くにこの日記


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2009年9月2日(水)
忙しい日々

9月2日
31日は東京、1日は長岡へと仕入れに飛び回っていました。
いつもの年なら東京・馬喰町は大勢の人で混雑するのですが、
今年は金融ショックの煽り不況を受けてか、閑散としていました。
長岡も一部の店が混んでいたばかりで、
あとは普通の日のようで、閑散としています。

今年のように天候不順ならすぐにも秋物が欲しくなることが判っていても
買わない(買えない)小売店が増えているってことでしょうか?



NHKの報道で、
「非正規雇用の人材派遣業からの派遣で選挙の人員を賄う自治体が多い」と
いう事でしたが、我が魚沼市ではそういうことはありませんでした。

魚沼市は合併により同規模の自治体に比較して職員の数が多いので、
こういうときこそ人材を投入できます。
そして、できるだけ振り替え休日などで済ませているとのことでした。

しかしながら、1億2.3千万円も残業手当を出しているあたりは、
まだまだ節約できるのでは?と思ってしまいます。
以前、大型コンピューターを入れるときに
「コンピューターが入ればもっと節約ができる」
といった答弁があったと記憶しています。


9月は決算議会ですから新人議員の皆さんに頑張って欲しいです。
解らないことや疑問は率直に聞いて欲しいです。
思い込みはいけませんね。

2009年8月31日(月)
選挙民主党圧勝

8月31日
新潟県は注目の県でしたが、
これほど早く速報が出るとは思いませんでした。
「黒岩たかひろ」8時5分にもう当確が出ました!

さらに昨夜は信じられないくらい次々と嬉しい速報が入り、
民主圧勝に沸きました。
これから第一歩が始めるのです。

長い間、自民党に任せていて、官僚とゼネコンの囚われとなった
日本の政治を国民の手に取り戻す時が来たのです。
でも民主党にすっかりお任せというような政治はもうありません。
これからは自分たちで考えて・・・

・いらないことはしない
・経済を重視すれば環境は悪くなる事に早く気づき、
 何が必要で何が必要でないのか、見極める
・将来に希望があれば我慢はできる

★官僚政治、経済偏重の打破
★経済重視から環境重視
★目先重視から将来重視
★国税と地方税の比率を逆転、地方の自立
★食糧政策、農業政策の大転換、自給自足の実現

2009年8月28日(金)
たかが焼きそば、されど焼きそば

8月28日
昨日の小出祭りでは大勢の皆様と会うことができ楽しかったです。
身体は疲れていてもすっきりした高揚感が残りました。

「邦子新聞」のおかげで名前では知られていても
顔は売れていませんので、心おきなく楽しんできました。

屋台を一軒ずつ覗いてみていたら、
何と!懐かしい「太麺の焼きそば」があるではありませんか!
日光ではしょっちゅう食べていた物がこちらでは手に入らず、
「マルチャン」で済ませていたのです。
何となく嬉しくなっちゃって
ついついみんなの分も買ってしまいました。


ところで、
「政権交代で民主党になったら不安だ」という声があります。
どちらかというと自民党よりの人の発言が多いようです。
かなりの国民が不安に思っているかもしれません。
しかし、
60年間の政治のツケを
たった一度の政権で取り返そうなどとは
誰も思っていないはず!

国民が主役の政治に変えてもらうために・・
「チェンジ」するためには
今の政権では変えられないから民主党で変えてもらい、
そのあとは市民がゆっくり考えていくわけですから・・・

自民党は大企業や法人(官僚)のために・・、
民主党は労働者のために・・ある党ですから、
どちらも足かせがはめられているのです

だから明確に国民の要望に応えられない部分があるのです。

環境や未来の地球に思いを馳せた大きな心で投票に行こう!





