くにこの日記


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2010年4月17日(土)
雪が降りました

4月17日
もう4月も17日だというのに雪が降り、寒い日になっています。
全国的に寒いらしく、東京でも雪になっていて、
17センチも降り積もった関東地方などの報道がありました。

今日17日は私の故郷の日光では弥生祭という御祭りの日です。
市内に山車が出て二荒山神社までお囃子しながら行くのですが、
途中には東照宮に上がる大変急な長坂(ながさか)があるので
この雪で難儀することだと、遠い魚沼から1人で気を揉んでいます(笑)

何にせよ、この異常気象にも驚きですが
中国ではまたマグ二チュード7.1の大きな地震があり、
790人もの死者と大勢の行方不明者や負傷者が出ています。
これも地球温暖化がもたらす地殻内の膨張で、
プレートがずれてきているのだと思っています。

早く対策を打たないととんでもないことが起こります。
私たち一人ひとりが自覚して、
今の便利快適の生活を一つずつ
減らしてゆくことが大事なのではないでしょうか。

2010年4月16日(金)
楽しいところ、ディズニーランド

4月16日
この不況下でも不況知らずのところがあります。
みんなが行ってみたい所、それはディズニーランドです。
とってもリピーターが多いそうなのですが、
その訳はこんなところにあるのかも?


ディズニーランドにはマニュアル(ルール)が無いのです!
http://diamond.jp/articles/-/7853

ディズニーランドが現場スタッフに示しているのは”SCSE”という
価値基準であり、そのままの優先順位で業務を考えることが要求されています。

”SCSE”
S : Safty = 安全でなければ誰も夢など見ない
C : Courtesy = 不愉快な印象をゲストに与えてはいけない
S : Show = 従業員は皆大切なキャスト。
           精一杯、最高の演技をして最高のショウを提供しよう。
E : Efficiency = 効率的に考えるのは第4番目

この優先順位に基づいて、現場のスタッフは自分たちで
考えて行動を決めていきます。

そして、Show/・・とあるように従業員自らが演技をする人なのです。
だからどこへ行っても笑顔、笑心、笑声なのです。
お客様に楽しんでいただく心が揃っているのです。

私も、いつも笑顔、笑心、笑声でいたいと思うのです。

2010年4月13日(火)
カンボジアの子どもたち

4月13日
映画「闇の子どもたち」を見て実際にカンボジアへ行った人から
カンボジアの取材報告がありました。

少女や児童の人身売買、性的搾取など目を覆うような惨状を知りました。
貧しい農民が農地を奪われています。
その土地は、輸出産業のための大農園や大工場になっています。
農地を奪われた農民は、牛を売り、財産を手放し、子どもを売るしかないのです。

その大農園はコーヒーやタバコ、チョコレート、バナナ、
海老などなどの輸出品になります。
私たち豊かな国の人間がこれらの品を買うことは、
何を意味するのでしょうか?

私たちの豊かな生活が、
貧困国の人身売買、少女売春へとつながっています。

買い物は生活への投票です。
私たちの買い物がどんな意味を持つのか、
じっくり考える時がきています。

2010年4月10日(土)
健康の基本


基本は、「自然なものを食べ、自然界に無いものを食べない」
ようにすることです。 

できるだけ食べないようにする食べ物は次のものです。 
農薬がたっぷりかかった輸入野菜。 
農薬がたっぷりかかった飼料で育てられた家畜の肉、卵、牛乳。 
食品添加物の入った加工食品。 
精製した砂糖、塩、精米した米(白米) 

できるだけ食べるようにしたいものは次のものです。 
無農薬で育てられた米(玄米)野菜。 
きれいな海で採れた魚介類、海藻 
醗酵食品(納豆、漬物) 
農薬、化学物質を含まない原料で 
昔ながらの製法で作られたみそ、醤油、塩 

