BPM活用法(3)〜BPCの解説

 

1.はじめに

ここからは挑戦的活用法です。

BPCという評価方法の開発と、数あるアルバムのBPMを実測した経験に基づいていますが、

まずはBPCについて説明します。

 

2.Beat Power Curve(BPC)の解説

アルバムのテンポのばらつきを視覚的に表現したもの、これがBeat Power Curve(BPC)です。

直訳すると「ビート強度曲線」ですけど、BPMとの語呂合わせを優先した英訳です。

グラフを見てもらうのがてっとり早いですね。

横軸がBPM、縦軸はそのBPMが含まれる割合です。

上のアルバムはKOKIA「Songbird」ですが、BPM=60とBPM=80の曲が半分ずつくらいあることがわかります。

 

もうひとつの例。

宇多田ヒカル「Single Collection Vol.1」ですが、KOKIAよりも少し複雑ですね。

BPM=45、95、105、120の曲がありますが、BPM=95、105が中心です。

 

BPC、なんとなくでも理解していただけましたか?

次はBPCを活用してアルバムのクオリティを予測します。

 

BPM活用法(4)〜アルバムのクオリティを予測する