2009年8月27日(木)
大好きなお祭り

8月27日
今夜は小出祭りの最終日で「大民謡流し」があるので、
私も去年に続き参加します。
魚沼音頭を踊るのですが堀之内の踊りに比べて割合簡単ですので
皆様もどうぞ参加してください。

魚沼交流ネットワークでも踊るので一緒に踊りたいのですが、
私は広神の部長なので商工会女性部で踊ります。

いつもの年なら昨日の花火には足立区の皆さんが来て下さるので
議員としてそちらに参加したりと忙しいのですが、
今年はのんびりしたものです。
身体は忙しくても頭がのんびりしているのです。

2009年8月26日(水)
虫と人間の間

8月26日
ここ2,3日の朝の寒さといったら、
低温注意報が出ている位で本当に要注意ですね。
毎朝、自転車で坂を下って畑に行くのです。

とっても楽しいのですが、虫に刺されて私の顔は見るも無残です。(えっ、元々?)
その虫対策に真ん中の娘が、自分で調合した虫除けスプレーをくれました。
レモンバームの香りでいい感じで、昨日から使い始め
今は虫に刺されていません。

市販の虫除けスプレーを使わなかったので、
私の気持ちを察して安全な物を作ってくれたのです。

同じ虫除けでも市販の物のほとんどは、虫を殺す物です。
虫が死ぬくらいですから人にも良いわけがありません。

害虫が食べると死ぬように遺伝子組み換えされたとうもろこしの報道は
今でも私の脳裏に焼きついています。
食べながら死んでゆく様はあまりにも残酷という理由で
一般の人には公開されませんでしたが、
みんながこの同じ原理に気づかないのは何故でしょうね。
みんなが使っているから大丈夫と、思うのでしょうか?
自分に都合悪いことには目をつぶるのでしょうか?

これは日本人の特色かもしれません。
「みんなで渡れば恐くない」・・・・

2009年8月25日(火)
国民目線

8月25日
最近の各党首の話は面白くない!
お互いに悪口の言い合いは聞いていても気分が悪い!
そしてみっともない!品が悪い!そう思いませんか?

こんな人たちが今まで国をリードしてきたのかとうんざりする。
だから借金大国になったり、大企業優先になったりしたんだと思う!

どうしたら国民が気持ちよく暮らせるのか、
物もお金もない頃、どんな気持ちで暮らしていたか、思い出して欲しい!

国民は目を凝らして魅力ある人を選んで欲しい。
国を任せるのだから相応しい人を選んで欲しい。
良く見れば顔にも相応しい品格があるよね!

期日前投票を23日より前にした人は
最高裁の国民審査(裁判官)の投票ができなかったのでどうなるのかを
議会事務局に問い合わせてみたら、
「同一投票所で話してもらえばその投票だけできる」とのことでしたから、
裁判官の投票もして下さい。

この投票は○も×も何もつけない物は肯定とされて○となるのです。

しかし裁判官と言っても誰がどの裁判を受け持ったか判らないので、
判断の仕様がありませんね。

しかし、
今回は特に、小泉内閣で外務次官として、イラク戦争を支持し
派兵を推進した責任者、竹内行夫氏が入っています。

イラク派兵は名古屋高裁で「憲法違反」と判決が下りたのに、
その責任者が法の番人だとは認めるわけにはいきません。
なし崩し的にインド洋やソマリアに自衛隊を海外派遣している現状にも、
とても危ないものを感じます。


2009年8月24日(月)
日本文理準優勝おめでとう!

8月24日
今日の日本文理高校の活躍!
何といっても9回目の2アウトからの活躍と言ったら!
驚きです!
9回目10対4でリードされていたにもかかわらず
2アウトから打つわ打つわ!
この9回で5点入れて10対9にした日本文理の爽やかさは
誰の目にも清らかな涙を誘いました。

だから負けてもまっく悔しくない!
優勝校を喰ってしまった感がありました。
優勝校の中京大中京高校は勝って嬉し涙を流していても
文理の面々は誰も悔し涙は流していない!
高揚感に溢れていました。

素晴らしい試合を見せてもらった私たちも一緒に感謝です。

最後まであきらめない!これこそが新潟雪国の真髄!
文理の皆さん!ありがとう!

