くにこの日記


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2006年12月27日(水)
昨夜の事件

12月27日
昨日の深夜1:15の魚沼市の中学生女子2年生による、
父親刺傷事件はマスコミで大々的に報じられ、
どうしてここまでプライベートを・・と、
憤りさえ感じられるほどの報道でした。

あれほどに報じられるまでに
教育委員会や、学校は
何とか守れなかったのでしょうか。

とは言え起こった事実は受け止めねばなりません。
このあとみんながどうするかが大事なのだと思います。
地域や、友達、学校、総てが関わってきます。

誰しもが一つや二つは人に知られたくないことは持っています。
それが自分自身のことだったり、
家庭のことだったり、それぞれでしょう。
人にされて嫌なことは自分もしないことです。

自分自身に置き換えて考えられれば
その人はもう誰のことも非難中傷の類は出来ないと思います。

よく聞けば
その子は地域の皆さんが口をそろえてよい子だと誉めます。
報道だけでは分からないものがあるということを
皆さんからご理解いただきたいと思います。

学校全体で、その子を含めお子さんたちをケアするために
一生懸命頑張りますと言っていました。
今夜何百人か集まった保護者の皆さんのなかからも
その子をかばう声も聞かれたり、
親は自分の子も人の子にも声かけをしましょうとか、
もっと参観に来ましょうよと言う声もきかれ、
私も心の中で「若い父、母、共に育て!頑張れ!」と思っていました。

雨降って地かたまる・・になって欲しいと強く思いました。

2006年12月24日(日)
市長の答弁

12月24日
今回の一般質問で、市長は
かなりはっきりした返事をしたのもあります。
覚えているものから書きますが、
多少の間違いはあるかもしれません。
大きい間違いはないと思い書いてみます。

桜井将議員への答弁で
・職員の給与削減5%で1億3千万円削減、・・・削減で
 8900万円、合計2億6千万円の削減
森島議員への答弁で
・H19年度から社会体育、教育の施設については
 使用料を払っていただくことになっていたが
 使用料の価格設定も考えるうえで1年間延長して
 その間に市民に適切に周知する。
大屋議員への答弁で
・堀之内病院の療養病床は今も満床に近い。
 政府の方針は療養病床は大幅削減だが継続したい。
山之内議員への答弁で
・有機センターは白紙に戻り出直すが
 市が直営で年3600万円の事業費で行い、
 5年を目処に管理委託に出す方向で。
・15億円はかからないが仮に15億円とすると、合併特例債を使えば
 交付税参入を計算すると2億5千万円が市の持ち出しとなる。
佐藤貞一議員への答弁で
・副市長2人制は今後の事業の推進を勘案しながら
 2月の定例会で提案してゆく。
・温泉施設の直営施設、運営方針の一元化など
 組織の管理も考えてゆく必要あり。
・分庁舎は主管する課で庁舎が違うことは各種事業にも影響あり。
 移動にも時間がかかり、H20年度には医療制度も変わるので
 対応してゆかなければならない。


2006年12月20日(水)
山形の置賜病院とサテライト病院視察

12月20日
いやぁ〜、山形は遠かったですね〜。
今日小出病院特別委員会で、山形の置賜病院と
そのサテライトになっている長井病院を
視察してきました。

小出病院の将来が見えているようで、
背筋が寒くなるような思いで見てきました。

平成12年に県と2市2町が共同で立ち上げ
長井市立病院、南陽市立病院、飯豊診療所を
再編して高度救急医療の県の基幹病院を設立したのです。

それまであった市の病院や診療所は
小さくなってサテライトとして残りました。
運営は県と市との合同の一部事務組合の運営です。
基幹病院も、長井病院も、南陽病院も、診療所も
みんな同じ経営母体です。

今日視察したのは置賜病院と長井病院です。
置賜病院は長岡の新しい日赤のような雰囲気の
大きい病院でした。
日赤よりも大きな駐車場は
午前中だったせいもあり満杯でした。

医師も82人もいて患者はゆったりとしたところで待ち、
居心地のよさそうな雰囲気の病院でした。

次にサテライトの長井病院に行きました。
昭和57年に建てられた病院で、再編されるまでは
患者の多くを一手に引き受けていた大きな病院でした。
小出病院(380)より大きい480床のベッド数を確保し
にぎわっていたと言います。

