くにこの日記


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2008年7月1日(火)
庁舎問題と病院問題

7月1日
広神庁舎3階の会議室で、
市庁舎再編委員会の市民会議と議会委員会との
懇談がありましたので傍聴しました。

市民会議と委員会のメンバーほぼ全員の出席で始まった意見交換会は
今回は主に市民検討委員会の皆さんの中の検討結果が報告されたものです。

11月に市長に答申を出すという市民会議では、
中間報告ながら市のホームページに検討結果や議事録を出しているので
皆さんにホームページを見て下さいとのことです。

これまでの検討の中では
お互いに2班に分かれてディベート(討論)を繰り返し
メリット、デメリットについて話し合ったそうです。
財政、不便さ、合理さ、市民の一体感などの検討の結果、
本庁舎方式にいたったとの報告でした。
その上で、
地域での窓口業務、相談業務、コミュニティ支援
などの業務が必要と中間報告しています。

答弁がかみ合わず、
出席した皆さんの中には不満もあったかもしれません。


午後1:30からは
小出病院等対策調査委員会が開かれました。
「六日町と小出の病院を統合して基幹病院を作る、
あとは地元で考えてほしい」という県の作ったフレームは
崩してほしくないとの県の意向が明らかになりました。

そうなると
われわれ市議会も市長も腹を固めねばならない時期が
来ているのではないかと推測されます。
「地元から〇○○○をしたい」と要望しない限り
前に進まないのではないかと私は思います。
でもそうするにはあまりにも情報不足です。
そして財源不足は何にもまして深刻ですし、
医療を充実させて他はどうでもよいかというとそうでもないのですから、
市民の皆さんにも考えてもらわなければなりません。
何を優先するのか、何を充実させてゆくのか
腹を固めねばならないというのはこういうことです。

また情報を早くに入れて検討するにはどうしたらよいのでしょうか。
模索が続きます。

2008年6月30日(月)
しねり弁天、たたき地蔵

6月30日
「しねり弁天、たたき地蔵」は小出の奇祭として、
近郷近在では有名なお祭りです。

今夜は南魚沼市議会議員の主だった方々に来て頂いて
懇談会の後で30分ほどのお祭り見物でしたが
南魚の議員にとっても初めてのもので興味深く見て頂きました。


今、基幹病院をはじめとして地域医療問題、工場誘致の問題、
只見線の浦佐乗り入れの問題などさまざまなことを
南魚沼市抜きでは考えられない状況が生まれております。

浦佐の駅を中心として北魚も南魚もいずれは十日町も
一緒に考えてゆこうという機運が盛り上がっております。
先日も湯沢町、南魚沼市、魚沼市の3市町の議員が
「広域観光圏」問題で南魚沼市で勉強会を開きました。
とても参考になりました。
それは私の前の奮闘記(6月7日)に載っていますのでご覧下さい。

今回は初めての会合で、
それぞれが課題とすることをお話しただけですが、
次回はもう少し詳しくお話して
共通の話題を深く検討できたらよいなぁと感じました。

2008年6月26日(木)
後期高齢者医療制度についての請願

6月26日
今日開いた福祉環境委員会では
請願のあった「後期高齢者医療制度の中止、撤回を求める意見書」の
審議をし、賛成多数で採決されたので本会議に提出されます。
本会議でどういう結果が出るかは分かりません。

次に
有機センターへ食物残渣を持ち込む話と、臭気の問題、
エコプラントから山形の最終処分場へ持ち込む契約のはなしが
前回の宿題だったので、その続きをしました。

更に5月3日に知事が小出病院を訪れて休日救急の視察をしたので
その報告と、医師対策のためのドクターショートサポートバンクの説明。
障害者の新たな軽減措置制度が出たのでその説明、質疑などで、
12時30分頃で終了しました。


2008年6月24日(火)
6月定例会初日

6月24日
今日から6月議会定例会が始まりました。
今回特筆するものは
第3セクターの事業報告と、ふるさと結基金の創設です。
市が50%以上の出資者になっているもので、魚沼市には8社あります。
財団法人「魚沼市地域づくり振興公社」
株式会社「深雪の里」
有限会社「ゆきくらフーズ」
株式会社「神湯温泉倶楽部」
財団法人「魚沼市農業公社」
株式会社「ユピオ」
「奥只見観光株式会社」
株式会社「ほりのうち」・・・これらの経営状況についてです。

