10月31日
先日受けた女性議員の会での研修会では『決算カードの読み方』と『障害者自立支援法の問題点』を研修してきました。
決算カードは行政の資産表で、それを見れば財政が一目瞭然・・というものです。
決算カードは各市町村から県に集約されています。
どこの行政も9月で17年度の決算が認定されましたので、それが集約されるわけですのでまだ県には16年度の分までしかないわけです。
新聞発表で魚沼市が上から三番目で、問題となった実質公債費比率は今年初めて出されたわけですので説明する県職員も実質公債費比率については決算カードが出来ていないので新潟市の決算認定されたばかりのもので説明してくれました。
<実質公債費比率って何?>
今まで公債費と名がつくものは『公債費比率』『公債費負担比率』の二つがありました。
公債費負担比率:決算時に一般財源からどれだけ一般財源の借金返済に充てたかという比率
公債費比率 :公債費負担比率から交付税措置されるものを除いた借金返済の比率(今まで考えられていた18%を超えると危険ラインというもの)
実質公債費比率:今まで国の注目を浴びなかった企業会計に対する繰り出し金(公営企業の借金返済分)も組み込んで計算するもので25%を超えると市が新しく単独で事業の借金をするとき制限もあるというもの
これは隠れている借金体制を洗いなおそうという国の方針によるもので、合併しなかった自治体は現実に洗いなおされるのではと私は考えています。
現実に魚沼市はどうかといいますと
15年度 19.9%
16年度 23.8% この3ヵ年の平均値21.9%が実質公債費比率
17年度 22.2%
現状は少しずつ減ってゆくと考えられます。
以上、少し面倒ですが勉強した一部を載せました。
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