くにこの日記


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2006年10月31日(火)
魚沼市の財政

10月31日
先日受けた女性議員の会での研修会では『決算カードの読み方』と『障害者自立支援法の問題点』を研修してきました。
決算カードは行政の資産表で、それを見れば財政が一目瞭然・・というものです。

決算カードは各市町村から県に集約されています。
どこの行政も9月で17年度の決算が認定されましたので、それが集約されるわけですのでまだ県には16年度の分までしかないわけです。

新聞発表で魚沼市が上から三番目で、問題となった実質公債費比率は今年初めて出されたわけですので説明する県職員も実質公債費比率については決算カードが出来ていないので新潟市の決算認定されたばかりのもので説明してくれました。

<実質公債費比率って何?>
今まで公債費と名がつくものは『公債費比率』『公債費負担比率』の二つがありました。
公債費負担比率:決算時に一般財源からどれだけ一般財源の借金返済に充てたかという比率
公債費比率  :公債費負担比率から交付税措置されるものを除いた借金返済の比率(今まで考えられていた18%を超えると危険ラインというもの)

実質公債費比率:今まで国の注目を浴びなかった企業会計に対する繰り出し金(公営企業の借金返済分)も組み込んで計算するもので25%を超えると市が新しく単独で事業の借金をするとき制限もあるというもの

これは隠れている借金体制を洗いなおそうという国の方針によるもので、合併しなかった自治体は現実に洗いなおされるのではと私は考えています。

現実に魚沼市はどうかといいますと
15年度 19.9%
16年度 23.8% この3ヵ年の平均値21.9%が実質公債費比率
17年度 22.2%

現状は少しずつ減ってゆくと考えられます。
以上、少し面倒ですが勉強した一部を載せました。




2006年10月28日(土)
25日の全員協議会

10月28日
26,27日と商工会女性部で東京の品川での40周年記念行事に参加していましたので報告が遅れましたが25日に全員協議会が開催されました。

<全員協議会の内容>
・北朝鮮の核実験に対する国の対応
 ◎総ての北朝鮮籍船の入港を禁止する
 ◎北朝鮮からの総ての品目の輸入を禁止する
 ◎北朝鮮籍を有する者の入国は特別を除き認めない。しかし在日の北朝鮮当局の職員以外の者の再入国はこの限りではない
 ◎今後の北朝鮮の対応、国際社会の動向などを考慮しつつ更なる対応について検討する
・国際社会における連携
・新潟県の対応
 ◎放射線の監視強化(現在まで異常な数値や人工放射性物質の検出はない)
 ◎市町村への情報提供
 ◎県民への対応は県のホームページで公表中

・過疎地域自立活性化の優良表彰として小出郷文化会館の事業が表彰
 {全国で9の自治体の中の一つに入った}

・基幹病院及び小出病院、六日町病院のの役割分担について意見交換を行うその進め方について
 ◎基幹病院の診療科、病床数、医師派遣システム、
 ◎基幹病院設置後の小出、六日町病院の診療科、病床数、医師確保
・これらについて意見交換を行う3つのワーキングチームを作る
 (基幹病院、小出病院、六日町病院それぞれのワーキングチーム)
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議員:運営主体を抜きにして診療科やベッド数などの検討は出来ないと思うが?
市長:それも含めてこれから相談してゆく

議員:大和病院を抜きにしてこの大枠は決められないと思う。
   この問題は県との交渉の中で最初につめるべき問題ではないか?
市長:これからそのような問題について話し合える段階にきた。

議員:このワーキングチームの中には住民が入っていないではないか?
市長:たたき台を作って議会や住民の皆さんにお知らせしてゆく

議員:話を煮詰めるには市でやるのかやらないのか市長の覚悟の問題と思うが?
市長:結論が出ていればワーキングチームは要らない。
   私どもの検討課題をワーキングチームで話し合ってゆく。
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2006年10月24日(火)
地震国日本

10月24日
21日震災メモリアルライブ(文化会館)、22日魚沼市防災訓練(青島球場)、23日中越大震災合同追悼式(長岡市立劇場)と連続で参加しての感想は 地震国日本ではいつどこで起きても対応できるような備えが必要だ。ということです。

もちろん上は国の対応から、下は家庭の個々の対応まで様々ですが、地震のおきた当地でも既に過去の話になっている人もいます。
しかし、【災いは忘れた頃にやってくる】という昔からの言い伝えはやはり伊達にあるものではなかった、ということを肝に銘じるべきでしょう。

22日魚沼市の防災訓練にも、21日の震災メモリアルライブにも出店していた『ホリカフーズ』の袋入りの防災食品を見て、「備えあれば憂いなし」で、我が家も2年間備蓄してきた防災食品を一部買い足して入れ替えました。

この食品は火を使わなくても温かいものが食べられるので良いと思いました。
お年寄りにも使えるよう工夫されていましたのでお勧めです。

それにしても日本ですら地震のとき混乱を極めるのに、キューバなどの後進国ではいかばかりかと考えてしまいました。
我が日本ではよほどの事がない限りは救援物資も2〜3日の食糧の備蓄があれば各家庭に届くように手配されますが、後進国では何日待っても届かなくて餓死したりする事が多いと聞いて、私たちも寄付をしました。

私は飢餓貧困募金にと「つもり貯金」をしておいたものを送りましたし、衣服などもダンボールで2箱、送料の3000円を添えて送りました。
買ったつもりで、使ったつもりで、食べたつもりで、のつもり貯金のいくらでもないわずかなお金もこうして役に立つので、是非皆様にもお勧めします。

2006年10月22日(日)

