くにこの日記


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2006年4月27日(木)
区長さんと懇談会

4月27日
 今日夕方、広神地域の区長さんがたと懇談会を持ちました。
33集落ほとんどの区長さん方の出席で、ありがたかったです。
新風クラブは4人の議員がいます。(桜井議員、山之内議員、森島議員、星野)
今日は3人の出席でした。急に産建委員会が入り、山之内議員はそちらに出たためです。

4時から5時までの短い時間でしたので、3人の報告と、質問をお受けするのが精一杯でした。
3ヶ月か4ヶ月に一度、開く予定ですのでほかに質疑のある方は直接お聞きする方法をとりました。
  ・小出病院と基幹病院の話
  ・越後ゴルフクラブ民事再生の件
  ・除雪の件
  ・新農政の件
  ・魚沼市18年度予算の件
  ・有機センター建設の件
これらについて報告し、質問をお受けしました。
質問は
  ・今年消雪パイプが出なくなって除雪機が入ったが、毎年これではかなわない。
   井戸がどうなのか調査してもらいたいが・・
   答:(建設課に直接申し出てくださいという話です。)
  ・有機センター建設は広神地域なのか
   答:(まだ白紙の状況です。5月中旬に検討会議で決めたい意向です。)
  ・携帯電話の入らない地域に力を注いでほしい
   答:(今回の予算審議にも話を出したが当局と意見がかみ合わなかった)
     (これからも言い続けていく)
  ・有機センターが出来れば中島のエコプラントの節約も出来るのか
   答:(出来るし、これからは循環型社会を目指すために必要なものです)
     (また有機農産物も皆さんを健康にするし、地域のイメージアップになる)
  ・美雪園の隣に出来る生活支援ハウスはいつ頃はいれるか
   答:(19年の春ごろと思う)
区長の皆さん、貴重な時間をありがとうございました。


話は変わりますが、先々週私はコーチングというコミュニケーションの基本を学んできました。
驚きの連続、目から鱗の連続でした。
またそのコーチングが福島であります。行ってみませんか。
とても素晴らしいものでした。5月13・14日ですが行ってみたい方はこのアドレスをのぞいてみてください。
http://www.geocities.jp/yaichan1103/page002.html

2006年4月23日(日)
自然界に学ぶ

4月23日
 ワークショップのことをもう一日書きます。
 『本当に必要な知恵は自分の中にある』というのが先生のお話の中に出てきました。
 あのスマトラ島沖の大津波で、ほとんどの象は事前に異変を察知して逃げたそうです。
 鎖につながれていた象は、鎖を引きちぎって、檻に入れられていた象は檻を壊して逃げたそうです。なぜでしょう。
 事前に察知したとしか考えられません。本当の知恵とはそういうものです。
 生きるための必要な知恵はすべてDNA(遺伝子情報)の中に入っているのです。

 例えば育児や出産に先進国の人はとても不安に思っています。
 でも自然界ではそんな動物はいません。ライオンや熊が『育児はいやだ』と思いますか?
 アマゾンの先住民が悩みますか?ノイローゼになるでしょうか?
 書物などで得た知識が増えれば増えるほど、不安になります。書物は書く人によってそれぞれ違うことがかいてあるからです。
 なぜなら、同じことでは買ってもらえないから・・です。
 教授も学者も論文を書かなければならない。新たな学説を発表しなければならないのです。論文や学説はこれまでと違うものでないと認められません。
 日本人の1%を占める人がそういう立場の人です。たくさんの新説が生まれみんな本になっていると考えれば百万の新説の一つを読んで、一生懸命『違う!』とか『あなたは間違っている!』とか一喜一憂することはナンセンスだとわかるでしょう。といわれました。
 
 必要なことはすべて自分の中に、自然の中にあるということを学んできました。
 だから、私は『人の命は地球より重い』という説に疑問を感じました。

2006年4月19日(水)
コーチングと言うワークショップに参加して

4月19日
 大分長く日記を書きませんでしたので、ご心配おかけしました。
 15,16,17日東京に行ってました。18日は女性議員の会で新潟に参加していました。
 15,16日はワークショップで自分を見つめる経験をしてきました。
 コーチングというワークショップに参加したのです。
 私自身はティーチングとコーチングの違いぐらいに考え気楽に参加したのでしたが何が何が・・・とんでもない勘違いでした。
 自分見つめの旅になりました。良い意味で私ももっと変われると思いながら帰ってきました。
 まず、良く聞く、よく見る、わかる、変わる、なんでも総ての原因は自分にある。ということです。

