くにこの日記


<<前のページ | 次のページ>>
2010年1月27日(水)
日本国債の格下げ!

1月27日
今日の新潟日報1面、脇の方にあまり大したものではないとでも言うように
小さく載っている「国債格下げの可能性」→「弱含み」
が指している意味を考えていると・・・ニューヨーク在住の
吉田さんからこんなメールがきました。
やはり大変なことが起きています!
*********************************

吉田かや子さんの翻訳:
グローバル経済、ごまかされた日本の将来

2010年1月26日付け ティム・ケリー記者

2002年に米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)及び、
ムーディーズ(Moody’s)が、日本の長期国債の格付けを下げたとき、
日本の格付けはモーリシャス諸島などといった国と
同レベルで比較されるようになったという面目のない状態に陥った。
経済援助を受けるために日本を訪れていた
ボツワナ共和国のほうが格付けが上であるということになり、
ホスト側である日本政府は、フェスタス・モハエ大統領と
決まりの悪い思いをしながら会談をしなければならなかった。

 この火曜日、
スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、
先進国のなかで最も多額の負債を抱えているアジアの最大経済国である日本が、
対策を打ち出さなければ、再度日本のレーティングを下げると通告し、
日本が再度赤面することになった。
日本が抱える負債額は、日本のGDP総額の約2倍にも跳ね上がっている。

 
苦境に立たされている鳩山首相は、
昨年の8月に民主党が政権を勝ち取るため国民に約束した公的出費を抑制する
、または、今必要な支払い分を将来から借入れ、
国家破産という現在突き進んでいる道を選択するか、
という厳しい判断を迫られている。 
提案されている今年度の予算の大部分は、
縮小を続けている税収入からではなく、
借金(約490billion ドル=約43兆8400億円)から組まれている。

 
中国やその他の外国にその資金繰りを頼っているアメリカの国家赤字とは異なり、
日本の国債は、15 trillionドル(約1348兆円)という貯金をもつ
日本の各家庭が下から支えているのである。

 
これにより、間違った安心感が作り出され、
鳩山内閣をはじめ過去20年間に渡る他の内閣のもと、
 会計上は、財政が拡大してきたということになっているのである。
しかし、このような気前のよい支出は、
遅かれ早かれ蓄えが枯渇することを意味している。

 
その時が来たあかつきには、
オバマ大統領と同様、鳩山首相も中国に借金を請う必要が出てくるかもしれないし、
そして、その時にはオバマ大統領が借りたときより高金利になるかもしれない。

すでに国内の投資家が年間200ビリオンドル(約17兆9799億円)の
経費が掛かっている国債に興味を失いつつあるという兆しが見られる。

 
民主党によってダムや道路建設といった
コンクート漬けの無駄な公共事業にメスが入れられていることは、
鳩山首相の功績である。
しかし、こういった節約は十分であるとは決していえたものではない。
格付け会社や神経質になっている投資家へアピールするためには、
鳩山首相は先の選挙で公約したもっとも重要なもの、 
1世帯あたり3万6000円の子育て応援特別手当を
3千万人に支給するという政策を放棄する必要が出てくるかもしれない。

 
すでに陰りのみられる彼の人気をさらに落とすだろう。
しかし、支給したものを後から回収することになるよりはましだろう。
20年間に及ぶ経済沈滞のなかにいる日本は、これ以上お金に余裕がないのである。


オリジナルの英文記事はこちら。
http://www.forbes.com/2010/01/26/japan-ratings-downgrade-markets-economy-hatoyama-deficit.html

こちらが、読売オンラインでの取り上げられ方。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20100127-OYT8T00350.htm

2010年1月26日(火)
政権を取るということ

1月26日
昨日の参議院の予算委員会を聞いていると、
角度を変え品を変えして同じ質問ばかりをしているのが
とても耳障りに聞こえたのは私だけではないと思います。

市議会も同じ質問ばかりだった時に
傍聴の皆さんから不満のお声を頂きましたが、
立場が変われば傍聴の皆さんのお気持ちが良く解ります。

しかしこの100年に1度といわれる緊急時に、
もっと沢山の言わなければいけないことがあるだろうに・・・と
じりじりする感がありました。

自民党が60年も政権与党にいて
今の借金大国を作ったその反省の上に立てば、
緊急に新しい対策を引っさげて
日本再生の道筋をつけるぐらいの
気構えがなければ・・・と思います。

これだけの借金がなかったら
現政権ももっと豊かな政策もできるはずなのに・・と
気の毒にさえ思えます。
世界中を見てもGDPの2倍もの借金がある国はありません。

しかしそうは言っても人事ではありませんから、
この4年の間に今まで手のつけられなかった特別会計に手を入れて
国民のための「コンクリートから人へ」という
お金の使い方ができるようになって欲しいものです。

