岩国大竹道路特別委員会開催される

10月14日今までの秘密会議がとかれて、特別委員会が開催されました。

協議事項は岩国大竹道路に関連して
大願寺山開発事業・小方小学校の移転についての経過報告と今後の対応について

執行部からの説明

岩国大竹道路の市道(側道)のルートは、国土交通省のはじめの図面に戻して、小方小学校にはかからないようにする。
小方小学校の移転は当分の間実施しない。

方向性を出した理由は
1.大願寺山の住宅地としての需要調査の結果当初の販売件数を達成するのはきわめて難しいと予想される
大竹市内および近隣市町村での住宅需要アンケートの結果および、住宅j販売会社のヒアリングによると、坪20万円程度で販売すると仮定して100件から多くても150件くらいの需要しかないであろう。学校や駅が出来てもせいぜい一割り増しと予想される。しかも宅地としての寿命は5年間程度である。

2.教育環境と危機管理両方の観点から、小学校の大願寺山移転は躊躇せざるおえない
小さな子どもたちの登下校における危機管理の視点から、宅地として空き地がたくさんある場所に学校があるのは不安がある。また、ひと気のない、地域のみなさんのが少ない土地が教育環境として優れているだろうか。

以上の理由で、
小方小学校は当面の間、現在の位置での大規模または中規模の改修を検討する。
大願寺山の開発についても土を出した段階で一区切りして、新たに利用価値を見出すまで凍結したい。
ただし市としては130億円を投資することになるので、早急に新たな方向を模索したい。
今後は小方小学校PTA、地域の自治会のみなさんに市の方針を説明して理解を得たい。

委員会では
小学校の教育環境について、市の考え方は理解できる。
小学校の移転については、子どもたちにより良い教育環境を提供することを一義的に考えるべきである。
移転しないのなら、現在の校舎の補修を早急にやるべき。
道路による移転の代替地をどうするのか、住民の理解を得るのが容易ではない。時間が必要である。

議会としてこれからのとりくみ

執行部とは別に、地域住民やPTAとの意見交換会を持ち、その上で議会としての今後の方向性を決める。

10月31日:
11月6日: