【トピックス】
◇ホルマリン研究成果報告会も開かれる                              =本渡市民センター

ショッキングな研究成果を発表した吉田さん
【松本基督さん提供】
【11月18日】
一連の羊角湾問題、樋島外平海岸問題とは流れが異なるが、「天草の海からホルマリンをなくす会」が数年前から取り組んできたテーマで、今回は旭川医科大の吉田貴彦教授が「ホルマリン反応性生物のアコヤ貝に対する免疫毒性」と題して講演。約30人が集まった。
吉田さんは自らの研究結果として、「アコヤ貝がホルマリンと結びついたエサを摂取した場合、免疫力が低下して感染症などにかかると大量死を招く」とし、さらにマウスを使っての実験でも「直接さらされるより、ホルマリンと結合したエサを食べたときに悪影響が出る」と、これまでのホルムアルデヒドが検出されなければ汚染はなく、安全だとしてきた行政の説明や対応を覆し、ホルマリンをフグの養殖などに使うことに対し、改めて警鐘を乱打した。


   ※詳細なレポートは近日中に公開※







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