2009年8月22日(土)
日本文理の活躍

8月22日
昨日の新潟日本文理の戦いは素晴らしい打線でしたねぇ。
これでベスト4になりました。
新潟県勢では今までベスト4に残れたところはなかったようで、
「初めての新潟ベスト4です。」と放映されていました。

私は新潟県は何事も優れているので野球も持ち前の根性で
昔には優勝に絡む場面があったと思い込んでいました。

私が栃木県に住んでいたころは
作新学院がとっても強く
毎年春夏の大会で作新が甲子園に行くので、作新に縁のない私の家でも
親が寄付をしていたのを覚えています。

しかし、
前回の22安打に続き今回の19安打の日本文理の打線の素晴らしさは
あまり類を見ないものだと思います。
さらに打球を追ってフェンスに激突したレフト守備者の活躍も
目を瞠るものがありました。
みんなで並ぶと特に目立つ「小さな身体」でレギュラーをつかんだ彼は
何か光るものがあるのでしょうね。

明日の第一試合でもみんなが
悔いのないような試合をしてほしいものです。

2009年8月21日(金)
今日の日経新聞を見て・・・

8月21日
今朝の日経新聞紙上での「衆院選情勢調査」を見て驚いています。
先日の週間ポストのアンケート予想に似ているのです。
全480議席中確実と有力をあわせると330議席超が民主党、
自民党は小選挙区で確実は30、有力が20議席、
比例代表で40というように100議席前後に留まる模様。

今日の日経には合わせてブログの書き込みについても書いてあり、
特定の個人や党名を出して「応援してください」というのも
公選法違反になり、警告を受ける可能性もあるということですので、
十分に気をつけようと思います。

でも今のネット状況から考えれば、
これも法の改正が必要なのではないでしょうか。


2009年8月19日(水)
衆議院選挙

8月19日
毎年お盆後はなんとなく気が抜けるのですが、
今年はタオルの大量注文が入り気張らないと納品期日までに終わりません

何をするにも思うのは、人材不足が一番困るのですが
我が家は気が合っている者が3人いるので助かります。
3人が気を揃えてするとすごく早いのでびっくりです。
夫も遊び疲れているのに顔に出さず頑張っています。

昨日いよいよ衆議院選挙の告示となりました。
とはいえ、田舎のことですから選挙カーも来ないので静かな始まりです。
しっかり政権選択をしたいと思います。

昨日金大中元大統領が亡くなったと報道されていました。
韓国の改革と近代化に力を注ぎながら、南北朝鮮の融和に尽力したかたで、
親日家でもあり、特に日本のホテルで韓国政府に拉致された事件は忘れられません。
ご冥福をお祈りいたします。

2009年8月17日(月)
同級生の盆ゴルフ

8月17日

夫の同級生が東京や埼玉から盆ゴルフで来てくれたので
お盆のご馳走作りは16日にしました。
16・17日と「おくらや」は盆休みでしたからちょうど良かったです。

田舎を離れて暮している人たちなので
田舎ご馳走がいいかと「棒たら煮物」や「うどのきんぴら」「なすの鯖煮」
極めつけは「茄子の漬物」(きれいな紫色の漬物は食欲をそそります)


ゴルフ仲間だけでなく、
近所に住む、気のあった同級生も呼んでミニ同級会が始まりです。
夫の友達の料理好きな人が「しょっからまんま」と「鯨汁」を
作ってきてくれました。(持つべきものは友ですねぇ)
何はなくとも楽しそうでした。

明日も天気は良さそうなので
絶好のゴルフ日和です。

2009年8月16日(日)
市議会定例会日程のお知らせ

第3回魚沼市議会定例会日程

9月9日  本会議 10:00  (1) 報告案件 (2) 決算議案 提案理由の説明 決算特別委員会設置 付託

9月10日  本会議 10:00  (1)即決案件  (2) 付託案件

9月14日  一般質問

9月15日  一般質問

9月16日  10:00 総務文教委員会  13:30 福祉環境委員会

9月17日  10:00 産業建設委員会

9月24日  10:00 決算特別委員会

9月25日  10:00 決算特別委員会

9月28日  10:00 決算特別委員会

10月6日  10:00 本会議 (1) 付託案件 (2) 追加案件 質疑 討論 採決 閉会



8月24日に病院特別委員会 
       午後から井戸問題特別委員会が開催されます 

2009年8月15日(土)
終戦の日

8月15日
今日は終戦記念日
ラジオの12時の合図で黙祷を捧げました。
店にいましたので夫が「黙祷しよう」と言ってくれました。
そこにいらしたお客様も一緒に黙祷してくれました。

日本の兵隊210万人、日本の民間人80万人、計310万人、
アジアの人たち全部で1000万人の方々が亡くなりました。
もう2度とこんなことを起こしてはいけません。

日本が固く誓った「不戦の誓い」を永遠に守ってゆきましょう。

終戦に因んで素敵なメールが来ましたので転載します。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

この絵本は、中国の収容所から帰ってきた元日本兵の実話です。
昔、中国の撫順(ぶじゅん)には、戦犯管理所がありました。
かつて満州と呼ばれて日本領だった頃は、
中国人の政治犯が大勢収容され、その中で多くの人が命を落としました。
(絵本なので詳しくは描かれていませんでしたが、
 「記念写真を撮ってやるから並べ!」と命令しておいて、
 一斉に撃ち殺すなど、残虐な行為があったようです)

日本の敗戦のあと、今度は日本兵1000人が収容されたのですが、
管理所の中国人の所長は、収容された日本兵に対して、
捕虜としてではなく、人間的な扱いを行ったそうです。
兵士たちは、3度の食事をとり、治療を受け、散髪をしてもらい、
絵を描いたり、本を読んだりして毎日を過ごしました。

恨まれ、憎まれているはずの相手が、自分たちに怒りをぶつけてこない。
それどころか、自分たちが食べてもいない白米を出してくる。
戸惑い、いぶかりながらも、
穏やかな日常の中で日本兵たちは、
自分たちのおかした過ちに、自分たちで気付いたのだそうです。
「なぜ殺してしまったんだろう!」
「どうして簡単に殺せたんだろう!」
そこからは、兵士たちの罪の告白と懺悔が続いたそうです。

やがて、兵士たちが日本に帰れる日が来たとき、
所長さんから、朝顔の種を一つまみずつ手渡されたのだそうです。
「もう武器を持って2度と大陸に来ないでください。
 日本へ帰ったら、きれいな花を咲かせて幸せな家庭を築いてください」
それからずっと、託された種を九州で育てている副島さんというおじいさんの話を、
「撫順の奇蹟を受け継ぐ会九州支部」が、一冊の絵本にまとめました。

「憎しみや報復の連鎖では平和は訪れない」と、
言葉では簡単にいいますけれど、実践は簡単なことではないはずです。
なのに、まず「赦す」ということを実践した、所長さんたちの勇気に、
副島さんをはじめとする多くの元兵士たちが「撫順の奇跡」を語り継いでいるそうです。
(こういう話はまったく報道されないですし、私もこの絵本で初めて知りました)

8月は、日本の被害にばかり目が行きがちですが、
加害の歴史、赦しの歴史も知り、だからこそ私たち日本人には、
平和のために尽力する責務があるのだということを、自覚しなくちゃ!と思います。

2009年8月13日(木)
週間ポストの読み

8月13日
今日発売の週間ポストには衆院選のアンケート予想が載っています。
このアンケートは3万人を対象にしたネット調査なので、
まったく鵜呑みにはできないと思いますが、
あまりにも衝撃的な結果に驚くばかりです。

ほとんどの選挙区で
民主圧勝という結果なのです。
有名な野田聖子さんや、片山さつきさんまで落選です。
ネットというと若い人の特権のようで
これだけをまったく信用はできませんが
今や老人の域に達している団塊の世代までがネットを利用する時代です。
やはり政権交代は必至と見られます。


2009年8月12日(水)
地震にあった原発の怖さ

8月12日
7時56分配信 産経新聞より〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
11日早朝、静岡県を中心に震度6弱を観測した地震で、
震源から約40キロ離れた中部電力浜岡原子力発電所
(静岡県御前崎市)では、運転中の4、5号機が自動停止した。
すでに東海地震を想定した耐震補強工事を済ませており、
放射能漏れなどは起きなかった。
中部電力では設備への影響を調査しているが、
再開のめどはたっていない。

