武甲山登山記2005

 秩父のシンボル武甲山、その武甲山登山の記録を綴りますが記憶が定かでない部分もかなりあります。従って間違っている箇所もあるかも知れませんがご了承下さい。
武甲山登山口は、以前は3ヵ所からありました。最もポピュラーで人気があったのが横瀬町宇根コースの通称「裏参道」でした。秩父盆地を見下ろしながら、遠くは日光連山や上州の山々を眺めながら登るコースは起伏や岩場もあり、子供からお年寄りまで人気の登山コースでした。また、「屏風岩」というロッククライーマーに人気の岩場もありました。転落事故も時々あったと記憶してます。又、「一の丸山」、「二の丸山」といったポイント箇所もありました。この宇根コースは石灰岩の採掘により現在はありません。現在は秩父市浦山から登るコースと横瀬町生川コースが一般的です。生川コースは、そのまま武甲山山頂を目指すコースと、大持山、小持山を経て武甲山山頂を目指すコースがあります。かって景観が良く人気もあった宇根コース(裏参道)があった時、日本100名山に数えられていたそうです。
 毎年5月1日が山開きで、10月1日が山じまいです。5月1日の山開きの日は以前、地元の小・中学校は休校で、多くの児童・生徒も登山を
楽しみました。最近は授業時間の関係で休校にならないようです。小学校5年生頃になると、山開き前日の4月30日に学校が終わってきてから友人同士で登山し、山頂付近で一夜を明かしたものです。この時季の武甲山頂の夜から朝は冷え込み、一晩中木を燃やし続けていました。翌日は、目を真っ赤にして帰宅したものです。高校生から大人まで、武甲山頂の夜は大変な賑わいでした。大人の人達は、翌日下山してメーデーに参加をしたようです。雨の年は、神社の軒下や、親切な高校生の皆さんのテントに入れて頂いた記憶があります。雨の登山は、子供にはつらくてなにしろ泥だらけになって登りました。そんな数々の思い出をよみがえらしてくれる武甲山です。
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武甲山登山2006年  武甲山登山2007年  武甲山登山2008年 今もひそかに残る、裏参道案内の標石。


武甲山周辺の地図

2005年4月30日の登山記録
2005年4月30日、登りは、生川コースで山頂を目指し、下りは小持山手前で左折して林道に降りて生川に帰るコースを選択しました。
下りは、景色を見ながらノンビリと下山したかったからです。途中、県内、都内各地から来た皆さんとおしゃべりしながらの登山でした。
高校生以来、50年振りに武甲山にきたという都内の方もいました。かすかな記憶と削岩されあまりにも違う現在の山頂付近に驚いてました。
「一の鳥居」付近から山頂までユックリ登って1時間40分~2時間ぐらいで登れると思います。ただし、西武鉄道横瀬駅から「一の鳥居」付近まで
約6キロぐらいあります。徒歩で1時間30分ぐらいかかります。車できて登山をする人が多いですが、歩く人もいますし、タクシーを利用する人も
います。帰りにタクシーを呼ぼうとしても携帯の電波が圏外なので注意して下さい。
 以下、写真で説明をしていきたいと思います。左から右に順に見て下さい。

クリックすると写真が大きくなります 横瀬町生川沿いに
歩き、この標識を
右折します。
クリックすると写真が大きくなります すぐに「一の鳥居」に
着きます。
ここが、一丁目。
写真右下標石注目。
山頂が52丁目です。

クリックすると写真が大きくなります   この橋で生川を
  渡り登山道に
  入ります。
クリックすると写真が大きくなります  このような登山道
 です。
クリックすると写真が大きくなります 四丁目の標石が
すぐに出てきます。
「秩父町」と
記されてます。

クリックすると写真が大きくなります 五丁目は、「芦ヶ久保村」
と記されてます。
このような古い表記が多く、標石を見ながらの登山も
武甲登山の楽しみの
一つです。
クリックすると写真が大きくなります 八丁目に、「登山届」
の箱があります。
ここの手前に以前は
「釣り堀」がありました。
クリックすると写真が大きくなります すぐに舗装路で急坂の林道になる。
今回のコースで
最もきつい急坂かも
しれません。
クリックすると写真が大きくなります この標識を右手の山道に入るとようやく登山道らしくなる。
尚、左手は舗装の林道で大持山方面に行ける。
クリックすると写真が大きくなります しばらく登り、「不動の滝」で一服休憩だ。 クリックすると写真が大きくなります 足場の悪かった所もかなり整備されて登り易くなっている。 クリックすると写真が大きくなります 武甲山御嶽神社参道」の標石。
クリックすると写真が大きくなります 杉木立の中の登山、森林浴で大変気持良い。 クリックすると写真が大きくなります 若葉が目にしみる。 クリックすると写真が大きくなります 「あと60分」の標識がある。
「千年杉」と云われている木の所だ。
クリックすると写真が大きくなります 「千年杉」は、ひときは太い杉の木だ。
クリックすると写真が大きくなります また「大杉の広場」の標識もあり、山頂まで50分とも表記されている。標高1000㍍付近。 クリックすると写真が大きくなります 33丁目の標石。 クリックすると写真が大きくなります この標石にも「秩父町」と表記されてる。 クリックすると写真が大きくなります この標石には「横瀬青年団」と表記されてる。
クリックすると写真が大きくなります 40丁目の標石、
場所が移されて
いるようです。
クリックすると写真が大きくなります この標識はポイントだ。
「一般コース」がお勧めだ。古くからの登山道。石灰石の削岩で禁止コースだった。最近復活した登山道。左手「階段コース」は、景色は良いがちょっときつい。健脚に自信のある人お勧め。
クリックすると写真が大きくなります この登山道を登る
のは本当に
久々です。

削岩の危険が
なくなったので
解禁となった
のだろうか?
クリックすると写真が大きくなります この標識に
突き当たると
もうすぐ山頂だ。
クリックすると写真が大きくなります 「武甲山山頂
トイレ」

立派な水洗
トイレで助かる。

クリックすると写真が大きくなります 「武甲山御嶽神社」
本来の山頂から
移転されてきた。
クリックすると写真が大きくなります 武甲山山頂
以前は標高1336㍍
現在は1304㍍。
(国土地理院)

クリックすると写真が大きくなります 「第一展望所」
の方が見晴らし
が良い。
クリックすると写真が大きくなります 武甲山山頂から
 「芝桜の丘」

霞が濃くて
周囲が見えず。
山頂真下が石灰採掘
現場。
中心に「芝桜の丘」。
横瀬町と秩父市内を
望む。

クリックすると写真が大きくなります 武甲山山頂から
 「芝桜の丘」
クリックすると写真が大きくなります 武甲山山頂から
 「芝桜の丘」
クリックすると写真が大きくなります 小持山方面に
下山開始。
カラ松林の新緑が
美しい。
クリックすると写真が大きくなります 下から見ると
かなりの
急斜面だ
クリックすると写真が大きくなります 二輪草?
二輪草は
猛毒らしい。
クリックすると写真が大きくなります 急斜面コースを
登ってくる登山者
小持山付近の
ヤシオツツジを
見て、感動して
きた皆さん。
クリックすると写真が大きくなります 急斜面を降りきる
と、左眼下に見える
林道。その林道を
目指す。
クリックすると写真が大きくなります この標識の所、
大持、小持山に
向かって左折。
判りにくいので
注意。
クリックすると写真が大きくなります こちらが、武甲山の
表になる。
秩父側が裏側だ。
クリックすると写真が大きくなります 武甲山から
二子山を望む。
このまま林道を下ると
9番目の写真の所に
着きます。

武甲山山頂からの動画

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