10月30日
もうすぐ10月も終わりますねぇ!
年を重ねるごとに時間の経つのが
早く感じられるのはどうしてでしょう?
昔子供の頃は一日の終わるのが長かったものでしたが・・・
今日は有意義な講演がありました。
「只見線沿線地域活性化について」という題で
JTBの常務取締役、清水愼一さんのお話でした。
約80人ぐらいの聴衆でしたでしょうか、
いつの間にか話に引き込まれていました。
今、JTBでは食と自然とを使って、健康を維持する
ヘルスツーリズムという企画を練っている。
実際に企画実行してみたらそれが当たっている。
今のお客様は不便でも寒くとも本物があればどこへでも行く。
本物を提供することだ。
また、都会の住民に「ふるさと願望、田園願望」アンケートしてみたら
是非すごしてみたい・・・・・・・・24%
機会があったらすごしてみたい・・・52%
これがなんと20代〜30代で80%を占めた!
次に高かったのが60代であった、という結果は驚きである。
旅行先では1箇所か2箇所でのんびり過ごしたい
現地の人が利用する食堂で食べたい
地元の人が使う日用品や雑貨を買いたい
地元の人が買う市場に行って見たい
どこで採れたものか一番気にする
地元の特産品をお土産にしたい
要するに田舎らしさや、自然そのままを求めているのらしい。
ここ魚沼にはそれが豊富にあるのだからそのままで売りだ!
そして仕掛けがあればよい(宣伝がいる)
料理に地場産の食材、国道沿いの飲食店で地元の料理の提供、
農家レストランや道の駅などでも良い
コシヒカリブランドで知名度をもっと上げ、
福島側と連携したマップやパンフレットを作る
地元で考えることは
どこの駅を降りてもすぐ歩ける駅からのハイキングルートを作る
只見沿線の駅を地元が活用し賑やかにする
(駅では地元の料理が食べられる等)
JRに要望することは
浦佐発の列車運行
SL列車や旧型客車、展望列車の運行
要望するには地元の人たちの協力なくしてはJRも動かないでしょう
今は健康に皆の気持ちがいっているから
ヘルスツーリズムという意味で
「医食同源の旅」というわけで駅を降りるとすぐハイキングが出来る場所、
奥深い田舎、豪雪地帯、日本のふるさと原風景、自然、
ぶなの原生林のある場所など、適している魚沼である
更に
あちこちで分かれてするのではなく
行政も民間も観光協会も商工会も農協も住民もすべて一緒になって、
資金、ノウハウ、人材を提供し
「観光まちづくり事業体」を立ち上げてすると
効率よく使い勝手も良いものが出来上がる。
と、こんな内容でした。
どうです皆さん!
なかなか面白く聞いてきました。
私は以前、入広瀬の浅井さんに
「只見線の活用を考えるなら降りた駅からマイクロバスが出て
利用先まで送り、更に次の駅まで送るサービスが無いと難しいから
越後交通と提携して予約バスでも出してもらうような方法ではどうか」と
話したことがあります。
いよいよ皆でこんなことも話し合う時期なのかもしれませんね。
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