くにこの日記


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2006年9月30日(土)
ほしのくにこの一般質問

9月30日
昨日の一般質問では星野邦子は午前の2番目でした。昨日もありましたので9番/15人中
内容をざっと書きます。

@国民健康保険の事業内容について
 
高齢化率の進む魚沼市では国保の果たす役割は重要と認識している。
一般会計から2億5122万円が事業勘定として繰り出されているがその先に目を転じてみると国民健康保険特別会計約35億円、老人保険会計約44億円、介護保険会計、約31億円となっており、計約111億円の巨額会計は財政圧迫の原因の一つでもある。

今年は財政再建と位置づけた年だが高額負担の解消策は何かお尋ねする。

住民の健康意識が高くなれば健康で働ける年齢があがり心身ともに健康になる。
夢や希望に満ちた魚沼市の実現に近づく。
その結果として医療費削減となる。
予防に力を入れるために若い作業療法士や保健師、食事指導員などの雇用促進にもなる。

魚沼市では検診率も高く県平均30.4%に比べ59.7%と約2倍の検診率であるし、一人当たりの老人医療費も安い。
国保以外の保健師の手の届かないところが高い。
ではどうしたら若い人から関心を持ってもらえるか考えると
『子供の時からの健康に気を配る事が大事』と思うがそちらへの啓蒙に努めてはどうか。

Aジェネリック(後発)医薬品の普及に努めよ

医薬制度改変により、患者側からも同じ性能の医薬品で後発の医薬品を選べる時代がやってきた。
効能に全く問題がなく、厚労省からも正式に許可された後発医薬品は新薬の開発にかかった莫大な開発費用がかからないため、半額以下となっている。

しかし市民からは選びたくとも情報がないため選べない現況である。
医師会の皆さんに理解を願うなどして市民への情報提供に努めてもらいたいと思うが市長のお考えは?

さらに、これをチャンスと捉え「薬の貰い方」の啓蒙に努めてはどうか?
例えば、年配の方の中にはもう症状が改善して不必要になった薬でも定期的に貰う薬と一緒に貰い続けているということもあり、それらの啓蒙が出来ればわずかづつでも医療費削減に繋がっていくのでは?

2006年9月25日(月)
村上先生の講演

9月25日
今夜は広神コミニュティセンターで地域医療懇談会が午後7:00からあり講演も聞いてきました。
とっても印象深かったのでお知らせします。
<医療費半減を実現した村上智彦医師を迎えて>
『住民と育てた楽しく豊かな地域医療』
北海道の棚瀬町、高齢化率30%(今から8年前)全国一医療費の高いところだったのを、予防医療で医療費半減を実現し先般NHKで報道され全国から大反響を呼んだ医師の講演でした。

今は湯沢町におられて地域医療に尽くされています。

全国で一番老人医療費が高い町を、老人が楽しく生きられるよう予防に力を入れて医療費半減に成功したという村上医師ですが、では何をしてきたのかと言うと長野や新潟の地域医療を見習っただけだと言うのです。

村上先生は「長野や新潟での病気が少なく健康寿命が長いのはなぜか?」を考えると地域医療である、予防に力を入れていることだと気づきそこに力を入れたと言うのです。

・長野が健康寿命の長いのは検診を早くから取り入れたから・・
・東京には先進技術が発達しているのになぜ寿命が長くないのかを考えると健康に気を使っている人が少ないから。
・検診を受けたから健康になるのではなく健康に気を使うようになるから・・
・通常医者は病気を治すのはプロだが人を健康にするわけではない。
・健康は自ら作るもの、生きがいがあり積極的に生きる姿勢になれば健康になる。
・住民の健康意識が高くなれば医療費も減るし労働もいつまでも現役でいられる。
・予防に力を入れるために若いスタッフも雇えば雇用促進にもなり老若に喜ばれる。
・肺炎球菌の予防にワクチンも5000円の実費のうち2000円公費負担で6割接種(出前接種で夜も行った)に漕ぎ付け肺炎が43%減った。『肺炎になると人の入院で50万円かかる』
・ピロリ菌の検査もして胃がんのリスクを減らした。(一件700円ぐらいで出来る検査)これは学校検診もして授業の一環とした野で子供たちも健康への意識が高まった。
・在宅で見ている人たちが出かける時は最優先で病人を預かった。なぜなら医療費の低減に大変協力している人たちだったから・・