浜岡原発は自主基準で1000ガル(ガルは加速度の単位)の揺れにも
対応できるよう耐震補強工事を実施したほか、
耐震補強が困難な1、2号機はすでに廃炉となっており、
点検中の3号機を含め運転していなかった。
今回の地震では、基準となる120ガルを超えたことから自動停止した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
断層のうえに立っていると言われている浜岡原発の1.2号機は廃炉になりましたが
他の3.4.5号機もその危険があるのです
放射能を浴びすぎてがんになりなくなった
平井憲夫さんという原子力の技師の話を読むと原子力発電所の怖さがわかります。
原発の本来の寿命は10年という最初の設計でいながら
もうすでに30年を過ぎている原発がうようよあるのですから・・・。
以下は
平井さんのお話の1部です

とにかく日本の原子力政策はいい加減なのです。
日本は原発を始める時から、後のことは何にも考えていなかった。
その内に何とかなるだろうと。そんないい加減なことでやってきたんです。
そうやって何十年もたった。でも、廃棄物一つのことさえ、どうにもできないんです。 

 もう一つ、大変なことは、いままでは大学に原子力工学科があって、
それなりに学生がいましたが、今は若い人たちが原子力から離れてしまい、
東大をはじめほとんどの大学からなくなってしまいました。
机の上で研究する大学生さえいなくなったのです。 

 また、日立と東芝にある原子力部門の人も三分の一に減って、
コ・ジェネレーション(電気とお湯を同時に作る効率のよい発電設備)の
ガス・タービンの方へ行きました。
メーカーでさえ、原子力はもう終わりだと思っているのです。 

 原子力局長をやっていた島村武久さんという人が退官して、
『原子力談義』という本で、
「日本政府がやっているのは、ただのつじつま合わせに過ぎない、
電気が足りないのでも何でもない。
あまりに無計画にウランとかプルトニウムを持ちすぎてしまったことが原因です。
はっきりノーといわないから持たされてしまったのです。
そして日本はそれらで核兵器を作るんじゃないかと世界の国々から見られる、
その疑惑を否定するために核の平和利用、
つまり、原発をもっともっと造ろうということになるのです」 
と書いていますが、これもこの国の姿なんです。 

廃炉も解体も出来ない原発
 一九六六年に、日本で初めてイギリスから輸入した
十六万キロワットの営業用原子炉が茨城県の東海村で稼動しました。
その後はアメリカから輸入した原発で、途中で自前で造るようになりましたが、
今では、この狭い日本に一三五万キロワットというような巨大な原発を含めて
五一の原発が運転されています。 

 具体的な廃炉・解体や廃棄物のことなど
考えないままに動かし始めた原発ですが、
厚い鉄でできた原子炉も大量の放射能をあびるとボロボロになるんです。
だから、最初、耐用年数は十年だと言っていて、
十年で廃炉、解体する予定でいました。
しかし、一九八一年に十年たった東京電力の福島原発の一号機で、
当初考えていたような廃炉・解体が全然出来ないことが分かりました。
このことは国会でも原子炉は核反応に耐えられないと、問題になりました。 

 この時、私も加わってこの原子炉の廃炉、
解体についてどうするか、毎日のように、ああでもない、
こうでもないと検討をしたのですが、
放射能だらけの原発を無理やりに廃炉、解体しようとしても、
造るときの何倍ものお金がかかることや、
どうしても大量の被曝が避けられないことなど、
どうしようもないことが分かったのです。
原子炉のすぐ下の方では、決められた線量を守ろうとすると、
たった十数秒くらいしかいられないんですから。 

 机の上では、何でもできますが、
実際には人の手でやらなければならないのですから、
とんでもない被曝を伴うわけです。
ですから、放射能がゼロにならないと、何にもできないのです。
放射能がある限り廃炉、解体は不可能なのです。
人間にできなければロボットでという人もいます。
でも、研究はしていますが、ロボットが放射能で狂ってしまって使えないのです。 

 結局、福島の原発では、廃炉にすることができないというので、
原発を売り込んだアメリカのメーカーが自分の国から作業者を送り込み、
日本では到底考えられない程の大量の被曝をさせて、
原子炉の修理をしたのです。今でもその原発は動いています。 