総会の終了した3会社は今日、
あとのものは議会の最終日の11日に報告されます。

一番最初の「魚沼市地域づくり振興公社」とは
若者の定住促進を計るためと、市民の福祉向上のために設立されたものです。

・入広瀬駅管理・雪国観光会館管理・越後広瀬駅管理
・地域づくりに必要な助成事業や調査研究事業
・地域主体の地域振興活動への支援事業・・・などをします。


<ふるさと結基金>
「ふるさと納税」とも呼ばれていますが、
ふるさとに直接納税するのではなくふるさとへ贈る寄付金です。
ふるさとへ貢献したい気持ちの方が地方公共団体へ寄付した場合、
所得税と住民税から一部控除される寄付金制度のことです。

たとえば、700万円給与収入、夫婦と子ども二人のケースでは
ふるさと納税で4万円寄付した場合、3万5千円が控除
       5万円寄付した場合、3万9千円が控除となります。
しかしこれは寄付者の所得や控除額によって変わるので
一人ひとり違いますのでご注意を・・・。

2008年6月23日(月)
日光日帰り旅行

6月23日
突然でしたが
国際大学のクレイ教授と奥さん、二人のお子さんを乗せて、
日帰りで日光に行ってきました。

久しぶりに東照宮をゆっくり見ました。
一昨々年自分の後援会の皆さんと行ったときは、
次の猿軍団への時間が気がもめてゆとりがありませんでしたが、
今回は少人数でしたからゆっくりです。

でも「眠り猫」を見るのには、また新たに券を買わなければならなくなっていて
その券には家康公の墓所である、奥の院の参観も含まれていました。
小雨でしたがしっとりとした佇まいには感動してきました。

陽明門を出てすぐ左に曲がったところの「鳴き竜」では
人が一人づつ手をたたいて竜の鳴くのを確かめるのではなく
係員が拍子木をたたいて聞かせるものに変わっていました。
そこで、
「手をたたいても、もう聞こえなくなったの?」と聞いてみましたら
そこはそれ!上手なもので
「いいえ、ここはお寺なので神社と違って手をたたいて参拝しないのです」
と巧みな返事が返ってきました。

帰り道は
足尾の銅山観光に寄ったら
足尾もきれいにリニューアルされていて
新しい雰囲気になっていました。
日本の公害の原点という汚名が科されていましたが
それを証明する「はげ山」も大分草木に覆われてきていました。
これも足尾の人たちが真剣で植林してきたおかげでしょう。
この「足尾の緑を守る会」のお世話役は私の従兄弟がしています。

近道を通って帰りましたら足尾からたった2時間で着きました。
ちょっと驚きです!




2008年6月21日(土)
議員定数調査対策委員会

6月21日
昨日、広神庁舎で午後から「議員定数調査対策委員会」が開かれました。
議員定数の26人がいいのか多いのか意見は分かれるところですが
議員が調べた住民の意見では「魚沼市の財政を考えれば削減だろう」が多かったようです。
その他に
・魚沼市が残るためには議会も一人でも二人でも減らすべき
 ・もっと根本的なことを議論する必要あり
・定数減は時期尚早、96人から26人に減ってまだ一期終わっていない
・今のままか減らすなら2〜4人といろいろな意見
・山間地では議員の数は減らしてほしくない
・地域の実態、市民の意向、人口減、財政、など考えれば削減の方向
・議会制民主主義、活力ある議会として再スタートしたほうがよい
・子どもが大学の講義で夕張市の次は魚沼市だと聞いてショック!削減!
・民意がどれだけ行政に反映されるかが重要
・議員の報酬一人当たり全部含んでも500万円弱、二人分で1千万円
 これでは削減されても微々たるもの、根本からの解決が必要
・日当制や報酬減も検討してはどうか

など、さまざまな意見が出ました。
次は各派で話し合い、それを持って委員会に臨む、ということになりました。
次回の「議員定数委員会」は7月2日になりました。

2008年6月19日(木)
庁舎再編市民検討委員会

6月19日
九州や西日本は大雨で被害続出だと言うのに
ここ魚沼では農作物に恵みの雨がほしいところですが、
今日も降りませんでしたねぇ。
しかし、
関東甲信まで梅雨入りしていたのが今日は越も仲間になって梅雨入りです。