という諸々の努力をして医療費半減につながったと言う村上先生の講演でした。


2006年9月22日(金)
本会議2日目

9月22日
昨日の続きで
越後ゴルフ倶楽部の報告
再建計画は債権者1262人中1101人の出席(委任状を含む)で賛成1011人で可決されたとのことです。
10月4日に再建計画が決定される。退会希望者は12月8日までに申し込むと額面の2%を(上限5000万円まで)12月29日に返済する。
承認した人たちは額面の95%免除、5%は10年後に償還する。
10月上旬会員に文書で通知するとのことでした。

今日の本会議の主なものは
平成18年度補正予算と条例の制定など19件でした。

今日の本会議で補正予算の中の一部が、条例制定を先にしないと困るのに先に補正予算をしてしまい戸惑う部分がありました。
休憩時間に、議運の中で気をつけるよう先輩議員から注意されました。
なるほど・・とは思いましたが議運では「内容については審議しない」が原則ですので内容は知らされません。
そこでどうやって内容を推し量って議事日程の順序などに采配を振るうのかしら?と疑問に思いました。
議運の委員長は色々思い巡らさなければ務まらない職だと改めて感じています。

2006年9月21日(木)
定例会初日

9月21日
平成18年9月定例会決算議会が今日から始まりました。
市長の報告事項
・「魚沼地域医療の素案」を先日15日に県の健康福祉部に提出した
・有機センターの現況
・越後ゴルフの再生計画

医療素案については「これからもまだ県に要望は出せるのか」という私の質問に「これでもう県に要望を出す機会がなくなったわけではない、寧ろ色々なことはこれからやり取りがあると思っている」と先日の小出病院対策委員会の中で答えています。

有機センターについては関係者と新発田方面や新潟市のほうへ視察に行き、臭いの面ではあまり強い臭いは無いことを理解してもらえた。
しかし、建設反対の署名数1142名あり、土地の買い入れはまだ行ってはいない。反対する七日市集落に出向き説明をした。と報告がありました。

その後の産業建設委員長の報告で有機センターの必要性もわかるが採算の取れる施設なのかどうかの試算も無いので早く試算して欲しいという意見と、もし赤字必死なら次の世代に重荷になるので建設には同意できない。との意見もあるし、この施設は必要だ。
という意見と分かれていると報告がありました。

私はただの施設ではなく「有機センター」というところに鍵があると思っています。
これからは自分で出したものは自分で始末する時代です。
地球環境の保全のためにもなるべくごみを出さない、そして燃やさないと言う覚悟が必要です。
それには、堆肥や、食品残渣、枯れ木や選定した枝など、土に帰るものは総て還元して欲しいと思います。
家庭から出る生ごみの分別をよくして、畑に戻すと化学肥料の及ばない素晴らしい野菜が取れます。
安全で安心な農産物の出荷は魚沼のブランド化を促進します。
これは農家にもよいイメージとなるし、観光地や商業にもイメージアップとなると思いますが農協が大きく協力しないと出来ない相談です。
さらに農業集落排水から出る汚泥も有機センターに持ち込めば農産物の出来は素晴らしくよくなるというデータが出ていますので、焼却している費用も減るし一石二鳥ならず一石三鳥にも四鳥にもなる宝だと思います。
これには大勢の努力が必要ですし覚悟もいります。
役場もこのことを考えながら一生懸命で試算して欲しいです。