 最初に耐用年数が十年といわれていた原発が、
もう三〇年近く動いています。
そんな原発が十一もある。
くたびれてヨタヨタになっても動かし続けていて、
私は心配でたまりません。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

いかがですか?日本の原発の現状を詳しくお知りになりたい方は
平井憲夫さんを検索すると出てきますのでご覧下さい。


 

2009年8月11日(火)
裁判員制度

8月11日
新しく始まった裁判員制度で本当の素人が裁判に加わることになりました。
国民の80%もの人が裁判員にはなりたくないと
新聞報道されているにもかかわらず、
この制度をしなければならない本当の意味は何なのでしょうか?

このことについて
陪審の国アメリカから東大の教授となり、
日本語も堪能なダニエル・フット氏は

国民がこれほど「参加したくない」のは、
「何故こういう制度が生まれてきたのか、良く分からず」
「最高裁判所はこれまでの制度に問題があったから・・という言い方はせず」
それなら「何故ここまで負担をかけてやらなくてはいけないのか」が
解らないからだと指摘しています。

ましてこの日本の裁判員制度は、
ヨーロッパなどで確立されたような国民からの要求でできたものではなく、
アメリカ→日本の財界→政府与党の主導で立案され、
2004年政府提案から僅か2ヵ月半で国会を通ってしまい、
しかも、国民の意見を聞くこともせず、
国民がどう思っているかの調査もなく
拙速に法律を作ってしまったことが起因しているのです。

メディアも国民にきちんとした報道をせず、
裁判員の候補者になったらどうすればよいか、
選任までのノウハウの報道はあっても
「何故この制度が生まれてきたのか(必要なのか)」の基本もないし、
裁判員が裁判で何をするのか知らされていないのも、
裁判員になりたくない大きな原因となっています。

この制度は3年たったら見直しをするそうですが、
問題とわかるものは早く、
たとえ1年目であっても改定すべきです。

2009年8月10日(月)
おくらや割引セール今日から・・・

8月10日
我が家は今日から14日迄、中元売出しです。
段々割り引きセールですから
10・11日は夏物3割引、12日は4割引、
13・14日は5割引となってゆきます。

中には値引きしてあるものもたくさんあるのですが
それからも割り引くので大幅割引になる物もあります。

今年は夏にならないうちにお盆が来そうなので、
儲けることもなく割り引きセールになってしまいました。
これでは
大方のお店がやってゆけないでしょうねぇ。

2009年8月9日(日)
復興ライブコンサート

8月9日
朝から時折激しくなる雨は
小出郷文化会館「響きの森公園内ステージ」での
夕方からの復興ライブコンサートに
どうなるのかと気を揉みましたが、雨脚も少し収まり
2,000人以上の参加者で会場が埋まり賑やかに楽しく
終了したのでほっとしました。
平原綾香になると雨もやみ天も味方するのかな?
と思ったほどです。

我が家でのチケットの売れ行きは上々でしたが、
ほかではどうだったのか?
後で聞いてみたいと思いました。
赤字にならないと良いのですが・・・・。


2009年8月7日(金)
戦後64年の検証

8月7日
昨日の広島での式典での秋葉市長の言葉と
2人の小学生の宣言の素晴らしさに感動しました。

しかし、その後の会見での首相の発言を聞いて愕然としました。
「アメリカの核の傘は必要である」
この日に、この広島の地で、こんな言葉を言う
麻生さんという人物をとても残念に思います。
さらに言えば
こんな人を首相に選んだ自民党って何なんだろうと
思ってしまいます。

広島でのこの悲しい出来事から64年
アメリカとロシアが手を結んで核廃絶をしようという矢先に
核廃絶に反対しているという日本政府の動きは
多くの日本国民の期待を裏切るものです。

世界では
空を飛びたいと願い初めて空を飛んでから
1903年 ライト兄弟 有人動力飛行に成功
1927年、リンドバーグ大西洋横断
1969年 月面着陸
66年間で月にまで行けるようになり素晴らしい発展を遂げています。