おくらやという屋号の私の家は
広神・今泉にある糸魚川藩の米蔵を店にして始めたというところから付きましたが、
今日は夫は今泉・島のみなさんの仲間に入れてもらって
ゴルフコンペに行きました。

私は夜7:00からの「庁舎再編市民検討委員会」に傍聴に出かけました。
場所は小出庁舎ですが、網戸のない3階の会議室は窓を開ける事も出来ず
蒸し風呂のようでした。

そこに並ぶ28人の委員の皆さんは
昨年からちょうど1年の検討委員会をかさねているそうで、
延べ50回にもなるようです。
今までの積み重ねから本日のテーマは
本庁舎にした場合の出先機関のあり方を検討していました。

十人十色と申しますが、
この大勢の意見をまとめるのは容易なことではないなぁ・・と
私は密かに思っていましたところ、
この会長さんはお若いのにじつに見事にまとめていました。
ちょっと惚れ惚れしました。

内容については
この委員会の正式発表を待ってお聞き下さい。



2008年6月18日(水)
まちづくり委員会のメンバーと懇談

6月18日
まちづくり委員会のメンバーの一部と議会運営委員会のメンバーが
広神庁舎で懇談会を開きました。

まちづくり委員会の皆さんが合併検証とも言える
住民アンケートを2000人規模で行い
その結果を議運の委員会に見せてくれました。

貴重なその本は内容分析まで終わっていて、
住民の要望などがまとめられていて謂わば住民の声とも取れます。
勿論それがすべてではありませんが・・・。

まちづくり委員会の今日の5人の方は、
議会や行政とパートナーシップをとりながら
まちを良くして行きたい、と希望を述べられました。
私たちもそのアンケートを参考に反映してゆきたいという気持ちで応えました。

もっとこういう会合を増やすと良いと感じながら
午後の会議を終えました。


2008年6月16日(月)
広神商工会女性部もボランティア

6月16日
みゆき園でボランティア会議に出て驚いたことは、
1年に303日もボランティアに通ってくださる方がいることでした。
303日というと、大袈裟に言わなくてもほぼ毎日のように
ボランティアして下さっているということです。

入居者への話し相手だったり、タオルたたみだったり、
内容は色いろですがその時その時でできることをしているとの事で、
もうすでに2300回になっているといっておられました。

介護保険の2度にわたる改定で、
事業主は介護料を減らされて、介護従事者の人数を減らしてやりくりしたり
経費をこれ以上削減できないほど削って頑張っているようです。

でもこれから団塊の世代が高齢者の域に達するのに、
仕事に見合った報酬が出なくては従事者がどんどん減ってしまうことになり、
気づいたら介護する人が誰もいなかったな〜んて事のないようにしてほしいものです。

来年は介護保険の改定期ですので、
市町村が窓口になって改善要求をしないとどんどん悪くなる一方ですから・・・。


2008年6月14日(土)
またもや大地震!

6月14日
今日午前8時43分ごろ、またもや日本列島を襲う大地震が起きました。
今度は宮城と岩手の県境の岩手県奥州市、震度6強マグニチュード7.2は
阪神淡路大震災に匹敵するというものです。

我が家でも揺れたのが分かるほどでしたので、かなり強烈だったでしょう。
中越大震災の時も、しばらくは家の中にはいられない状態が続きました。
温泉旅館には7人が閉じ込められているようです。
早く余震が収まり震災にあった方たちを救出できるといいのですが・・・。

崖崩れには車が巻き込まれているようですので、
中越大震災の時と同じような感じです。
いやでもフラッシュバックします。
中越大震災の時は山古志が山崩れを起こし、今でもその爪あとは残っています。
山古志に隣接する広神側の滝の又〜水沢〜山古志にいたる県の道路は
大きく崖崩れを起こしたままで未だ復旧されていません。

県にお金がないと言いながら、政令市を作るために
新潟市に大きな野球場などの整備で巨額を支出しているのですから、
復旧に力を入れてほしいものです。

今回の地震で起きた山崩れはことさらひどく、
大規模に崩れその上には満々と水をたたえた湖もあるようです。

世界中で大地震がおきて人が埋まり、
世界中で大きな台風やサイクロンの被害に泣き、
地球規模で起きる大災害の前には人智や英知はまったく成す術もありません。

人は今、人のできる最大の努力で、
地球のことを考え、行動を起こさなくてはならないのです。

2008年6月12日(木)
小出病院等対策調査特別委員会

6月12日
小出病院等対策調査特別委員会が開かれました。
新しい委員会になって約1年が過ぎようとしていますが、
前の2年を含めて進展もあまりなく、もどかしい限りです。

