高山植物は、なんといっても夏。困るのは、日本中というより北半球(私の行った範囲で)では、
ほぼ6月の後半から7月中頃までが最もきれいで花の数も多い。
その時期体は一つ行きたい所は多い・・・行き先は、絞らなければならないこと…
贅沢な話しですね。
2009年7月
旭岳山頂駅の遊歩道のエゾノツガザクラの群落 | 黒岳山頂直前に咲くエゾノキンバイソウ |
霧の水分を取り込んだイワヒゲ | 天国のお花畑!!と叫んだキバナシャクナゲの大群落 |
花の山・秋田駒ケ岳 6月26日
登山道からミヤマダイコンソウの向こうに… | 今年は昨年に比べ雪が残っていました |
阿弥陀池のチングルマの群落は見事でした | 今回黒湯温泉に泊まれたことは良かったです |
2009年6月
十文字峠のシャクナゲ
素晴らしいシャクナゲの群落(右端は十文字小屋) | 小屋の近くの乙女の森には群落が広がる |
登山口にはベニバナイチヤクソウの超大群落 | 登山道から見上げる新緑の林にも感動 |
2008年 夏
この夏は6月27〜29日秋田駒ケ岳、7月5日〜15日スイスアルプス、
7月25〜27日鳥取大山と、天気と花に恵まれた山旅でした。
それと7月20日殿城山(長野)も入れないと…
6月27日秋田駒ケ岳はお花見にはドンピシャのタイミングでした。花の数も多く… コマクサ、オオバキスミレ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマキンバイなどなど 特にチングルマの群落は圧巻でした。 |
|
スイスアルプスは、云うまでもなくお花畑の中を行くハイキングでした。花だけでなく山並みの 美しさに、花の写真を撮るのを忘れて今少し後悔しています。 |
|
丁度いい具合に上からウスユキソウが並びました。7月20日の殿城山(霧が峰)です。 大渋滞の霧が峰高原を横目で見ながら静かな山歩きを楽しみました。 |
|
7月26日鳥取・大山は、辛い階段の登山道を登りきると一面お花畑でした。 紫のクガイソウ、真っ青のアジサイ、ピンクのウスユキソウの色合いも見事!! |
|
8月8〜10日北岳も天気、お花に恵まれました。イワギキョウ、ヨツバシオガマ、ウサギギク、 タカネグンナイフウロ、タカネツメクサ、シナノキンバイ、オトギリソウ、マルバダケブキ… |
昨年のリベンジ? 美ヶ原高原は本当に真っ赤な絨毯だった 2003年6月28日(土) 霧のち晴れ間 そう昨年ちょっと早くて悔しい思いで、天気予 報は、決して良くないけれど出かけバスを降 りると濃い霧と飛ばされそうな強風。 でも、思い出の丘から歩き始めまもなくそんな 天気が気にならなくなるほどのレンゲツツジが 目の前に広がった。立ち止まって写真撮影、 スケッチを楽しんだ・・・ |
|
利尻山ヘの登山道は 花盛り 2001年6月9日(土) くもり 標高1719mの利尻山へは、登山口の北麓野営場からは標高差約1500mもある。 ここを日帰りするのだからかなりの健脚コース。でも、その登りの辛さを忘れさせてくれたのは、いま咲いたばかりの可憐な花達だった。ツバメオモト、マイズルソウ、オオバナノエンレイソウ、ハクサンイチゲなどなど… |
ツバメオモト |
シロバナノエンレイソウ |
礼文島のアツモリソウ 2001年6月10日(日)小雨 礼文島のレブンアツモリソウは、実に神秘的な、花です。形といい、その希少価値といい…北海 道は、北の果て…誰しも遠方から訪ねて行くの になかなか良いタイミングで見ることは難しそう だ。今年は6月10日に訪ねたがやや終わり頃 だった。6月の始め頃が良いのでしょうか。とに かく、そこでしか咲かない花。厳重な監視下に ある花。滑稽でもあり、見事でもある。 |
||
甘利山のツツジ 2001年6月17日(日)くもり ガイドブックには、6月の末とある。17日は、ツツジとしては、最高の見頃だったと思います。 この1週間でしょうか。写真を撮っている方も多かったですが、ツツジの向こうに富士山が見えるのでしょう(この日は曇りで)。 |
|
ワンポイント この時期(特に土日)は、車の洪水です。少し下の椹池からからのスタートがお薦め。登山道を1時間で甘利山につく。10月13日、20日にツツジを管理する?笹狩ボランティアの募集のチラシがあった楽しむだけでなく「育てる→見る」という楽しみ方も良いですね。 |
|
笹狩ボランティア п@090−8595−6141 |
