6月22日
6月19日に開いていただいた魚沼市議会への思いを語る会に参加したときの私の内容を詳しくここの日記に載せますので読んでください。
皆様、お出でくださいまして有難うございます。また願いをすぐ聞き入れてくださり迅速な対応でこの会を開いてくださった役員の皆様に感謝します。
旧北魚沼郡時代、この地区は特に子供たちの肥満度が高く問題になっていました。現在は保健士さんたちや関係各位の努力もあって改善されつつありますがまだまだのようです。
私はそれに気がついたときからスローフード(手間暇かけた地域の食べ物)を皆さんにお勧めしてきました。
おいしい魚沼の野菜、米、味噌など地元で取れる旬の野菜で健康になり、豊かな食生活が実践されれば肥満の子供たちは必ず改善し、よい方向にむかいます。
画一化された油分いっぱいのファーストフードで犯された体も、手間暇かけた地産地消の食材で作るスローフードが米大好きの少年少女を育て、ひいては魚沼の農業の発展に繋がります。
しかし、地産地消は家庭の台所を預かる人が実践しなければいくら行政がラッパ吹いても踊り手は踊りません。
食生活改善や健康指導のための人員をふやし指導、啓蒙に努めることが行政ができる手助けだと思います。
人的な経費が少しはかかっても健康という何者にも代え難い大きな買い物ができます。結果は旧守門村の実践データにより明らかです。他町村のことがわかり合併して良かったことのひとつです。
旧守門村では特に健康という面に力を入れていました。守門地区には70歳以上の人たちが1000人以上います。
老人一人当たりの医療費を全国と比較すると、年間一人当たり約26万3000円少ないのです。(H元年からH13年)
1000人として年間2億6300万円の倹約になります。この守門で培ったノウハウを魚沼市に生かせば国保の負担が減り皆さんに還元されます。国保税が安くなるのです。
さらに健康アップで全国に紹介されれば副産物として、全国から健康村への滞在型観光旅行も見込まれ健康旅行として売れる市になるのです。健康に力を入れることは高齢化の問題にも光りをさします。
たとえば、現在日本人の65歳以上の4分の1の人が糖尿病およびその予備軍と言われていますがこの人たちがこれ以上悪化せず改善されるよう適切な助言、指導に足繁く通う保健士や看護士がいれば病気の進行を防ぎ、高額医療に移行せずにすみます。
本人も健康で長生きができて楽しく暮らせ一石何重にもなります。
健康に関することばかりお話ししましたがこのことを根底で支えているのは女性です。
魚沼市も人口の半分は女性です。総てが男の人と女の人がいて丸く収まっている社会なのに議会だけ女性不在というのもおかしなものです。
子供のことや生活の体験に根付く新しい視点で政策を提言するのは足元を見つめなおすことにつながります。
女性の視点はこれから先の人づくりに欠かせないものとなってゆきます。
議会という決定の場には女性が必要です。
ご一緒に考えてゆく住民の目線が大事なのです。
新生魚沼市に寄せる皆様の熱い思いがかたちとなって表れたのが今回の署名運動です。
この熱い思いのまま大いに意見を言い合い、より良い魚沼市にするための知恵をみんなで持ち寄れば住みやすい地域に変わり、自分たちの愛する魚沼市になると思っています。
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