この大事な戦後の64年間を日本はどう使ったのでしょうか。
今まさに検証されるべき時です。


2009年8月7日(金)
広島の式典に思う

8月7日
昨日の広島での式典での秋葉市長の言葉と
2人の小学生の宣言の素晴らしさに感動しました。

しかし、その後の会見での首相の発言を聞いて愕然としました。
「アメリカの核の傘は必要である」
この日に、この広島の地で、こんな言葉を言う
麻生さんという人物をとても残念に思います。
さらに言えば
こんな人を首相に選んだ自民党って何なんだろうと
思ってしまいます。

広島でのこの悲しい出来事から64年
アメリカとロシアが手を結んで核廃絶をしようという矢先に
核廃絶に反対しているという日本政府の動きは
多くの日本国民の期待を裏切るものです。

世界では
空を飛びたいと願い初めて空を飛んでから
1903年 ライト兄弟 有人動力飛行に成功
1927年、リンドバーグ大西洋横断
1969年 月面着陸
66年間で月にまで行けるようになり素晴らしい発展を遂げています。

この大事な戦後の64年間を日本はどう使ったのでしょうか。
今まさに検証されるべき時です。


2009年8月6日(木)
枯渇井戸の補助制度

8月6日
昨日の朝日新聞には、
「被災の農業・養鯉業者救済制度」の井戸問題への
市の対応が‘告発を検討‘と出ていましたのでちょっと驚きました。

今朝の日報には小さく出ていただけですが、
個人は告発しない・・と出ていましたのでホッ。

なんにしても早く解決して、
支払うところは早く支払ってもらわないと
井戸屋さんたちも潰れてしまいます。
何本も掘ったのに支払いがないわけですから
苦しい経営を強いられていることでしょう。

経営が苦しいところは市が取り持って
金策の心配をしていますが、
こんな不況の時代ですからもう
金融機関が貸さないところもあるやに聞いています。
早い解決を望みます。

2009年8月5日(水)
個人破産

8月5日
けさのNHKでは、
個人住宅のローンが払えなくて
競売にかかる家が多いとの放送がありました。
競売では時価の半額にもならに価格でとても話しにならず、
「どうしてそんなになる前に相談しなかったか。悔やまれる。」
とは当事者の声でした。

先日
家賃が払えない・・・という悲鳴にも似た、姪からの携帯メールに
あわてて電話してみたら、
連れ合いの会社が倒産したので困っているとのことで、
姉は早く亡くなり、誰も頼れない事情もあり
私も懐を振り絞って、早速家賃の何ヶ月分かを
送ったので今は大丈夫と思うのですが・・・
心配の種はつきません。


キリンとサントリーの統合の話題が世間をにぎわしていますが、
その話が出てからキリンの株価が上がっているそうです。
サントリーは上場していませんので株はありません。

これは大前研一さんのメールですが
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
非上場を貫いてきたサントリーが
他の企業との統合に向けて動き出したということは、
サントリーの佐治社長はかなりの危機感を持っていたのだと思います。

そして、キリンを選んだというのは、「やるからには
とことん世界と戦いたい」という意思表示だと私は感じました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

キリンとサントリーでは
会社の考え方が違いすぎて、
統合してからうまくいくかどうかも疑問ですし、
だいいち統合のメリットがあるのかどうかも疑問ですが、
大前研一さんのメールにもあったように
かなりの危機感からだと察します。

大なり小なり
今の日本で起きていることの象徴のようです。

2009年8月4日(火)
オバマ大統領の核廃絶に反対の日本の官僚と防衛省

8月4日
何と日本がオバマ大統領の核廃絶の運動を妨害しているという
メールがはいってきました〜!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

7月17日に、「憂慮する科学者同盟(UCS)」は
核廃絶と日本に関する会議を東京で開催した。
講師はUCSのグレゴリ・クラキ氏(中国の専門家)。
クラキ氏によると、
米国の安全保障政策の中の核兵器の役割を減らすことに
最大の妨害となっているのが日本だという。

