他の医院では６〜７年前に入れた銀の詰め物が、自分の口の中でずっと違和感があり
実は入れたその時からすっぱいような感じがあったのですが、でもこんなものなんだろう
なとあまり気にしていませんでした。でも、やはり時同じくして顔や手にアレルギーの症状
がでており、この時も一因としてあるのではと少し思っていました。

その事を中西先生に相談というか聞いてみました。
中西先生の所は忙しい中でも丁寧に今日おこなった治療の説明をしてくださるし、話や
すく、ちょっと聞いてみようかなと思える”間”いうかチャンスがあるのです。

私の場合、たくさんあった銀の詰め物を１本１本とっていったのですが、毎回、その翌日
の朝、皮膚の状態がよくなっていました。キメがそろっていくというか少しづつツヤがもど
ってくるというか。全部とってしまった時の「口の中の開放感」にびっくりしました。

すごく自由になった感じがしました。
本来そうでないといけないのだろうけど、私の場合、銀の詰め物がかなりのストレスにな
っていたなんて気付きませんでした。

治療して良くなったのは、皮膚の状態と口が大きくそして長い間開いていられるようにな
ったのと、そして首の調子です。
オーリングテストでチェックしながら噛み合わせを丁寧に治して下さったので、今までより
はるかに噛み合わさるようになりました。
そして真上を向くと、みちみち音が鳴るような感じだった首が何もなくなりました。凄いです。

以前と比べてみて、これだけの違いがあるともっと口の中の事に敏感であるべきだったと
思いました。　　　治療してもらって本当に良かったです。

Fさんは、虫歯を主訴に来院されたのですが、治療中、長時間の開口がつらそうだった
ので、顎関節症と考えていましたが、あるとき左下の奥歯にある詰め物を装着してから
違和感が出現したことを訴えられ、金属アレルギーに間違いないと確信しました。
他にも多数の部位に様々な金属による治療痕があり、オーリングテストと呼ばれる検査
法を用いて、除去するべき金属を順番に除去し、レジンという材質で詰め替え、一部は
オーリングテストで良い反応が出た２０Kのゴールドで修復を行いました。
このように、金属アレルギーは、すべての金属にアレルギーが出る訳ではなく、体に合
う金属を使用すれば非常に良好な結果が得られます。
10箇所前後の金属を除去しましたが、長時間の開口は2〜3本除去した時期から楽に
なり始め、治療にも支障が出なくなっています。

このように私は、今までの経験から考え、一般で言われる顎関節症の一部は体に合わ
ない金属が原因しているケースも少なくないと考えています。
また、噛み合わせの調整により首を曲げにくいと訴えられていた症状も改善したとのこ
とで、思っていた以上の結果を得ることができ、私たちも大変喜んでいます。

　　　オーリングテスト協会　　http://bdort.net/fr/index.htm