創業明治38年 笹子餅本舗
(株)みどりや
”名物に甘いものあり”
と言われた草餅です。
箱根と並ぶ甲州街道の難所であった、
笹子峠の茶屋で出されていた力餅が元になっているそうです。
現在でも峠には茶屋の跡が残っています。
電車の車内販売を知っている人は多いはず!!
明治38年から駅売りが始まったそうです。
現在は特急のみの車内販売になってしまった。
車内以外では、製造元のみどりやさん、
笹一酒遊館、峠の茶屋”ささご”で買えます。
20年以上前みどりやさんの近くに住んでいました。
朝早くに餅米をふかすにおいと、餅をつく音がしたものです。
車内販売のおじさん、おばさんはどうしているでしょうか。
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名物笹子餅の由来
笹子餅は、昔甲州街道第一の難所と言われ、東海道の箱根峠と並び称された笹子峠の茶屋で力餅として売られておりましたが、明治36年中央線の開通により峠の交通も途絶えていつか忘れられてしまいましたが、当時日本一長いトンネルとして、天下に名を知られた笹子トンネルも列車はこれを通過するのに10分余りを要し、旅客は煤に悩まされたので、これを慰めるべく、ひなびた力餅の風味を生かし新しい技術を取り入れるため、日本橋栄太楼より職人を招き笹子餅と名付け発売されたもので、永来80余年中央線唯一の名物として独特の風味と甘き舌触りが、永く旅客の公表を博し、元国鉄大臣、元田 肇氏より
「名物に甘いものあり笹子餅 国東」
の句を贈られた外多数の方々より賞詞や名句を寄せられております。
因に笹子の地名は鶯の子を笹子と呼び、ホーホケキョウと鳴くようになるまでは、チチヽと鳴く、これを笹鳴きという(歳時記)
「笹子鳴く駕籠の前よりうしろより」
笹子峠に鶯の子が多かったので名付けられたと言われる。
餅についていた冊子より〜