 それで自分のことを書きますが、昔、私が議員になりたてのころ、いきなり急に議員になったので私も家族もてんやわんやだった時があります。
 長年家にばかりいた私が、急に外に出てばかりの生活になったのですから家族も大変でした。
 しわ寄せが家族に行くのですから・・・怒るのも当たり前でした。
 でも私は(私が家族を送り出すときはいつも気持ちよく出していたのに、どうして私が出る時はみんなが不機嫌になるの?)と思っていました。
 めったに愚痴をこぼさない私が、ある日知人にそのことを言いますと「お母さんは家族の太陽だから・・」と言われました。
 その時、はっと思いました。なんて幸せな言葉でしょう。
 私も急に出るようになったので心苦しく、いつも出る直前になって予定を言うので家族の怒りを買っていたのですね。
 それからは心がけて早くからスケジュールを話し家族に了解を得るようにしました。
 すると家族も解ってくれて今度は私の予定を最優先してくれるようになったのです。
 なんと有難いことでしょう。私は今とても自分を幸せに思っています。そして私の家族も・・・
 
 なんでも総ての原因は自分にある。と先生に言われてこのことを思い出しました。
 本当にそのとうりだと思いました。
 今もまだ自分みつめをしています。

2006年4月11日(火)

4月11日
 昨日の続きの『越後ゴルフクラブについて』を書きます。
再質問:以前の全員協議会での説明で不思議に思ったことが2つあります。
 私が初めて議員になったころ、越後ゴルフクラブの売り上げ5〜6億円の時ですら毎年1億8000万円〜1億9000万円の赤字だったことを記憶しています。
 それなのに地震や豪雪など大打撃にもかかわらず「売り上げ3億円でも黒字であります。」という説明に、納得がいかなかったのです。
 二つ目として預託金が平成17年には71億5000万円と説明していました。私の記憶ですとオープン時85億7900万円預託金がありましたが市長の説明では71億5000万円に減少しております。
 直近の決算資料を見ましても80億4000万円あります。最初からの金額で計算すると14億2000万円減少ということになります。
 和解をした10人に返したとしても14億円もかかるわけもないので不思議に思いました。それについて本当に和解勧告のあった人たちにお返しになったのかどうかをお聞きします。
 私たちも魚沼市に、この雄大な広さと景観のよさを誇るゴルフ場に残ってもらいたいと思うので辛口な物言いをするのです。市民の力を借りなければ再生は出来ません。
 そうするには預託金者や市民に十分な説明なくしての再生は困難だと思っていますので答弁をお願いします。
≪市長≫:経常収支では大変な赤字だが単年度収支でだけ見ると、大震災や2年続きの豪雪の絡みの中で残念ながらあまり経営的には良くなかったが、それまではまあまあそれなりの黒字だという報告を受けている。
 71億5000万円の金額については私のほうでは今数字は抑えていません。
 また会社のほうでは弁護士に事務関係は一任しているようなので説明会で出せるような資料が公開できるのがあればお知らせをしたいという気持ちですので会社に伝えます。

再々質問:会員数オープン時1793人でした。先ほどの答弁ですと1552名(1522名と答弁)ということですので二百何十人かが減っています。どうしてこんなに減ったのかご存知でしたら教えてください。
≪市長≫:メンバーの移動があったと思いますがどういう形で会員数が落ちてきたのか承知しておりません。

2006年4月10日(月)
私の一般質問への市長答弁

4月10日
 今回の私の一般質問に『越後ゴルフクラブについて』がありました。
 まだ本格的な議事録は出来ないので詳しくは書けませんが書きとめた分についてお知らせします。
 
奥只見道光高原リゾート株式会社は各町村の行政指導で進められた事業だが
@道義的責任はどう考えておられるか
A地権者の救済をどう考えるか
B地域の雇用確保はどうされるか
C会社の経営ではあるが経営陣の刷新についてはどうなさるのか
D今後、地権者、会員、市民にどのような再生計画の説明をするのか
E会員数は何人で、そのうち何人の再生再建の届けがあったのか
F魚沼市の全体での出資額とその明細はいくらか
G既に一部償還をした事実があるのかどうか、もしあるとすればどんな内容か。
大変答弁しにくい部分もあると思いますがお伺いします。

≪市長答弁≫
@民事再生の大きな理由に・平成の大不況、・会員の預託金償還を強行に促す会員からの提訴による裁判の判決、・中越大震災、2年続きの豪雪というものが上げられます。
 経済効果、雇用の創出等地域経済振興に貢献し、期待されているゴルフ場の再生手続きを全面的に支援することにより道義的責任は果たしていかなければならないと考えています。
Aゴルフ場が存続することで問題は解決する。
B同上
C経営陣の刷新により事態が解決する性質のものではないとおもわれ、むしろ現経営陣の元で全会員の協力により可能と考える。しかしそれなりの目を注ぐ。
D現在再生計画を立案中で、立案後に適宜説明会が開催される予定と聞いている。四ヵ区の地権者には既に説明会を開催したと報告を受けている。
一般の市民には説明の予定は今のところ聞いていない。
E平成18年2月28日で会員数1522名、届出数1245名(多少増える見込み)
F2000株のうち300株が持ち分(15%)
G訴訟件数18件のうち10件は裁判所の和解勧告に基づき額面の15%〜30%で和解をした。

 私の質問に対する答弁でした。
 あまり満足の行く答弁でなかったので再質問、再々質問までしましたがその続きはまた明日します。

2006年4月7日(金)
新しいスタイルの入学式?

