水俣病・カネミ油症「食品公害被害の認定制度はこれでよいのか!?」

=2月11日、東京で“徹底討論会”開催=

“見直しと解決の糸口になる「提言」目指す”



水俣病における認定制度が改めてクローズアップされている中、「単なる現状報告的な集会ではなく解決の糸口、あるいは被害者の側に立った主張のまとめになればとの思いから企画した」(呼びかけ人:原田正純さん)緊急シンポジウム・「食品公害被害の認定制度はこれでよいのか!?」―水俣病・カネミ油症における認定制度の見直しと提言に向けて―が2005年2月11日、東京・水道橋の全水道会館で開催される。開催要領次の通り。


日時 2005年2月11日(金・祝) 10:00〜17:00
場所 全水道会館 大会議室
(JR水道橋駅 東口(お茶の水寄り) 徒歩2分 /都営地下鉄三田線水道橋駅 A1出口 徒歩1分)
参加費 1000円(学生500円)
主な内容 (当日、予定の変更あり)
・呼びかけ人挨拶(主旨説明)原田正純(熊本学園大学)
・第1部=現状報告 10:00−12:00
  [水俣側] 宮澤信雄さん(関西訴訟を支える会)
         被害者、緒方正美さん 
  [カネミ油症側] 藤原寿和さん(カネミ油症被害支援センター)
         被害者、矢野忠義・トヨコさん
  [特別報告・森永ヒ素ミルク事件] 榎原伊織さん(森永ヒ素ミルク中毒 恒久対策
    の完全実施を求める全国有志)
・昼食休憩=12:00−13:00
・第2部=討論と提言 13:00−17:00
[特別講演] 津田敏秀さん(岡山大学大学院)
[経過、問題点、今後の戦略]
[追加討論]
☆法律家の立場から:富樫貞夫(志学館大學、法律)/錦織 淳(弁護士)/
             保田行雄(弁護士)「人権救済の面から見たカネミ油症事件」
☆医学の立場から:阪南中央病院/斎藤恒(新潟・木戸病院健診センター名誉所長)
☆学者・マスコミの立場から:宇井純(沖縄大学名誉教授)/栗原彬(明治大学教授)
☆患者からの発言
[質疑討論]
[まとめと提言]
主催 呼びかけ人:原田正純(熊本学園大学)、藤原寿和(カネミ油症被害者支援センター)
連絡先 藤原寿和:TEL070-5460-0568 FAX047-373-4006 E-mail QZG07170@nifty.com
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