長井病院の今の医師は内科医の院長先生1人,
精神科の医師2人の計3人であとは大学から来る
非常勤の医師で賄っているとのことでした。

480もあったベッドも一般50、精神科60床
計110床と約5分の1になり
昔日の面影のようでした。

院長先生の話では
経営が一体なので安心感はあるが
医師の確保が難しい。
約束どおりには医師がまわって来ないのが
悩みの種ということでした。

この長井病院のお話しをお聞きすれば
我が議会が「基幹病院と小出病院の経営母体は同一にして欲しい」と
こだわっていることは間違いではなかったと思うのです。

今日はとても長くマイクロバスに乗りましたので疲れました。
明日は本会議最終日です。
議運の報告がありますのでこれからそれを見て、臨みます。


2006年12月19日(火)
一般質問続き

12月19日
昨日の一般質問の続きを書きます。

合併による不公平感をどのように是正してゆくのか
@地区により行政のサービスの度合いの差があり
 平等にという市民の声があります。
 道路除雪や春先の排雪など場所により大分違う。
 国県道、市道、農道と多岐に渡る部分での調整は
 難しいとは思うがどうか。

市長:今までそれぞれ町村間で違っていた。小型除雪車を
  購入し地区に貸与し地区の人からしてもらっていたり、
  しなかったところもあり、色々あったのは事実。
  市の基準は県と同じ基準で定めてある。
  私道については困難と思う。
  排雪については県と対応してゆく。
邦子:私道についてはその通りだと私も思う。
  しかし市道についてはその限りではない。
市長:今、市の道路状況について調べているところだ。
  その後検討する。

A指定管理者制度の移行できた施設とできない施設では
 市から持ち出しの部分の差が大きく市民も不満がある。
 その不満の一つに入湯税の還元のあり方もからんでいる。

 入湯税は環境衛生施設、観光施設、消防施設、その他
 消防活動に充てるため目的税となっている。
 
 各種施設整備のため利用者に負担してもらうのが趣旨。
 入湯税が一部の観光施設に使われていて不公平との声もある。
 関係者は同じスタートラインで扱ってと望んでいる。

市長:市場の競争原理を導入してやってゆく。また
  補助金はみな同じような金太郎飴でない使い方をしたい。
  自主的な活動をする観光施設への支援に切り替える。

邦子:今まで行政が直営でやっていて何十年も赤字経営をしていた
  ところが指定管理者制度で民間になってぼろぼろの施設ながら
  2期目から黒字に転換したところもある。
  そういうところへこそ優先的に還元しモデルとなるよう
  励ます必要があるのではないか。
  金太郎飴でない補助金のあり方に期待する
(この答えはなんと言ったのか聞き漏らしたので後ほど)


2006年12月18日(月)

12月18日
私はトップバッターで今日の一般質問をしました。
昨日は34人の傍聴者がいましたが今日はその3分の1ぐらいでした。
しかし、いつも感心するのは新道島から傍聴に来る
80歳ぐらいの男性のことです。

皆勤賞を差し上げたいようです。
どんな時にも一般質問の傍聴に来てくれています。
そのほか、時々来ているようですので驚いています。

さて私の一般質問は
まずまずの出来だったと自分では思っています。

「環境の上からも燃やさない工夫をしよう。」
柏崎では魚沼市より2倍以上の人口があるのに
燃やすごみの量は1.25倍
ごみの少ないわけは分別が徹底されているから・・

分別は住民にも協力を仰ぐ必要があり大変だが、
これからは環境重視していかなくてはとても
地球温暖化の削減にはならない。

県平均でも12.7分別、魚沼市は10分別
先進地の柏崎は18分別、急には無理だから
徐々に増やしていってはどうか。と聞きましたら
住民への周知の面も考え検討するとの答弁でした。

もう一つの質問
合併による不公平の是正は?というものでした。
これは多岐にわたっているので明日書くことにします。

2006年12月17日(日)
初めての日曜議会開催

12月17日
初めての日曜議会には、
初めての顔も見え傍聴者数も増えたので
それなりの効果はあったと感じていますが
手ごたえはいまいちのような気がします。

まぁ初めてのことですし、
行事の重なっている12月とあって
議会からの情報発信ということから考えれば
上出来なのかもしれませんね。

日曜議会だからと言って
日曜に質問者数を増やすようなことはしませんでしたので、
明日も同じ8人の一般質問があります。

私は明日の質問者の中でのトップバッターです。
私の一般質問
@環境を考える上で燃やさない工夫を
・魚沼市の市民一人当たりのごみの排出量は1706g、
 県の平均では1100〜1,200gということからしても
 5割も多い。減らす工夫はないか。
・分別してリサイクルに回せば資源となる。
 市民と共同の分別に力を入れる気はないか。
・決算書においてごみ処理事業の炉の修繕料が
 1億3000万円かかっている。
 毎年にたような金額だが工夫はないか。
A合併による不公平感をどのように是正してゆくか
・地区によるサービスの度合いの差(例、除雪)
・指定管理者制度に出して、やっている施設のなかでも
 委託料の出ているものとないもの。
 制度に移行できないほど補助金や委託など
 多額の持ち出しの多い施設との差
・入湯税の還元の不公平