4月7日
 昨日県下ではいっせいに入学式が行われたものと思います。
 午前中は広神東小学校、午後から広神中学校に参列しました。
 その時覚えた違和感は、そのどちらにも教育委員の出席がなかったことです。
 告示は手紙でしたので教頭先生が読み上げました。
 小学校は数が多いから教育委員の数では間に合わないことは解りますのでそれで手紙なのかと思いましたら中学校も手紙でした。
 さらに行政からも誰もお祝いにはきませんでした。
 ???どうしたのでしょうね?不思議に思う一日でした。

2006年4月5日(水)
小出病院

4月5日
 先日の小出病院対策特別委員会での結論を書いてみます。
 この委員会で何度か協議を重ね、最初は要望書と意見書の2通出すことになっていました。
 2月22日に実際に委員長の作ったその2通はあまりにも内容の似通ったものでしたので、この2通を出す意味があるのかどうか討議されました。
 3月17日に新たに作り直されて出てきた意見書はあまりにも内容が柔らかくとても意見書のようではなかったのでこれでは出さないほうが良いとなりました。
 その際取り敢えず出来ている要望書のみ県に市長と議長が一緒に行ってくるということになりました。出す要望書の中身を以下に記します。
(要望書)
 魚沼基幹病院(仮称)構想の早期確立と小出病院の存続、医療と施設の充実を求める要望書

 日頃より格別なご高配、ご理解を頂き、敬意と感謝を申し上げます。
魚沼基幹病院構想につきましては、県ご当局と魚沼地域基幹病院建設推進協議会において設置、運営形態、場所、病床数、医師確保、周辺病院の機能などについて鋭意検討がなされていると理解しております。
 魚沼市は、地域医療ネットワークづくりの施策を検討中でありますが、医療圏域全体での対応でもあり、住民の医療に対する不安と心配は計り知れません。
基幹病院は質の高い高度医療の提供と共に地域全体での機能分担と連携、医師確保が絶対条件であり、又地域医療の中心でなければなりません。
 一段の県のリーダーシップを期待するところであります。
 小出病院は新潟県に移管後56年を経て、年間の利用者は入院11万人、外来21万人、救急患者は約1万人であり、人工透析、脳血管センターとして魚沼地域にはなくてはならない中心的医療機関であります。
 また1日約1500人の利用者による地域商店街への波及効果もきわめて大きいものであります。
 東病棟、診療棟、管理棟は築後36年を経過し老朽化が著しいものであります。
 当地域は高齢化、過疎化が一段と進行し、厳しい自然環境でもあり、小出病院は地域住民の医療と健康、福祉の心の支えとしての中核的医療機関であります。
 魚沼基幹病院の早期建設と、小出病院の地域医療病院としての役割を地元と話し合い、促進願いたく次のとおり要望いたします。
 
            記

 1.魚沼基幹病院構想を早期に確立するため、関係自治体との協議を蜜に行っていただきたい。
 2.小出病院の今後のあり方については、運営形態も含めて協議し存続いただきたい。また二次救急告示病院を継続していただきたい。
 3.医師確保に万全を期していただきたい。

県知事 泉田裕彦様
                           魚沼市議会 岡部忠義

2006年4月3日(月)
魚沼市の予算のなかで

4月3日
 春は名のみの・・とはよく言ったものだと毎年思いますが春分と秋分では大分気温の違いを感じます。
 副市長の葬儀のときはまるでお別れを悲しむかのように雪も一段と激しく降りました。
 もったいない人を失ったと非常に残念に思っています。人の話を良く聞いてくれる人でした。
 ご冥福をお祈りいたします。

 魚沼市の予算の中で特に目立つのが、
 ・5億75万円の有機センター整備事業(土地購入費3億円、工事請負1億4200万円、測量調査設計5160万円)18・19年度2ヵ年計画総額13億円
 ・4億6870万円の公営住宅建設(堀之内地区)20戸
 ・3億円の新庁舎建設基金(新しく作るにしても、既存の庁舎に建てますにしても基金の分しか国から補助金がこない)
 ・2億9600万円の高齢者生活支援ハウス(広神地区)10戸<内単身8、夫婦2>
 ・1億2860万円の小出郷文化会館大ホール補修事業
 ・9946万円の子供の医療費助成(乳児、幼児、児童)←児童が新しく加わったもの
 ・2億6000万円の温泉施設への維持管理費補助(守門青雲館、すわ温泉、ひめさゆり荘、浅草山荘)