財政からいっても今の魚沼市では2つの市立病院はもてない相談だし
では市立堀之内病院をどうするのか、小出病院をどうしたいのか、
市長の腹が固まらなければ難しい相談です。
市長も県から医師の派遣と財政の裏付けを保障してもらわなければ
乗れない相談です。
県の側の腹が固まらない限り進まないと理解しています。

昨日の委員会では
せめて県から小出病院の土地や建物についての無償譲渡や、
古い建物を壊して保健センターを立てる費用を県から
持ってもらうことへの返事があったかと聞いてみれば
まだないとのことです。

今の小出病院には、
入院患者は年間で約10万人、通院患者は約18万人も訪れています。
それでも純赤字は約7億6千万円、
採算が取れない部門を考慮しての県からの繰り入れを引くと
約8600万円が19年度の赤字ということになります。

これだけの患者が利用している小出病院ですから
たとえ県立は外れても、たとえ縮小されても
(基幹病院が出来れば患者はそちらに流れますし、
役割分担を考えると縮小はやむをえないと思いますが)
皆さんの納得のいく残し方が出来るよう望んでいます。
市全体の地域医療も県立小出病院がどうなるかで
まったく変わるわけですので・・・・。

議会の一般質問の答弁には市長は8月ごろをめどにと
答弁していますので、県からの返事も少しは出るのだと思います。

2008年6月9日(月)
通り魔事件、後期高齢者の問題

6月9日
昨日秋葉原で7人が殺され10人が重軽傷を負う、通り魔事件が発生しました。
何がこの加害者を追い詰めたのでしょうか。
レンタカーを借りて、刃物を数本用意して・・というから計画的です。
「きれる子どもたち」・・が話題になってからだいぶ経ちますが
その原因は恵まれない環境や親子の関係であったり、
テレビやインターネットの影響であったり、友達との人間関係に疲れたりと
さまざまなことが取りざたされていました。
 
世の中に必要とされていると感じられなくなったとき
人は疲れて死を選びたくなると言いますが、
その時のもう一つの選択肢が子どものように周りに当り散らす、
それが過ぎて今回のようになる・・事ではないのでしょうか?

これが原因の全てとは思いませんが
弱い人間が増えたのも社会現象の現れであると思います。
弱い人間になった理由は甘やかしであったり、
小さいうちに挫折を味わうことのなかった人が多いことだと言います。。
では、思いやりを持つことや、
人の痛みが分かる人になるにはどうすればよいのでしょう。
皆で考えてゆかなければならないことなのでしょう。


ところでいま話題の
後期高齢者医療制度の問題点について、
群馬県中之条町の入内島道隆町長が「町政レポート」というブログのなかで、
書き込んでいたので、一部転載いたします。

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後期高齢者医療制度の保険料が7割の人が下がるということが発表された。
これをもって追い風にと思っているのだろうが、これはすこし違う気がする。
つまり、これは、裏を返せば、こんな試算もされていなかったということの証左にしかならない。
これでは、おそらく国民健康保険や社会保険などの保険料が
大幅に上がる事はもちろん試算できていないだろう。

 今回の後期高齢者医療制度の最大の問題点は
後期高齢者医療制度そのものよりもむしろ、
それを下支えしている保険制度に及ぼす負の影響にこそあるのです。
しかも、ここまでにはシステムの改正をはじめ連合会設立に多大な経費がかかっている。
進むも地獄、退くも地獄とはこのこと。

2008年6月8日(日)
楽しみだった只見線のたび

6月8日
只見線の旅に出ました。
お天気上々!
7人のメンバーは気の会ったふるさと交流会の仲間!
朝5:30小出発、私は一人薮神駅から乗り込み、
柳津までは4時間かかるので、すぐにトイレを確かめに行きました。
たった2両編成なのに2個もトイレがあり安心しました。

途中何度か待ち合わせの時間があったので、
本当は3時間しかかからないことが分かりました。
帰りはその通り、3時間で帰ってきました。
大白川駅舎の平石亭のそばが食べたかったのですが
朝が早くて残念ながら食べることは出来ませんでした。

しかし、大白川を抜けたあたりで、
ぶなの群生林の中を通り抜けたのは、すごく素敵でした。
これはまた紅葉の頃は一段と素晴らしいことでしょう!

