北海道の郷土料理

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秋鮭のつみれ汁

知床半島の西側の斜里町では、秋鮭を余す所無く頂くそうです。
そのひとつにあるつみれ汁。
秋味は、脂ののった春先のものとは違ってさっぱりしていますが、
鮭の香りがプンプンするつみれ汁になりました。


材料
 (おかわり分も加算しています)
  • 生鮭の切り身   3切れ
  • 味噌大さじ1位、お酒と生姜汁少々
  • 大根 10cm位(小さめの乱切り)
  • 人参 細め1本(小さめの乱切り)
  • じゃが芋 3個(食べ易い大きさ)
  • 牛蒡  5cm位(薄切り)
  • シメジ  1/3株
  • 昆布(5cm位)、味噌(好みの量)
  • 鰹節(だしパックに1つ分)
  • 葱(薬味)
    手順です
  • フードプロッセサーに、皮と小骨を取り除いた鮭と調味料を投入し、
       滑らかになるまで混ぜ合わせます。
  • 水をはった鍋に、昆布と鰹節でだしをとります。
       (昆布は、えぐみが出るので、途中取り出してしまうらしいのですが、
       昆布好きの私は、全く気にせず食べてしまいます。)
  • 先ほどのだし汁の中に、大根、人参、じゃが芋、牛蒡、シメジ等を入れて、
       コトコトと中火で煮ます。煮立ったら、つみれを食べ易い大きさにして投入します。
       (今回は、スプーンですくって入れています)
  • 野菜が柔らかく煮えたら、味噌を溶かし入れ味を調えます。
  • 最後に葱を散らして召し上がれ。

じゃが芋がゴロゴロ入っておりますが、ホクホクしてとても美味しいです。
2011.10.1

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黒飯(コクハン)…

北海道では、弔事の時に食べるお強だそうです。
本来なら、ご飯に色は付けずあくまでも白くなくてはならないようです。
豆ラ−の私は、黒豆の色を重んじ、しっかり蒸し器で炊き上げましたのに、
少々リサーチ不足だったようです。あしからず

もち米   3カップ
黒豆    1カップ
ゴマ塩  少々
***ご飯に色付けした黒飯の炊き方です。***
黒豆の準備です。
  • 前日に、簡単に水洗いし水に浸して(8時間位)おきます。豆の3〜4倍の水量で。
  • つけ汁に重曹を少々加えると、黒豆の発色が良くなります。
  • つけ汁ごと弱火で煮ます。黒い煮汁を利用したいので、差し水をしながら確保しておいてください。
  • 豆が8分通り軟らかくなったら、火から下し冷まします。
豆は、新豆とひね豆では、火の通りが違うので混ぜないように…

いよいよ、黒飯を作ります。

  • @煮汁が冷めたら、洗ったもち米を黒汁の中に浸します(1〜2時間)。
  • 蒸し器を準備し、濡らした蒸し布を広げ、水切りした@を包みます。
  • 広げた米の中央を、少々くぼませるようにすると蒸し上がり易くなります。
  • 黒水は、蒸しあげる時に利用しますので、捨てないでください。
  • 強火で蒸しながら、時々、もち米の上から黒水を打ちます。
  • 40分位でしょうか…好みの柔らかさになったら蒸し終わりです。
  • ごま塩をふって食べてください。

他に、黒豆を乾煎りして、一緒に炊いても作れるようです。
2013.4.2

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**********今回使用した磁器は、こちら**********


加藤 陽子さんの作品
こちらの作陶家のコーナーにてご紹介しております

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