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【フォト・レポ=1】 |
扉を開け、事態を前進させた天草の住民パワー
「天草環境会議」での議論で一挙にはずみ付く… |
7月に開催された環境問題を考え、議論する「天草環境会議」を皮切りに、2004年夏以降、天草は深く潜行していた“環境問題”が一挙に白日の下にさらされ、NGOを中心とする住民パワーはいくつかの開かずの扉をこじ開け、ともかく事態を前進させた。それらの一連の動きを写真でレポートした。
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◇第21回天草環境会議 =苓北町志岐集会所 |
<第1日>
【7月3日】
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天草の環境運動を大ブレークさせるきっかけになった |
記念講演で海岸基本計画がいま策定段階にあり、「熊本は幸い遅れている。いまならまだ間に合う。住民の声を反映すべし」と呼びかけた清野聡子さん
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「いま海・山・川でいろいろなことが起きているが、石灰石のチェックも怠ってはならない」と呼びかけた松田宏明さん |
弁護士として経験豊かな森 徳和さんは「産廃放談」と題し、ダイオキシン騒動から地元が抱える石炭灰にも触れた |
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フロアーからはいつもながら活発に、鋭い質問や意見が出された |
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開会直前までロビーで綿密な打合せ……… |
長旅の疲れ? それとも準備の疲れ? |
会場ロビーでは三重から見えた田尻賞作家の川口祐二さんが書籍コーナーを開設していた。両手に花は忙中閑あり?……… |
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<交流会> =あつまろう屋特設会場 |
正式には“星空野外パーティー”と呼んでいる。星空のもと、漁民や農家の人たちの手による新鮮で心のこもった料理と初対面でもすぐ打ち解ける雰囲気は「これがあるから参加する」と言い切る人も少なくない………。
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夕陽をバックに代表の原田正純さんの音頭で乾杯! |
“名”か“迷”かは別にして役人さんらしからぬ洒脱さでパーティだけは取り仕切る田尻豊文さん
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旧交を温めるグループ |
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高校の先生が本職の生駒研二さん(左から3人目)は生徒に囲まれ教室では見せない顔に
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会った途端に“おともだち”に……… |
なんと3世代にわたる交流も! |
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こちらは2世代交流……… |
ユニークなおじいさん・宮崎さんは青年と議論を交わした
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環境NGOのリーダー・植村振作さん(左)は清野講師とたちまち意気投合
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盛り沢山の料理を囲んであちこちで談笑の輪が出来る |
宴は裏方に徹してくれる女性たちに支えられている |
浜で夜明けまで頑張る若者たちに対し、熟年たちは宿舎でそれなりに |
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交流会では、司会者の独断により地元のグループ、県外からのゲストほぼ全員がしつらえられた舞台に上がらされ、自己紹介をさせられる。それがまた交流の実をあげる術でもある。
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<第2日・閉会後> |
閉会後も去り難い人たちは、一夜明けてより味がしみ込んだ料理目当てに、再び小屋に集まる。今年も無事終わったという安堵感で異様な盛り上がりをする時もある………。
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来年の再会を約しながらの食事もまた格別 |
そのまかないをして下さる女性軍にも終わったという雰囲気が。 |
とにかくシャイな事務局長・天草の哲ちゃん(右) |
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