2006年9月21日(木)
定例会初日

9月21日
平成18年9月定例会決算議会が今日から始まりました。
市長の報告事項
・「魚沼地域医療の素案」を先日15日に県の健康福祉部に提出した
・有機センターの現況
・越後ゴルフの再生計画

医療素案については「これでもう県に要望を出す機会がなくなったわけではない、寧ろ色々なことはこれからやり取りがあると思っている」と先日の小出病院対策委員会の中で、私に答えています。

有機センターでは関係者と新発田方面や新潟市のほうへ視察に行き臭いの面ではあまり強い臭いは無いことを理解してもらえた。
しかし、建設反対の署名数1142名あり、土地の買い入れはまだ行ってはいない。反対する七日市集落に出向き説明をした。と報告がありました。

その後の産業建設委員長の報告で有機センターの必要性もわかるが採算の取れる施設なのかどうかの試算も無いので早く試算して欲しいという意見と、もし赤字必死なら次の世代に重荷になるので建設には同意できない。との意見もあるし、この施設は必要だ。
という意見と分かれていると報告がありました。

私はただの施設ではなく「有機センター」というところに鍵があると思っています。
これからは自分で出したものは自分で始末する時代です。
地球環境の保全のためにもなるべくごみを出さない、そして燃やさないと言う覚悟が必要です。
それには、堆肥や、食品残渣、枯れ木や選定した枝など、土に帰るものは総て還元して欲しいと思います。
家庭から出る生ごみの分別をよくして、畑に戻すと化学肥料の及ばない素晴らしい野菜が取れます。
安全で安心な農産物の出荷は魚沼のブランド化を促進します。
これは農家にもよいイメージとなるし、観光地や商業にもイメージアップとなると思いますが農協が大きく協力しないと出来ない相談です。
さらに農業集落排水から出る汚泥も有機センターに持ち込めば農産物の出来は素晴らしくよくなるというデータが出ていますので、焼却している費用も減るし一石二鳥ならず一石三鳥にも四鳥にもなる宝だと思います。
これには大勢の努力が必要ですし覚悟もいります。
役場もこのことを考えながら一生懸命で試算して欲しいです。

2006年9月18日(月)
コーラスフェスティバル

9月18日
昨日小出郷文化会館で行われた南北魚沼コーラスフェスティバルに参加しました。
広神地区の「コーラス泉」の皆さんと一緒の参加です。

コーラス泉の前身は「コーラスせせらぎ」の名前でしたが、そのときから数えるともう21年もコーラスに所属している勘定になります。
その割にはあまり成長してないなぁというのが実感ですが・・・。

今ご指導いただいている先生のお話しをまともに受けると『皆さんの声は高校生のように素直で若い!雑音がなくきれい』と言ってくださるのでおだてに乗って張り切っています。

日頃の成果を発揮して思いっきり歌ってきました。
とっても気持ちよかったです。

去年は私も役員でしたが選挙もあったので中々活動が出来ず部員の皆さんにご迷惑をかけてしまいました。

皆さんも一緒に歌いませんか?
今のところ活動している仲間は15〜16人ぐらいです。
毎月第2第4の金曜日に広神市役所の隣にあるコミニュティセンター3階で夜8:00〜9:30集まって歌っています。

私たちの願いを聞いて酒井村長が備え付けてくれた素敵なピアノもあり、今では多くの市民に活用されて喜ばれています。
どうぞ皆様も活用してください。

2006年9月7日(木)
長野へ視察に・・

9月7日
9月5,6日の2日間長野に視察に行ってきました。
市議会全員による議員派遣で、3人欠席でしたが長野県伊那市(中央病院)、松本市(四賀有機センター)を訪れ、
魚沼市の直面する病院問題と、有機センター建設の事を視てまいりました。

