレインの先頭に立ちましたが、一部は高速コンテナ貨物で西へ北へと高速貨物を牽引していました。東海道本線ブルートレインの主力機関車です。

EF65-1105

EF65-1105

EF65が量産された大きな要因は、1000番台に変更されてからです。0番台~500番台にかけては、用途によりグループ分けされていました。(0番台-基本貨物用、500番台-特急旅客・高速貨物)のように分かれていた機能を統合したものが1000番台となり、重連もできるように正面に扉が付きました。特に1100以降のものは、東海道本線ブルートレイン用としてEF66以外の「瀬戸」「出雲」の先頭に立ちました。
現在も貨物等で見かける機関車です。

EF80-11

EF80-11

常磐線電化後の旅客用主力機関車です。常磐線では首都圏の取手までは直流で、それ以遠は交流電化されたため、双方を通し運転できる機関車が必要となり、製造されたのがEF80です。
首都圏ではめずらしいローズピンクで独特の雰囲気が田端機関区にはありました。夕暮れの上野駅にブルートレイン「ゆうづる」の先頭に立ち、常磐線の電化区間を北へ向かっていました。その後、パワーアップされたEF81に道を譲り、早い時期に引退しました。

EF66-49

EF66-49

東海道本線ブルートレイン時代の最後を飾った最強機関車です。 本来は東海道・山陽本線の高速貨物用に作られましたが、ブルートレインの高速化に伴い、EF65から九州方面のブルートレインの先頭にたつようになりました。EF65の2550kwから3900kwとなり、東京~下関を走り、各地への時間短縮に貢献しました。
しかし、ブルートレイン消滅後は新しいエコ技術の新型機に変わり、0番台の機種はほとんど引退しました。

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