あじさい寺 小室山妙法寺 2001年6月27日(木)くもり 甘利山に行く途中、立ち寄って みました。先週町営温泉で聞 いた情報で立ち寄ってたので す。折りしも6月24日からの「あ じさい祭の真っ最中。見事なあ じさいが寺を埋め尽くしていまし た。 |
ワンポイント 52号線増穂町鰍沢警察署の 手前(北進中)戸川橋を渡ら ずに県道小室・鰍沢線を西に 折れて少し入ると「あじさい寺」 の標識がある。また立派な山 門も目に入るでしょう。「あじさ い祭」では、地元農産物や食 べ物のテントが並ぶので楽しめ るでしょう。 |
|
美ケ原のレンゲツツジ 2002年6月12日(水)晴 美ケ原のレンゲツツジは、とにかく高原全体が真っ赤に染まる のでしょうか… このときは、1分程度。それでも 満足できたのだから、6月末には、さぞ凄かろう… |
|
奥入瀬渓谷と八甲田山 2002年6月18日19日曇り&晴れ間 奥入瀬渓谷には、その森と渓流の美しさに圧倒され、八甲田山では可憐な花達に出迎えられこれ以上無い、いや酸ヶ湯温泉や谷地温泉のオマケまでついての贅沢な山旅でした。秋も見たい、冬も見たいでは罰が当たるかなぁ。 |
|
2005年7月1日〜2日 谷川岳 | |
山頂付近は、まだ雪渓の残る谷川岳でした。ゴンドラの山頂駅には、見事なコバイケイソウ の群落があり登山道には、イワカガミ、タニウツギ、マイズルソウ、ウラジロヨウラク、アカモノ ・・・ナドノ花が目を楽しませてくれました。 |
2005年7月17日〜18日 栂池自然園 | |
日の出前、写真撮影で自然園に出ると、コバイケイソウが一面に咲いてバ ックには、白馬の山並み…と絵になる景色が広がっていた。 展望湿原への周回コースは、まさにお花畑で、キヌガサソウ、ニッコウキス ゲ、シラネアオイ、ワタスゲ、ミヤマカラマツ、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ、 ミヤマキスミレ…、 |
2005年7月24日 茂来山 | |
皇太子が登られたという山なので、興味深々…感動は、ガイドブックどうり静かな山。こんないい 山なのに。山頂からの八ヶ岳、浅間山の展望がよく、途中峠の白樺林が実に素晴らしかった。 壁紙にしたいような美しい林だった。 |
2005年7月28日〜30日 妙高山 | |
妙高山は、噂通りの花の山でした。笹ヶ峰〜高谷池ヒュッテ〜日打山〜黒沢池〜 妙高山〜黒沢池〜笹ヶ峰というルートで歩きました。特に花の綺麗だったのは高谷 池から日打山コースでした。天狗の庭周辺は、高山植物のお花畑でした。 デジカメのデータを見ながら調べると、キヌガサソウ、イワカガミ、ウメバチソウ、ハク サンコザクラ、シナノキンバイ、イワヒゲ、テガタチドリ、ワタスゲ、チングルマ、ウサギ ギク、コオニユリ、オトギリソウ、シヤジン…ときりがない。黒沢池から下りの草原は、 ワタスゲ、ハクサンフウロサウの群落の中感激の瞬間でした。 |
北海道羅臼岳の花 ◎2001年 7月19日(日)快晴 羅臼岳1660.2m登山口は岩尾別温泉の 木下小屋。標高差1400m程あって9時間 〜11時間の健脚コース。 でも標高差の割には登りやすい山だと思う。 晴れていれば頂上からの眺めはすばらしい。 西にはオホーツクの海とウトロの港、東には 国後島が望める。 花は、大沢から羅臼平にかけてお花畑が楽 しめる。 |
知床連山の東に国後島が望める |
最初に目を引く エゾノコザクラ |
岩陰に可憐に咲く イワギキョウ |
岩場に咲くイワブクロ |
群落をつくって 咲くチングルマ |
残りのキバナシャクナゲ |
ヒゲの先に花をつける イワヒゲ |
鉢伏山山頂から美ケ原が目の前 |
鉢伏山の花 ◎2001年 7月22日(日)晴れ 長野県美ケ原高原と霧ケ峰高原の丁度 中間にあるのだろうか、頂上から(写真) 美ケ原の台地が目の前に広がっている。 この時期お花が多いので車でも登れてし まう高ボッチ、鉢伏山は人で賑わう。 ウスユキソウ、ウツボグサ、クガイソウ、 タカネナデシコ、コオニユリ、 ニッコウキスゲ・・・ |
マツムシソウ | ウスユキソウ |
霧ケ峰高原 ◎2001年 7月25日(水)晴れ 「車山の肩」駐車場に着くと車と人の洪水それでも、ハイキングコースに入ると お花畑の中。何といって広大な霧が峰高原の魅力は、花の群落だと思った。 特に二ッコウキスゲ、シモツケソウ、アカバナシモツケの群落は圧巻です。 この時期、車山付近はニッコウキスゲは満開、諏訪よりの自然保護センター 付近は、すでに散っている状況でした。 |