2006年12月14日(木)
一日市での星野くにこ集落報告会

12月14日
今夜は夫、丘の誕生日でみんなでお祝いしました。
一日市で総会が開かれる晩ですので
そこそこで私だけ抜けて
一日市に行きました。

私は隣の山田下集落に住んでいる訳ですから
総会のあと、何人かは帰るだろうと思っていましたら
出席者の35人全員が帰らず待って聞いてくれました。
とっても嬉しかったです。

私の前に農林課から課長と係長が来ていて、
有機センターの1年先送りの話をしていきましたので
私は財政再建計画の話と、小出病院の経過と現状をお話ししました。

8:30〜9:40まで報告と質問で時間はあっという間に過ぎてしまいました。

先日の市民会議と議員の懇談会の席上ではこう話しています。
「小出病院のことは今、実質的に県との交渉にかかっています。
県は地元の希望を言いなさいと言ってきています。
皆さんからもどんどん希望や意見が欲しい・・」とは市民会議のメンバーである
庭山先生の言葉でした。

どこでもいいですから各総合事務所に
希望を書いたものを出してください。

どんな小出病院が欲しいのか、足の確保はどうか、
どんな診療科を残して欲しいのか、
基幹病院へ行くバスはどうか、など色々あると思います。
一言でも二言でもあるいはたくさんの希望でも何でも良いと思います
よろしくお願いします。

2006年12月12日(火)
市民会議との懇談会

12月12日
昨夜7:00から小出庁舎で医師会や、街づくり研究会(旧小出)、
青年商工会議所のメンバーと議会の小出病院対策特別委員会とで
懇談会が行われました。9:00まで

基幹病院と周辺病院のあり方について具体案をまとめるため
基幹病院、小出病院、六日町病院の3つの考えるチームができました。

名まえをワーキングチームといいます。(以後 チームと略)
そのチームが具体案を作るのに皆さんからの意見を
入れないでよいのかということから
市民会議の人たちが大きな張り紙を作りました。

病院や医院、人の集まる場所などに貼ってあります。
皆さんは御覧になったでしょうか。
どんな印象でしたか?

<懇談会の内容>
そのことについて庭山先生から
「何か皆さんのところに反応はありましたか?」と
問われましたがあまり反応はなかったようです。
具体的に、背景がわからなければなかなか難しいと思います。

計らずも、主催者側の青年から
「自分はあんまり参加してこなかったので内容がわからなかった。
これを見ても難しいと思った。」という話しが出ました。

これが本当のところではないかと思います。
今日も電話して、見た人に感想を求めましたが
ちょっと解らなかったといってそれ以上は聞き出せませんでした。

それはそれとして、昨夜はショッキングな話がありました。
小出病院について希望を聞かせて欲しいという
医師会の皆さんのお話でしたので
「希望と言うのは産婦人科に二次的機能(手術ができるように)を
持たせて欲しいというようなこと?」と問うと

産婦人科そのものが基幹病院に組み込まれていくので
採算の取れないものはできないだろうと言われたのです。

よく話を聞いてみるとこういうことなのです
・産婦人科は小児科とセットでなければやってゆけない状況にある
・お産には手術を伴うものがあるので麻酔医が必要
・手術には3人の医師が必要だが医師の確保ができず2人でやってる
・8人の助産師が必要
基幹病院に統合されると医師も看護師も助産師もとても確保できない
というのが実情なのだそうです。

しかしそうならどうしてもっと早く言ってくれないのかと
不満に思いましたが医師会の先生方の話では
有識者会議では「いつもいつも言っていた」と言うのです。

議会にも住民にも情報がスムーズに流れていないことを実感しました。

2006年12月8日(金)
12月定例会初日

12月8日
昨日から第4回定例会が始まりました。
今回は一般質問が始めて日曜日に開催されます。

昨日の議運の報告の際も
毎回するのか、1年に1回なのかという質問が
我が会派の森島議員よりあり
「結論は出ていないが毎回するという案は出ていない。
試行して再度協議の上・・」と答えました。

報告案件が沢山ありました。
11月24日の日記で「議員が知らされずに困る」と言う案件は
協議の結果、全員に委員会の開催日をお知らせするということで
関係議員は傍聴するということになりました。