人に投資するというのは、
何も子どもばかりではありません。
困った人を無くす為の政策ですから
公共工事ももっと身近なものになってゆくことでしょう。


2010年1月25日(月)
商工会の新年会

1月25日
昨日午後から商工会の新年会が並柳の豊島屋さんで開かれました。
主催は私が委員長を務める「商工会活性化委員会」でしたので、
総勢58人という大勢の出席で賑やかに盛り上がってよかったです。

今年は商工会法施行50周年という節目の年ですので、
皆さんが幸せに暮らせるような工夫が欲しいところです。

大雪の合間でお天気も良く、
さっぱりとした、服装で来て下さるので、
帰るときに、「着てきたものはないのか?」と聞くほどでした。
答えが「飲むと忘れるから着せてもらえない」などと
冗談を言いながらご機嫌で帰る人が多かったです。

2010年1月23日(土)
平和って?

1月23日
私のところに来たメールで、
「平和や軍備放棄などは理想だけど、
実際に攻められたりする心配や、核などの脅威もあるので
軍備放棄はできない。
そしてODAなどの海外援助できるのも
経済が発展を遂げたからできることで、
地球温暖化を防ぐために経済が縮小するとできなくなる。」と
言う人もいます。

しかし実際に軍備放棄した「コスタリカ」は
紛争だらけの中米にあるけれど平和を保っています。

軍備放棄は一部の人には「非現実」と言われますが、
多くの人々の意識が現実となるのです。

そして、日本の軍事費約5〜6兆円のお金が
平和維持や福祉や災害救助に使われていくのです。
世界に誇る平和憲法を持つ日本も、
平和で世界貢献を目指すべきではないでしょうか。 
 


以下は送られてきたものです。
~〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
戦争に明け暮れた時代は終わった。
軍隊では平和は実現できない。
武器では平和は実現できない。
戦いで平和は実現できない。
戦わないことでしか平和は実現できない。
軍隊をやめることしか平和は実現できない。
武器を捨てることでしか平和は実現できない。
みんな、平和を求めている。

戦争は難しい。
平和はかんたん。
戦争は、軍隊が必要、武器が必要、
お金が必要、訓練が必要、努力が必要、
家族と別れないといけない、
戦地に行かないといけない、
恐怖に打ち勝つ勇気が必要、
敵を殺さないといけない、
人間を殺さないといけない、
何の恨みもない他人を殺さないといけない、
自分も死ぬかもしれない、
家族も死ぬかもしれない、
それだけのことをしても、
勝つか負けるかわからない。
相手を滅ぼすかもしれない。
自分の国も滅びるかもしれない。
戦争は、勝つのも、負けるのも、
苦しい、つらい、悲しい。
戦争には、本当の喜びはない。

それに比べて、
平和はかんたん。
軍隊もいらない、武器もいらない、
お金もいらない、訓練もいらない、
家族と別れなくていい、
戦地に行かなくていい、
恐怖もないし、恐怖に打ち勝たなくていい。
殺さないでいいし、殺されることもない。
ただ、憎むのをやめ、許せばいい。
すると、相手も憎むのをやめ。許してくれる。
それでいい。それだけでいい。
何も失わなくていい。

これを、多くの人が本気で理解すればいい。



 

2010年1月18日(月)
広神かるた大会

1月18日
昨日は旧広神地区で「百人一首かるた大会」が開かれ、
私も初めて参加しました。
合わせて「餅つきや」、「おらが広神かるた大会」も開かれ
大雪の中でしたが大勢の参加者で賑わいました。

年配の皆さんは
昔取った杵柄で百人一首をみんな覚えているらしく、
上の5文字か6文字が出ただけで取ってしまいます。
すごい!の一言です。
私は初心者ですので3枚しか取れませんでした。

子どもたちは上達が早く一番取れる先生と互角に戦いますが、
昨日は大人は大人、子どもは子どもですから
対決はありませんでした。

2010年1月16日(土)
東京ドームでのキルト展

1月16日
今日は疲れましたが楽しい一日を過ごしました。
行きたくても何年も行かれなかった「キルト展」に行って来られました。

農協女性部でキルト・パッチワークを2/月の割合で習っているのですが、
私はとても出席率が悪く皆さんの半分も行けませんでした。
でもその時間は行けばとても楽しく、おしゃべりをしながら
素敵な出来栄え(?)にみんなで誉めあうのです。

東京ドームで開かれたキルト展にはとても沢山の人が行っていました。
「どうしたらこんな素敵なものができるのかしら?」
触れてはいけないので裏返しすることはできません。
触れたいのを我慢してよーく見てきました。
「あぁ〜もう うっとり〜!」

バスで行って、3時間半もたっぷり見たのに
時間が足りなくなって後ろ髪・・状態でしたが、
自分の足も考えてやらなくてはなりません。
(もうあまり若くないのだから・・・)

2010年1月14日(木)
大雪です!