伊那の中央病院は行政組合病院で、人件費52%、医師の数が69人、
349床のベッド、20の診療科を持つ大きな病院でした。

災害拠点病院になっているので万一地震などの災害に襲われた時は、今の患者数の倍は入れるようになっている・・
と自慢するだけあって病室を見せていただいたら一人当たり7.6平方メートル取ってあり、
災害の時には4人部屋にあと二人は入りますと言うのも頷けました。

一般病院のベッドの広さの基準は6.4平方メートル以上ですから、
比較すると広いなぁというのが実感でした。
他の病院とバッテングする心臓外科と精神科はないとのことでした。
(病院も経営を大事にしないとね〜)

この病院の大きな特徴の一つに、地震に対する免震構造が使ってあり、
これからの重要な施設はこうなるような気がしました。
3つの大きな免震装置で、大きな揺れと小さな揺れに備えるようにできており、
震度7の地震でも震度3ぐらいにまで下げられるということでした。
その地下に入ったときは少し不気味な感じがしました。

院長先生のお話の中で一番気を使うところはやはり医師の確保・・
と言うところを聞いて「やっぱりなぁ」という気持ちでした。
信州大学から派遣されていた医師が新しい研修医制度で若手の医師が激減し、問題!と言っておられました。
やはり産婦人科、小児科の医師不足を話されていました。


もう一つの視察先の四賀有機センターでは、
もう10年も前から有機農業の奨励をしており、全国からの視察の対応に追われているそうです。

その堆肥センター施設は新しく作りかえられて、新しいやり方をしていました。
今までの攪拌ではどうも良好な堆肥にならないので、
自分で考えて岡田製作所にオリジナルで注文したものだそうです。

一次処理した堆肥を小さなコンクリートの部屋にいれ、カーテンで仕切り、
その中でスクリューが攪拌するものでした。失敗する事がなくなったとのこと。
端から端まできめ細かく攪拌するので良質な堆肥になると自慢していました。

30g399円という破格な価格を聞いてビックリしたら
「同じ価格でホームセンターなどでもありますが、
中身の実証がないので重金属など混入していることの危険もあります。」
というのには2度ビックリしました。

2006年9月5日(火)
定例会の日程

9月5日
4日に議会運営委員会が開かれ9月定例会の日程が決まりましたのでお知らせします。
会期は9月21日〜10月11日の21日間
 9月21日(木)定例会初日 10:00 開会
   22日(金)本会議   10:00
   25日(月)総務文教委員会10:00
   26日(火)福祉環境委員会10:00 産業建設委員会13:30
   28日(木)一般質問  10:00
   29日(金)一般質問  10:00
 10月2日(月)決算審査特別委員会10:00
    3日(火)決算審査特別委員会10:00
    4日(水)決算審査特別委員会10:00
   11日(水)最終日   10:00

2006年9月3日(日)
障害者が豊かな生活を送るために・・

9月3日
昨日2日は「障害者が豊かな生活を送るための講演会」に堀之内公民館に行って来ました。
講師は先進地であります長野県で『北信圏域障害者生活支援センター所長、福岡寿』先生
実質、長野の障害者の県の担当者で障害者福祉を引っ張ってこられた方です。

今年から虹の会の要望を聞き入れて魚沼市で「障害児の学童保育」を行う事ができたのも福岡さんの助言があったからかもしれません。
この事が魚沼市で新たに『タイムケア事業』として今年から立ち上がり、障害児をもつご家庭の負担が少しでも軽くなれば、汗を拭き拭きお母さんたちと町村長に願いに廻った星議員や私としてもとても嬉しいことです。

この福岡先生はこれからは障害者にどんな事業があるか?ではなく、こんな事業を作って欲しい!という積極的な要望を出して作り上げていく事が求められる・・とお話しされておられました。
この魚沼市も新潟県では障害施策としては、まあまあ先を行ってるほうですので地域の牽引役を務めなければと思います。

近く障害者のご家庭から請願が上ってくるという話しですので私も紹介議員の一人になる予定にしています。