オバマ政権は、
核兵器の役割を他の国の核兵器に対する
抑止力だけに限定することによって、
大幅に核兵器の数を削減することを、
本気で考えているそうだ。
しかし、米国内では、
日本政府がそのような政策転換を
受け入れないだろうとの見方があるという。
同様のことを、
「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会(ICNND)」の
共同議長であるギャレス・エバンスさんからも聞いた。
5月にICNND日本NGO連絡会の招聘で東京に来たエバンスさんは、
国会議員およびマスコミの前で、
「核兵器以外の兵器による攻撃に対しても
核兵器で守って欲しいと米国に望む政策をとりながら、
核廃絶を唱えるというのは根本的に矛盾している」と
日本政府の安全保障政策を明確に非難した。

彼の指摘のとおり、
日本政府は、これまで核廃絶を訴えながら、
米国が核の先制不使用宣言を行なうことに反対し、
生物兵器、化学兵器、通常兵器に対してまでも核の抑止力を求めてきた。
しかしいま、オバマ政権下で、
大幅な核兵器削減に向けて重要な歩みが始まろうとしている。
日本の核廃絶を求める運動が
政府のこの姿勢の転換を求めることができれば、
大幅な核兵器削減が実現するだろう。
「日本が受け入れない」との見方に
大きな疑問を投げかけることができれば、
オバマ大統領が望んでいる政策転換が
実現するだろうとUCSは見ている。
日本の運動が期待されている。

アクションの提案

●8月15日19時半からNHKは核廃絶についての番組を上映する。
この問題を番組に取り上げるように提案する。
以下のURLをクリックしてアンケートに記入して下さい:http://www.nhk.or.jp/korekara/

●新聞に意見を投稿する

●政策転換を国会議員および選挙の立候補者に要求する

●10月に広島で政府の政策転換を求めましょう。このチラシに紹介されているイベントに参加しませんか。

○「核兵器はいらない キャンドルメッセージ」
   〜 キャンドルに想いを込めて 〜
日時:10月17日(土)18:30 〜 19:30(予定)
場所:原爆ドーム前

○「核兵器のない世界へ 国際シンポジウム」
    〜 ICNND から羽ばたこう 〜 
日時:10月18日(日)14:00 〜 17:00(予定)
場所:世界平和記念聖堂
    (広電「銀山町」「女学院前」電停から徒歩8 分)
発言者:(交渉中)
 ティルマン・ラフ氏(ICAN 代表、ICNND・NGO アドバイザー)
 川崎哲氏(ピースボート共同代表、ICNND・NGO アドバイザー)
  その他、国内外オピニオンリーダーに要請

●その他


参考資料

グレゴリ・クラキ氏のYouTubeアピール:
http://www.youtube.com/watch?v=itFI87hixy0

原水禁の外務省との交渉について:
http://www.gensuikin.org/nw/nfu_mofa.htm

もっと詳しい情報(核情報のウエブサイト)
http://www.kakujoho.net/




2009年8月3日(月)

8月3日
民主党も自民党もマニフェスト争いでお互いに
悪口の言い合いのような様相を呈し見苦しいばかりだが、
これだけ真剣に考える機会ができて喜ばしいことかもしれない。

これからは
日本国内に住む人たちが国産を愛し、
国産にこだわるような考え方に変わる教育をしてほしいと思います。
大人の教育はもう難しいので
これから未来を背負う子どもたちに教育してほしいのです。

1990年代、日本で作ると1000円かかる物が
中国なら50円でできることに気がついた商社が、
国際競争に勝つために中国や東南アジアなどに
進出し日本での物造りを止めたことが
今の「日本全体を派遣労働者」のようにしたのだと思っています。

この弱肉強食の世界に、
企業も中堅の人たちも苦しんでいる状況を
何とか打破してほしい・・・と思うのは
日本全国の人たちの願いでしょう。

江戸時代に日本を訪れた外国人は誰もが口を揃えて誉めたといいます。
貧しくともちょうど良い暮らしに満足している人々は、
お互いを思いやり、いたわりあって暮らしている。
質素倹約を常とし、ごみの出ない暮らしには驚くばかりだと
その当時の外国人の旅日記にも記されている。

この江戸時代までには戻れなくても
少し先までは江戸時代と変わらぬような満足する暮らしがあったのだから・・・。
みんなが少しずつ昔の暮らしに戻れば、
不満も減ってくらせるのではないでしょうか。