BPM活用法(1)〜新しい選曲方法を手に入れる

 

1.はじめに

BPMデータベースが役に立つかどうかはその人の音楽の聴き方が大きく影響してきます。

音楽の聴きかた BPMデータベースとの相性
好きなアーティストを集中して聞く ×
いろいろなアーティストの好きな曲を集めて聴く
自分が好んで聴くテンポがある
今までとは違った選曲をしたい

相性の良いかたは次へ進んでください。

 

2.自分の好きなテンポを知ろう

まずは自分の好きな曲を集めてきましょう。そしてそのBPMを調べます。

データベースにお目当ての曲が無い場合には手動計測をお願いいたします。

BPMが±15くらいの範囲に集中していたらそれがあなたの好きなテンポです。

好きな曲の集め方としては、「ドライブに行くとき」や「部屋でゆったりしたいとき」といったシチュエーションを想像しながら集めたほうがBPMがまとまりやすいです。

あまりにもばらばらだったら・・・あなたはテンポ以外の要素で曲を選んでいるのでそれほどBPMに固執する必要はありません。

 

<BPM計測ツール>

HS Tempo 2nd

手動でBPMを計測するツール。計測の安定度を示すゲージが便利。慣れたら10秒/曲くらいで計測可能。

MixMeister BPM Analyzer

BPM自動計測ツール。自動で測定してくれるが、BPMをmp3ファイルに書き込む際にiTunesの管理情報を消してしまうので注意。

60〜70%の割合で正解を出してくるのでそれなりに使える。しかし、30%の間違いはけっこう気になる。

 

3.iTunesで入力

重ね重ね申し訳ありませんが、手入力です。

bpmが入力できるmp3プレイヤーであれば何でもかまいませんが、プレイリスト編集機能が充実したiTunesをここでは紹介しておきます。

iTunesのフリーダウンロードサービスはこちら

データベースと連動したBPM自動入力システムを作ってくれるかた募集(無報酬ですが)。

 

4.プレイリスト作成

全て入力したご褒美はテンポに応じて自在にプレイリストを編集する権利です。

「今日のドライブはBPM120〜160の曲を選んでのりのりで行こう!」

「なんだか癒されたいのでBPM50〜70の曲をしばらく流そう」

「彼氏(彼女)といいムードになりたいからBPM110以上の曲は流さない」

こんな選曲が思いのままです。

 

5.おわりに

まだまだ不便な点は多いですが、特定の音楽リスナーにとってBPMは非常に魅力的なパラメータです。

興味をもたれた方は一念発起して入力してみることをお勧めします。

好きな曲を集めただけのプレイリストや全曲ランダム再生に飽きた方、新しい世界へ首を突っ込んでみませんか。

さらなる活用法に興味をもたれたらこちらへ。

BPM活用法(2)〜ハズレCDを減らす