1月14日
大雪です!
今年2度目のドカ雪はこの地方に住む人たちを疲れさせますね。
昨日一日で1mも降りましたね。
歩道は雪の壁で、少し吹雪くと「ホワイト アウト」の世界です。

昨日は午後から降ったのに・・・
2度も除雪したのに・・・

夕方の犬の散歩の時はもうラッセル状態でした!
今朝もまだ歩道除雪が来ていなかったので車道を歩いたのですが、
消雪パイプも疲れたのか、水が枯れたのか、出ていません!
地下水もこれだけ大量に使うと出なくなりました。

頼みの綱は側溝を流れる川の水!
しかし、ドカ雪のときは側溝も雪が埋めるので水が来ません!
積み上げて小康を待つのみ!


明日は小正月ですが買い物は止めて、
家にあるものだけでおせちを作ることにしました。

2010年1月10日(日)
CO2削減への努力

1月10日
今日は本当なら日光で仲良し会だったのですが、
新宿の叔父さんが亡くなったのでお通夜になりました。
あちこちに連絡し、こちらからは6名で行きました。


葬儀屋さんに聞いてみるとこの冬はお葬式が多いとか・・・
厳しい寒さのせいでしょうか。

厳しいと言えば
世界ではあちこちで大寒波に襲われているとか・・・
これも地球温暖化のせいで
大気の流れが変わったからとも言われています。

近年大地震が続いておきるのも、
地中が温暖化されて膨張しているからではないでしょうか

日本では1990年に比較して
CO2を25%削減することを打ち出しています。
早く具体的な活動を始めないと地球の未来が減ってしまいます。

日本経済で見た統計では
大企業からの莫大な排出量を睨むことも大事ですが、
家庭から排出されるCO2が30%も増えているのですから、
私たち一人ひとりも未来のためにできることは沢山あると言えますね。

2010年1月9日(土)
奇跡の国ブータン

1月9日
BS朝日で再放送した「奇跡の国ブータン」は
貧しい国なのに国民の幸福度は世界一という国です。
国民総幸福量GNH(Gross NationalHappiness)という概念、
言葉を生み出した第4代国王ジグミ・シンゲ・ワンテュクさん、
現首相のジグミ・ティンレイさんへのインタビューでは、

◎ 豊かであることは良いことだ、しかしお金持ちになるのは
 そうとは言えない。
 
◎ 一人だけの幸福はあり得ない。みんなで幸福になる。
 
◎ 近代化は良いことだが、西洋化はいけない。新たな規範、
  パラダイムの構築が必要だ。
 
◎ 物質的豊かさと、精神的豊かさのバランスが大切。
  宗教的活動と、文化的な活動に特に力を注ぐ。
 
◎ 「自分は何者であるか」という自分に対する問いかけを
  常に行い、自分自身の内側を見つめる。
 
これらの言葉の数々は、そのままストレートに腑に落ちて
きました。そこには真の施政者(リーダー)の姿そのものが
あったのです。心底感銘しました。
 
特に
 
◎ 日本はブータンに学ぶのではなく、自分たちの過去を
  振り返るべきだ。日本もかってはそうであったではないか。
  そこに多くの学びがある。
 
という言葉には大きな勇気と希望を見出します。
まったくその通りです!
今まで間違っていなかったという思いで、励みになります。
 

2010年1月7日(木)
(テーブルfor 2)ってご存知でしたか?

1月7日
≪テーブル for2≫ という言葉や仕組みをご存知でしょうか?
 
TABLE FOR TWOというのは

対象となる定食や食品を買うと、
1食につき20円の寄付金が、
TABLE FOR TWOを通じて開発途上国の学校給食になるのです。

20円というのは、
開発途上国の給食1食分の金額です。
つまり、先進国で1食とるごとに
開発途上国に1食が贈られるという仕組みです。



TABLE FOR TWOを直訳すると「二人の食卓」。
先進国の私たちと開発途上国の子どもたちが、
時間と空間を越え食事を分かち合うというコンセプトです。

TABLE FOR TWOに参加することによって得られる
地球人としての一体感と思いやりの心が、
現在の世界にとって不可欠だとの考えです。 


創設の背景
世界の67億人の人口のうち、10億人が飢えに喘ぐ一方で、
10億人が肥満など食に起因する生活習慣病に苦しんでいます。

この深刻な食の不均衡を解消するため、
2007年の秋に日本でTABLE FOR TWOが創設されました。

2008年末までの約1年間で、
TABLE FOR TWOプログラムへの参加企業・団体数は100を突破。
食堂から始まったプログラムは、一般の方にもご利用いただけるカフェへ、
そしてネットスーパーやコンビニの食品へ、次々と広がっています。

