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“いま、水俣病事件が現代に問いかける意味を考えよう”
=水俣病センター相思社が30周年記念イベント=
11月20日にシンポ、21日にツアー開催

水俣病問題のNGOであり、資料センターであり、未認定患者運動の拠点であった水俣病センター相思社が1974年に設立されて以来、今年で30周年を迎えたのにともない、相思社は11月20/21日にわたりシンポジウムやツアーを行う。「水俣病が現代に問いかける意味を、水俣の現地で考え、交流したい」として、より多くの人たちの参加を呼びかけている。
30周年イベントのメインは11月20日の「これからの水俣を語る」シンポジウムで、嘉田由紀子さん(京都精華大学教授)が進行役を務め、漁師の杉本肇さんらが出席する。その後、「相思社と水俣のこれまでとこれから」の交流パーティも行われ、翌21日は「水俣病と共に生きるまち・水俣の今を巡る」ツアーが企画されている。
また並行して、先に行われた座談会記録や記録誌、さらには特性Tシャツ、エコバッグなどの販売も行われる。詳細は以下の通り。

2004年11月20日(土)
☆ 「これからの水俣を語る」シンポジウム

時間: 午後2:00〜5:00
会場: もやい館もやいホール
話を進める人:
嘉田由紀子(京都精華大学教授)

話す人:
杉本肇(漁師、不知火海漁業士会会長)
吉井惠璃子(農林業、作家)
小柳泰祐(会社経営、元青年会議所理事長)

進 行:
遠藤邦夫(水俣病センター相思社常務理事)
参加費無料(託児あります。有料。詳しくはご連絡下さい)

☆交流パーティー 相思社と水俣のこれまでとこれから
時間: 午後6:00〜8:30
会場: もやい館もやいホール
スライドショウ&リレートーク
参加費3000円

2004年11月21日(日)
 ☆水俣ツアー 水俣病と共に生きるまち・水俣の今を巡る
時間:午前9:00〜12:00
−変わる水俣、変わっていない水俣−
今の水俣を山の上から海辺までじっくり周遊します
最後は茂道で杉本栄子さんのお話を予定しています
定員20名、参加費4000円

☆相思社特製Tシャツ(L、M)
                   3000円
オーガニックコットン
水俣病歴史考証館のパネル「打瀬船」を大胆に印刷しました。
☆座談会記録「今 水俣からよびかける」
            A5版 300p   3000円  
part1:水俣病事件を見直す  富樫貞夫、実川悠太、
緒方正人、高峰武
part2:地域再生における相思社の役割 丸山定巳、
吉本哲郎、杉本肇、嘉田由紀子
☆相思社特製エコバッグ
                   500円
機関誌「ごんずい」でおなじみのごんずいをプリントしました 
☆相思社記録誌「もう一つのこの世を求めて」
            A5版 350p   3000円
相思社30年の歴史を水俣病事件との関わりで表現
ほとんどの文章を今回の記録のために書き下ろした

お申し込みはハガキでお願いします。当日参加の方は会場でお渡しします。送りの方は11月下旬に発送します。
ご宿泊等のご相談のある方や不明な点はどうぞ遠慮なく相思社までご連絡下さい。
当日のお手伝いをしていただけるボランティアを募集しています。
相思社までご連絡ください。


(財)水俣病センター相思社 〒867-0034 熊本県水俣市袋34
電話:0966-63-5800 ファックス:0966-63-5808 メール:info@soshisha.org
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