秩父のシンボル武甲山、その武甲山登山の記録を綴りますが記憶が定かでない部分もかなりあります。従って間違っている箇所もあるかも知れませんがご了承下さい。 武甲山登山口は、以前は3ヵ所からありました。最もポピュラーで人気があったのが横瀬町宇根コースの通称「裏参道」でした。秩父盆地を見下ろしながら、遠くは日光連山や上州の山々を眺めながら登るコースは起伏や岩場もあり、子供からお年寄りまで人気の登山コースでした。また、「屏風岩」というロッククライーマーに人気の岩場もありました。転落事故も時々あったと記憶してます。又、「一の丸山」、「二の丸山」といったポイント箇所もありました。この宇根コースは石灰岩の採掘により現在はありません。現在は秩父市浦山から登るコースと横瀬町生川コースが一般的です。生川コースは、そのまま武甲山山頂を目指すコースと、大持山、小持山を経て武甲山山頂を目指すコースがあります。かって景観が良く人気もあった宇根コース(裏参道)があった時、日本100名山に数えられていたそうです。 毎年5月1日が山開きで、10月1日が山じまいです。5月1日の山開きの日は以前、地元の小・中学校は休校で、多くの児童・生徒も登山を 楽しみました。最近は授業時間の関係で休校にならないようです。小学校5年生頃になると、山開き前日の4月30日に学校が終わってきてから友人同士で登山し、山頂付近で一夜を明かしたものです。この時季の武甲山頂の夜から朝は冷え込み、一晩中木を燃やし続けていました。翌日は、目を真っ赤にして帰宅したものです。高校生から大人まで、武甲山頂の夜は大変な賑わいでした。大人の人達は、翌日下山してメーデーに参加をしたようです。雨の年は、神社の軒下や、親切な高校生の皆さんのテントに入れて頂いた記憶があります。雨の登山は、子供にはつらくてなにしろ泥だらけになって登りました。そんな数々の思い出をよみがえらしてくれる武甲山です。 武甲山TOP 武甲山登山2006年 武甲山登山2007年 武甲山登山2008年 今もひそかに残る、裏参道案内の標石。 |
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2005年4月30日、登りは、生川コースで山頂を目指し、下りは小持山手前で左折して林道に降りて生川に帰るコースを選択しました。 下りは、景色を見ながらノンビリと下山したかったからです。途中、県内、都内各地から来た皆さんとおしゃべりしながらの登山でした。 高校生以来、50年振りに武甲山にきたという都内の方もいました。かすかな記憶と削岩されあまりにも違う現在の山頂付近に驚いてました。 「一の鳥居」付近から山頂までユックリ登って1時間40分~2時間ぐらいで登れると思います。ただし、西武鉄道横瀬駅から「一の鳥居」付近まで 約6キロぐらいあります。徒歩で1時間30分ぐらいかかります。車できて登山をする人が多いですが、歩く人もいますし、タクシーを利用する人も います。帰りにタクシーを呼ぼうとしても携帯の電波が圏外なので注意して下さい。 以下、写真で説明をしていきたいと思います。左から右に順に見て下さい。 |
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武甲山山頂からの動画 |
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