TABLE FOR TWOの活動内容もプログラムの推進だけにとどまらず、
講演会開催や本の出版、ブログキャンペーンなど、
TABLE FOR TWOの理念や問題意識の啓蒙活動へと拡大しています。

また、日本で始まった活動は海を越え、
アメリカにも広がっています。
2008年にニューヨークで支部を開設、
2009年より活動が始まっています。

皆さんも企業で食堂などしている会社は参加しませんか?

http://www.tablefor2.org/jp/index_jp.html
 

2010年1月4日(月)
今年の抱負は「受け止める」

1月4日
「皆さんの今年の抱負は何ですか?」
私は今年は「受け止める」を一生懸命行ないたいと思っています。

「何事も全てを受け止めること」は難しいと私は思っていましたが、
4年前にある人の話を聞いてからは、考えが変わりました。

「受け止める」とはすごく簡単なことだったのです。
私の気持ちの中で(あなたはそうかんがえるのですね、なるほど〜)となるのです。

それまでの私は
「受け止める」も「受け入れる」も同じだと考え、
同意しなければ受け止められないと思っていました。

しかし、
「受け止める」ことができるようになってからはすごく楽になり、
良く話が聞けるようになったのです。
人の話をさえぎらず、良く理解できるようになり、
自分が一回り大きくなった感じがしました。

またそれと同時に良く見えるようにもなりました。
良く聞き、良く見て、良く解り、
さらに自分を成長させることはとても大事なことだと思うので
今年の抱負にしました。


2010年1月3日(日)
1票の格差

1月3日
大阪で行なわれた裁判で、
8月衆院選、1票の格差2.3倍は「違憲」と
大阪高裁が判断しました。

有権者が投じる票の価値の差、
いわゆる「1票の格差」が
最大2.3倍となっ去年8月の衆議院選挙について、
大阪高裁(成田喜達裁判長)は28日、
憲法に違反するという初めての判断を示しました。

原告の有権者(大阪府箕面市)が求めた
大阪9区の選挙無効の訴えは退けられたものの、
原告弁護団は今回の判決に関して
「歴史的な瞬間」「全面勝訴に近い」との認識を示しています。

これは、
わたしたち田舎に住むものにとっては厳しい判断です。
田舎では人口が少なく、
密度ではとても都会とは比べ物にならないし、
その割りに人の住んでいない場所が広いからです。

面積と人口をどこかで割らないと難しい問題ですね。 

2010年1月2日(土)
日本国債の格付け

1月2日
 英米系格付け会社フィッチ・レーティングスのソブリン部門統括
  責任者、デイビッド・ライリー氏は日本経済新聞に対し、来年度の
  国債発行額が、新政権がめどとする44兆円を大幅に上回った場合、
 「中長期的な財政安定への取り組み不足が浮き彫りになる」との
  認識を示しています。

 国債が暴落してく方法というのはいくつかありますが、代表的なものの
 1つが格付け機関による評価が著しく低下したことを契機とするものです。

 もし今後、日本国債の格付けが「BB」を下回るようなことがあれば、
 一気に日本国債が暴落する可能性も十分にあるでしょう。

 日本国債は世界にも類を見ないほどの借金で
 対GDP比約200%の累積負債というのは恐いものがあります。

 
 実際、格付け機関あるいはトレーダーの集団心理のどちらを契機と
 してマーケットが反応するのかは分かりません。
 しかし、このままでは国債暴落という形で
 マーケットから制裁を受けることになると思います。
 その時になってからあわてても遅いのです。

 これは、自民党政策のつけですが
 民主党になってまだ3ヶ月、問題山積の状況を
 どんな政策で乗り切ってゆくのでしょうか。

2010年1月1日(金)
新年のご挨拶

平成22年1月1日
皆様、明けましておめでとうございます。
今年は市民が経済も福祉も安心して暮らせる年になるよう、
願ってやみません。

雪国の宿命とはいえ
大晦日から降り続く雪は今年になってもやまず、
今朝は重い雪が50センチほど積もっていました。
夕方には70センチほどになり、今も吹雪いています。

暮れから来ていた埼玉の孫たちは、
南魚沼の一村尾の孫たちと遊んだので
我が家は毎日が運動会のようでしたが、
大晦日に岡新田の小島家に移動し、静かな正月です。
帰るとき、3歳の虎之助が「帰りたくない」と
大泣きして、私たち夫婦ももらい泣きです。


明日はおくらやも初売りの日
晴れてほしいものですが、天気予報は雪マークです。
皆様のお越しをお待ち申し上げます。