自分の健康は自分で守ることはまず、食事が基本です。 
食べるようにしたい食べ物を買う時は少々高くとも、
病気になって支払う医療費、薬代よりはずっと安いのです。 


2010年4月8日(木)
自然との共生

4月8日

日本では、CO2の排出は1950年から急速に増加しています。 
それまでは自動車の数はごくわずか、
電化製品も電球とラジオぐらいしかありませんでした。 

食べ物もこの頃から急激に変化し始めました。 
それまでは、主食のごはんを中心に
地元で採れる野菜と魚介類しか口にできませんでした。 

輸入品のバナナは超高級フルーツの代表でした。 
肉もめったに食べられませんでした。 

まだ世の中は自然がいっぱいで、
昆虫など生き物と共生していました。 

病原菌を媒介する、ハエ、蚊、ゴキブリ、ねずみもいました。 
生野菜には寄生虫のたまごが着いていて、
寄生虫のいる人も少なくありませんでした。 

このように自然がいっぱいのときは、衛生面で問題がありました。 
人間は、自然の中では自然の脅威と戦わざるを得なかったのです。 

現代は、このような自然の脅威が極めて少なくなりました。 
生活は便利になり、日本国内はもとより、
世界中の食べ物が安く手に入るようになりました。 

自然の脅威が少なくなったのは、
自然そのものを破壊し続け不自然なものに変えていったからです。 
野鳥や昆虫が生きていけない世界を作り出したからです。 

その結果、赤痢や日本脳炎で命を落とす人は、
ほとんどいなくなりました。 
代わりに
不自然な世界からの脅威を受けるようになったのです。 

不自然な世界は、
農薬と化学肥料で栄養価の著しく劣った野菜を普及させました。 
長期間にわたって腐敗しないようにと
防腐剤の入った食品を普及させました。 

アトピーや花粉症などのアレルギー体質の人を激増させました。 
ストレスを増やし、精神病やうつ病の患者さんを増加させました。 
不自然な環境は免疫力を減退させ、ガン細胞を増加させました。 

このような不自然な世界の中にいるとストレスばかりが溜まり、
癒されることがありません。 
いじめ、ひきこもり、自殺が増えたのも
不自然な世界から逃避したい現れではないでしょうか。 

人は自然の中でしか癒されません。 
人間の本来持っている「自然治癒力」は、
自然な環境の中では発揮できますが、
不自然な環境の中では発揮できないのです。 

2010年4月5日(月)
一期一会

4月5日
今日は東京へ仕入れに出かけました。

大好きな人(登阪謙吉さん)が亡くなったので野辺の送りに行きたかったのですが、
今日が仕入れになったので一昨日伺って来ました。
この亡くなった人と、そのうちに会う約束をしていました。
会えずじまいでした。

幾つになっても情熱的な人で、
人を引き寄せてやまない人でした。
素晴らしい人にお別れです。

人は何時どうなるか分からないので、
今出来ることはすぐにするべきだと思いました。
人は一期一会、
人に起こることは自分にも起こるのです。
私だって明日はどうなるか分からないのですから・・・



2010年4月3日(土)
農作業デビューして初めて解ること

4月3日
いつまでも寒い日が続いています。
今年は雪が多いのでなかなか消えない上にこの寒さです。

2月の頃は楽観していた感がありますが、
ここまで来ると心配です。

私も昨年から畑デビューをしました。
それまで花を植えたりすることはあっても、
一度も収穫の体験はなく、毎日を忙しく走るように過ごしてきました。
でも、
以前から皆さんの農業に関する話をお聞きし、
退職したら挑戦してみようと思っていましたので
年取って畑のできなくなった人からお借りしました。

およそ半反歩ぐらいです。
畑の草取りは大変だろうと想像していました。
ところがそれが楽しくて仕方がないのです。
これはどうしたことでしょう?
時間が許すまで草取りしても嫌になりません。
とった草は畝の草マルチにしたり、取ったところに積んで置いたりしました。

そして、
しばらくたったある日 気がつくと、
積んだ草の下はふかふかの土になっているのです。
どうしてでしょうか?

よく見ると、
積んだ草の中には小さい虫たちが沢山いるのです。
もしかしたら
目に見えないもっと小さな虫たち(菌類?)もいたのかもしれません。

土の深いところまで菌が耕してくれるということは知っていました。
でも草がこんなふうに役に立つなんて・・・
世の中は全て必然!
必要でないものはない!

私にとっては貴重な体験でした。
今、畑はまだ深い雪の下、
特に道路の雪をうず高く積み上げてあります。

今年は春の到来を一層待ち遠しく思っています。