柳津に降り立つと
SL列車の展示があり昔を忍ばせています。

柳津は平らなところはないのではないかと思うほど
坂の多い街で、でも行き会う年配の方たちはとても元気でした。
素晴らしい「福満虚空地蔵さま」は岩場に立てられた1200年の歴史を誇る
虚空蔵尊で、土台は岩場を掘りぬいて建てられたものと思われます。

柳津の町は4段になっており
それも半端ではないほどの高低があるのです。
毎日段を降りたり上がったりするから、元気な人が多いのだと
帰りにはつくづく感じました。

帰りの電車の中で
仲間の一人に「初孫誕生」の嬉しいニュースが入り
気分盛り上がりに一役買いました。

2008年6月7日(土)
広域観光圏の勉強会

6月7日
昨日はまた越後ゴルフ倶楽部応援団コンペがあり、
雨の振る中、夫も東京や埼玉の同級生とともに出かけました。
いろいろな行事の重なる中、40人近い参加者で賑わった
越後ゴルフ倶楽部も喜んだことでしょう。

東京の同級生は交際が広く人脈もあり、
今回は原辰則監督と、ファイティング原田さんの色紙を
このコンペに10数枚プレゼントしてくれました。

私は南魚沼市、湯沢町、魚沼市の3市町が、南魚沼市で
合同勉強会を開催しましたのでそちらに参加しました。
「観光広域圏整備事業」についてです。

北陸信越運輸局 企画観光部長 北河さん
雪国観光圏推進協議会事務局  井口さん
株)JTB関東 地域交流推進事業部長 市川さん

雪国の観光を横でつなげ、点から線、線から面へと
つなげるのがこれからの観光ビジネスだというのが趣旨でした。
またその事業が採択されると国からも補助金が出るというものです。

旅行客はこの新潟のような原風景を圧倒的に望んでいるから、
それは何もしなくてもこの地域にあるのだから、
それを使わない手はないだろうと言うのです。
そしてその風景のいくつかを重ねて皆さんに提供する。
それは、雪国の雁木通り(浦佐の毘沙門様の通り、
六日町の駅前から坂戸城までの通り、塩沢の牧之通り)であったり、
山菜王国であったり、旅行客の目線で考えることが大事だと言います。

またもっと、「おもてなしの心」を育て、
誰もが新潟の顔にならなければ難しい。
例えばタクシーに乗り「○○○へ行って下さい」と言っても
すぐに観光名所が分からなかったりするのでは困る。
その点山形県では小学生に「おもてなしの心」の副読本を配っている。
地元に何があるのか、地元のよさを伝えてゆく心もそこにはある。

JTBの部長さんは農業体験のできるツァーなどがあれば
お客様を呼び込むことが出来ると、話していました。
私たちはもっと出来ることがあるというふうに感じながらお聞きしました。


2008年6月5日(木)
国家公務員倫理法

6月5日
今度は財務省の官僚が深夜帰宅のタクシー乗車の際、
運転手から金品を受け取っていたことが発覚しました。

2000年4月に国家公務員倫理法が施工されましたが
利害が直接関係しない場合でも常識の範囲を超えている場合は
違反の対象となり、違反すれば懲戒処分もあり得るとあります。

普通の会社では
著しく会社の名前に傷をつける行為は即、会社を首になります。
国の法律を作る国家公務員ならばなおのことでしょう。

しかし、いままでの国家公務員のあり様は
必ずしもそうではありませんでした。
だから次々と同じような腐った事実が出るのでしょうね。

国民のモラルが落ちたと嘆く前に
国家としてのモラルを上げなければ、
民衆の心を捉えることは出来ません。

昔の「武士は喰わねど、高楊枝」はどこに行ったのでしょうね。

2008年6月4日(水)
草津の湯

6月4日
昨日の草津は大変に寒くて、震えるようでした。
途中に気温が出ていましたがなんと10度です。
帰ってからの魚沼の気温は20度でしたから10度の差は大きいですね。

花はもうすぐ盛りでロマンティック街道と呼ばれるだけあって
なかなかのものです。

草津ホテルの隣に片岡鶴太郎さんの美術館があり鑑賞してきました。
思いがけない色使いは片岡さんの才能を感じさせるものがあり
皆様もお近くを通ったらご覧になっては如何でしょうか。