私の言う意味合いと少し違うのですが・・一応解決ということでしょうか。

今回から、議員は紙コップの使用を止めてもらいました。
マイカップ持参か、庁舎の茶碗を使用ということにさせてもらいました。
もちろん環境に配慮してのことです。

忘年会と、新年の賀詞交換会は行うことにしました。

余談ですが、報告の最後に議長が産業建設と総務文教を言い間違えたので
訂正してもらおうと手を上げたところ却下されてしまいました。

話を聞かないので野次が飛び、間違った旨を指摘すると
「話は最後まで聞くものですね」とは議長の言葉でした。




2006年12月5日(火)
指定管理者制度

12月5日
昨日、指定管理者制度の施設を会派で視察しました。
羽川荘と神湯です。

羽川荘は合併前の16年春から指定管理者制度で
広神商工会の有志が組合を作り、受けたものです。

3年目になる今年は3期目に当たりますが
経営努力のかいあり2期目から黒字に転換しました。

正直言って、築26年の建物はやはり古いです。

広神村から初年度の運営資金ということで頂いた協力金の200万円は
傷んでいる布団などに回り運転資金として残らなかった
という話は気の毒のようです。

そんな中で2期目から黒字に転換したのは
地震による工事の宿泊客があったから・・
という点を差し引いても
民間の力の凄さを見る思いでお聞きしてきました。

そのあと神湯に行きましたが
神湯は施設も素晴らしくゆったりとした雰囲気で
お客様が満足する施設だなぁという気がします。

築10年ともなると少しは傷む部分もあると話していました。

しかし良い施設なので、お客様と直で対面する人たちの対応や
ご馳走に満足すれば、必ずリピーターとなるはずです。

誇りと自信を持って頑張っていただきたいと思いました。

話の中で入湯税の事が議論されました。
魚沼市の入湯税が5000万円弱、神湯の入湯税が1000万円、
羽川荘でも120万円年間に収めているとのことです

金額が少しおかしいと話題になりました。
神湯ですら1000万円にもなるのに
魚沼市全部で5000万円では何とも少ない金額です。

2006年12月3日(日)
市長の市政報告会

12月3日
2日の夕方6時30分から星野市長市政報告会が
魚新さんで開催されました。

私も応援した身なので出席しました。
皆川県議をはじめ総勢241名で盛会でした。

行きの車の中で新風クラブのメンバーの一人が
「市政報告というからにはどこまで話すのか興味ある」と言ってましたが、
残念ながらほとんど内容というものはなかったです。

まああれだけ大勢の中では無理もないことですが、
少し中身があったほうがよかったなぁと残念に思います。

震災からも、市長になってからも2年経ちましたが
本当に自然の力に翻弄された2年だったと言えます。

これも地球温暖化の影響がじわじわと押し寄せているなぁと
実感しています。

とは言え、あれだけの中越地震を乗り越えてしっかりやってきたので、
これからはじっくり腰をすえて魚沼市の舵取りに専念できるよう
私たちも応援したいと思います。

それにはやはり今までのように
行事に追われる毎日では無理と感じていますので
打開策を探らなければいけませんね。

2年という節目ですから魚沼市のシンクタンクである
職員の総力を挙げられるよう気持ちを束ねて今まで以上に
市長の任をしっかりと果たしてほしいと思っています。

市長は挨拶の中で、職員の給与にも手を付けさせてもらうと
話していましたのでかなり具体的になっているという
感じがしました。

そうなれば我々も行財政改革を唱えてきた手前もあり
関係各位とよく相談の上
早急に考えをまとめてゆかねばなりません。



2006年12月1日(金)
12月定例会予定

12月1日
議会運営委員会を開催し、12月定例会の日程を決め
各議員に送付したので皆様にお知らせします。

12月7日 午前10:00 定例会開会:議案提案
                    (当日即決、委員会付託)
12月11日午前10:00 産業建設委員会
      午後13:30 総務文教委員会

12月12日午前10:00 福祉環境委員会

12月17日午前10:00 一般質問 (日曜日)

12月18日午前10:00 一般質問

12月21日午前10:00 本会議最終日

今回は、かねてよりの検討課題であった一般質問を
土・日・休日に開催できるかどうかが焦点でした。

長い時間を経て毎議運ごとに協議してきた事柄ですが、
「何事かあれば平日でも傍聴者はたくさん来る」という考えの人たちは
相変わらず「土・日・休日に開催する必要はない」とする意見だし、

「情報を広く公開して議会への関心を高めたい」という人たちと
中々意見の一致を見ないので苦労しました。

しかし、今回試行的に開催することにしました。
どうぞ皆様の傍聴を期待します。