10月22日
午前中、魚沼市の防災訓練に参加しました。
去年は堀之内地区、今年は小出地区の青島球場。広くてよいところでした。
7:30頃行ったのですが朝のうちは寒くて、綿入りのコートが欲しいようでしたが、
そのうち暑くなり、やめる頃には汗ばんでいました。

青島の住民600人近くが参加しての防災訓練は
去年の見せる防災から一変して住民に直接役立つ防災となっていました。
こうでなくっちゃ・・防災じゃないよと思ってみていました。

こんな事が役に立たないよう祈りをささげました。

2006年10月17日(火)
魚沼市川口町商工会女性部合同講演会の主催

10月17日
16日は魚沼市、川口町商工会女性部の合同講演会でした。           
その講演会の幹事は広神と守門、つまり私たち!でした。

「美しい地球を子供たちに残そう」と国内は勿論のこと、世界で引っ張りだこの高木義之さんを講師にお迎えしての講演は皆さんの琴線に触れたようで反響がたくさんありました。

スケジュールが過密で本来なら300人ぐらい居ないと講演は難しいのですが商工会女性部なら世の中への影響が強いので・・ということで気持ちよくお出でいただきました。

100人を超える女性部の参加で、会も盛会に終わりました。

内容は一部掲載しますが
毎日5万人の子供が餓死している。飢餓人口は約12億人。原因は人口増加、生活の向上、農地の減少、地球環境問題(地球温暖化、森林破壊)によるものでこれからますます大豆や小麦などの穀物在庫は急減する。

黄河という中国の川が途中で水がなくなってしまって中国の大地が砂漠化している。(黄砂が増えていることで日本からも分かる)
これは国土の30%を切ると再生が不可能といわれている森林を中国では伐採してしまって国土の16%しか残っていないことが原因。
そして中国の材木を買っているのは日本だから、原因は日本にあるというものでした。

根本的な解決には森の修復や保全の義務化。自給自足を目指すこと。
中国などの穀物生産地が作物の不作で輸出しなくなると一番困るのは資源の何もない日本である。

そして日本では毎日期限切れなどで捨てている食物は3000万食/日
先進国の中では一番自給率の低い日本

こんなゆがんだ社会にしてしまった戦後60年は今転換期に来ている。
自分で出来ることからやってみませんか?といったようなものでした。

2時間半の講演は始まる前は「長い」と少し不評でしたが終わりには皆さんから大変な反響を呼びました。
主催者の私も「ほっ」としました。

2006年10月12日(木)
第3回定例会の終了

10月12日
昨日で第3回定例会が終了しました。
決算委員会だったので今回の決算委員長には高橋和福議員、副委員長には桜井将議員が推薦されました。

予定していた3日間を全部使っての決算審議でした。
魚沼市になってからの審議には通告が必要です。
町村の時には通告は一般質問しかなかったものですから、通告に対する不必要論は未だ根強く残っておりますが他の市議会では通告が必要という取り扱いになっていますので魚沼市でも同じ取り扱いになりました。

とは言いながら通告しなかった議員は全く発言の機会がないかというとそうではなく、款毎に通告者の質疑が終わると通告しなかったものが発言する機会を作っています。

総括質疑と款毎の質疑があります。
今回は総括質疑を先に取り、方針や考え方を質しました。
そのあとで款毎の細かい数字や成果、具体的な行動などを質しました。

17年度の決算についての審議なのですが、中には全然17年度とは関係ないものもあり、??という部分もありました。
ほとんどは通告されていましたので質疑者と当局のやり取りがかみ合うものとなっていました。
たまには全く答えたくないのか、かみ合わない当局の答弁もあり『どうなのか』と思うときもありました。

今回最終日に一人の議員が言った言葉に過剰に反応した議員がいました。
「目くら滅法」といったのを取り上げて『差別語』と名指ししました。
本当に差別語なのか疑問でした。言われた議員が取り下げましたので事なきを得ましたが、果たしてそうだったのか今でも疑問に思います。
どなたか差別語のことに詳しい方教えてください。

2006年10月5日(木)
決算審査委員会終了

10月5日
昨日で決算審査特別委員会が終了しました。
私は委員会の中では
@電算関連の委託料が抜群に高額なのは問題と思うがどうか
<答え>18年度の契約の締結に当たって考えられる経費の節減を図った

A障害者の雇用にもっと積極的に協力せよ
 (企業に働きかけるとか、市役所では法の基準を満たしているかなどどうか)
<答え>合併で忙殺され出来なかった。市役所ではあと2名足りない状況で満たしていない

B男女共同参画事業
(国は積極的に審議委員などに女性を30%登用するよう指導しているが魚沼市ではどうか)
<答え>魚沼市では17年度は7.8%であった

C退職時における特別昇給の取り扱いについて
(退職時、特別昇給2号級アップは『特に成績のよいもの』とあるが全員に出しているようだが、会社の業績が悪くなれば一番先に辞めるものはボーナスや諸手当と考えるがどうか)
<答え>勧奨退職に結びつく特典なので行ってきた

D分担金条例、使用料条例の地域間格差をどう解消するのか
(6町村の合併で水道料やガス代などそれぞれ料金の違いが今もある。早い解消を)
<答え>料金関係は6町村の会計処理が違い一挙に解決できない方向性を見ながらプラスの方向で考える(住民に優しいという意味)

E職員の生活モラルの向上
(福岡の公務員による飲酒運転で3人の子供が亡くなったのを契機に公務員に対する世論も高まりを見せているが魚沼市での取り組みはどうか)
<答え>秘守義務により警察からの報告はなく自己申告なので全部の把握はしていない。17年度は市の基準はなかったが、最近作った。飲酒運転で人身事故については免職という規定を作った。