湯畑までの道路の両側にはお土産やが並んでいますが
そこ此処でお饅頭の試食にまるまる1個差し出され
つい嬉しくて何個も頂いてしまいました。
出来立てのお饅頭の味は大変においしく魅力的でした。

広神の山田下に住むつばさ観光の中沢智史さんの案内は
至れり尽くせりで雨の中でしたが快適なたびになりました。
また初めて塩沢の「魚沼中央観光バス」を使いましたが
きれいで広いサロンバスは結構なものでした。
でしゃばらない運転手の小林さんにも好感が持てました。

バスの中は終始にぎやかな笑い声につつまれ、
楽しいたびになってよかったと思いました。



2008年6月3日(火)
祝賀会

6月3日
昨夜は臨時会のあと17:30から大黒や(堀之内町)で祝賀会が開かれました。
祝賀会とは全国市議会から10人の議員が永年表彰を受けたからです。
星謙一さんを筆頭に議会では後ろに座っている人たちです。
星謙一さんは勤続26年目だそうですから
なんと若いうちから議員になったんでしょうねぇ。

入広瀬の浅井守男議員は22年だそうで
お子さんが生まれた年に議員になったと話していました。

5回も6回も選挙の洗礼を受けたことはすごいことだと
市長もお祝いの席で述べておられましたが
私もまったくその通りだと思いました。

8:00で皆がお開きで、やめて戻りましたが
私はお茶を飲んだので眠れず大変でした。
今日はこれから広神商工会女性部の旅行で草津です。

あいにくの空模様ですが
これ以上降らないよう祈るばかりです。

2008年6月2日(月)
臨時議会

6月2日
今日10:00から臨時議会が開催されました。
市長や議長の報告のあと各委員長報告で始まり、そのあと
3月31日で一般会計や特別会計が締められましたので、その最終調整補正予算、
戸籍法の改正による条例の改正、
後期高齢者制度の移行に伴い税制の改正による条例の改正、
国保の税率の改正などを審議しました。

国保の改正では
国保から後期高齢者(5200人)が移行するので、
人数が減り国保税の均等割りが上がりました。
でも固定資産税の算定をはずして考慮されることになり、
所得のない人には配慮があったと判断できます。
低所得者層は払う割合が大体下がっています。中間層が上がっています。

ただ中間層でも、今でも払えなくて滞納がたくさんあるのに
この先ワーキングプアの解消策がなければ難しい問題となると思います。

国保税は合併後から今まで1年を8回に分けて徴収されていましたが
今年から10回に分けて徴収されることになりました。
合併前の広神では12回だったのですが、
所得の算定がはっきりしないうちは徴収が難しいのでと言う理由で
8回になったように記憶しています。

まぁ10回になったことは喜ばしいことです。

「ふるさと納税」の条例改正ではあまりに難しいので
住安議員が「例えばで言うとどうなる」との問いには
EX.700万円収入一家4人(夫婦と子ども2人)が
田舎に10万円寄付した時、所得税と合算して49000円控除される
とあり、「ふるさと納税」したい人にとっては難しい制度となってしまいました。


2008年6月1日(日)
暑かったり、寒かったり・・・

6月1日
もう6月になりましたねぇ。
昨日はえらく寒かったので、今朝東京に行くのに
タートルのシャツとベストを重ねてその上に薄い上着を着てゆきました。
ところが良いお天気になってとても暑かったのです。ざんねん!

日曜だったので行きの新幹線は混んでいましたが一人ですから座れました。
行き先の馬喰町は繊維の問屋街です。
日曜ですが、最近は馬喰町も日曜開店しているところもあるのです。

問屋も顧客獲得のためにあれこれ手を打っているのです。
でも閉まっているのがほとんどですから、
普段開いている食堂や喫茶店は全部休みです。
そこで問屋も考えて来店客にはお弁当を出すのです。

お弁当についている箸をよく見ると、上等な杉箸です。
日本の間伐材で作る杉の箸は一流料亭にしか出ないと思っていましたので、
一種感動のようなものを覚え、しげしげと見とれてしまいました。

お茶を入れてくれた女子の店員は
私が棘でもさしたかと心配そうに見ているので、気がついて食べたのですが、
普段少ししか食べないのに、残せばごみになると思い無理して全部頂きました。

ご飯の前に「頂きます」と言いますが
これには〜あなたの命をいただきます〜という
重要な意味があるのだそうです。
私も毎回感謝していただいています。