|
アカバナシモツケ |
シモツケソウ |
美ケ原高原 ◎2001年 7月26日(木)晴れ 7月の美ケ原高原は、一面お花畑…と 聞いていたがそのとおり。沢山の花が 咲き乱れている。目立ったのは、思い 出の丘のヤナギランの群落。王ヶ頭付 近はこれからという状況でした。 とにかく種類は多い。目に付いたのは、 ウスユキソウ、コオニユリ、シュロソウ、 コウリンカ、クガイソウ、マルバダケブ キ、シャジクソウ、イワキンバイ、マツ ムシソウ… 思い出の丘から美しの塔まで、かなり 標高差もあるので長く花を楽しめそう。 |
|
思い出の丘のヤナギランの群落 |
コウリンカ |
見事なコオニユリ |
シャジクソウ |
富士山お中道(スバルライン側) 2002年7月21日(日)晴れ 昨年8月歩いてこれは7月中旬だ! ズバリ、シャクナゲの一番いい時期に歩く ことが出来ました。いゃー想像以上に美し い…すぐにホームページに載せたかった のに、ゴメンナサイ。 正にシャクナゲの群落。背後には迫力の 富士山頂そして、この日は南アルプスと 八ヶ岳が雲海の上に… |
|
八方尾根 2002年7月25日(木) 北アルプスを眺める、高山植物を楽しむ コースとしては、最高にいいコースだと おもう。でも、花の開花のタイミングが良 いと素晴らしいと思う。 この時きれいだったのは、シモツケソウ ニッコウキスゲ、ウツボグサ…それぞれ 色がとても良かった。 |
|
2005年8月6日〜7日 硫黄岳 |
|
今回の硫黄岳は、山頂からの八ヶ岳の展望と、根石山荘付近のコ マクサねらいで出かけた。残念ながら山頂は雲が出てしまったが瞬 間瞬間で雲が切れ一部山並みが顔を出すドラマチックな時間を楽し みました。2つ目の目的コマクサは、少しタイミングが遅かったが、そ れでも感激しながら、写真とスケッチを楽しんだ。 |
|
薄緑に輝くバイケイソウ | コマクサの群落は見事だった |
八甲田山スカイライントレイル 2002年8月5日(月)曇り 八甲田山は、この時期あまり花は多く ないのだろうか…それでも、スカイライン トレイルと名付けたくなるような気持ちよ いコースだった。 目についたのはイワブクロ、ヨツバシオ ガマ、ウメバチソウ… |
|
天狗(長野県・八ヶ岳) 2001年8月5日(日)晴れ 奥蓼科渋の湯の登山口から黒百合平(小 屋泊)へ向かい翌日天狗岳を往復するコー ス。登山口から黒百合平までは、イチヤクソ ウ、オトギリソウ、リンドウ(つぼみ)など小屋 から天狗岳にかけては、ダイコンソウ、ウメ バチソウ、トウヤクリンドウそして東天狗と天 狗の鞍部には、コマクサの群落が見られた。 |
|
富士山お中道 8月8日(水)晴れ 山梨県スバルラインを五合目まで行くと、そこから伸びている「お中道ハイキ ングコース。大沢崩れの突端まで行くコース途中までは、富士山頂の大迫力の 山肌を仰ぎながら樹林帯に入るとシャクナゲの森になる。富士山の山肌は、ベニ イタドリ(?)が真っ赤に染めきれいだ。ハクサンシャクナゲの群落は7月中旬だ っただろうか、わずかに残っているだけだった。ハンショウズル、アキノキリンソウ ベニバナイチヤクソウ、オダマキ、トモエシオガマ、ヒメシャジンなど思ってもいな かった花にびっくりでした。 |
|
来年は、満開の時に行きたい | 真っ赤に染めるベニイタドリ |
北八ヶ岳・雨池〜白駒池 2001年8月12日(日)くもり 何故か黄色の花の多いところだった… 横岳ロープウエイから縞枯山荘、雨池峠 麦草峠、白駒池と歩いた。心配した天気 もなんとかもってまた花のハイキングを楽 しんだ。とくにアキノキリンソウ、オトギリソ ウがとても多くハイキングコースは、一面 黄色で気持ちが良かった。リンドウは、蕾 を膨らませ今にも咲きそう…1週間後位が 見頃か。 |
|
オトギリソウ | マルバダケブキ |
仙丈岳 8月31日〜9月1日 日程を1週間延ばして、素晴らし山の景色に出会えた。馬の背ヒュッテの夕暮れ、 甲斐駒ケ岳が霧の中から忽然とその雄姿を現す。早朝山頂直下で迎えた日の出 北アルプス、中央アルプスが雲海の上に浮かび上がる。山頂では、北岳、富士山 の競演。この夏最後の素敵なプレゼントを頂いた。 |
|
なんとも幻想的でシャッターを押し続けた | 夏、山を華やかに飾った花たち |
馬の背ヒュッテからの甲斐駒ヶ岳方面星空 |
冬の花 | 春の花 | 秋の花 |