【フォト・レポ=5】
◇12.17“円卓会議”                              =本渡市・天草地域振興局

ロの字型で“円卓会議”ではなかったが、中身の濃い会議であった
【松本基督さん提供】
【12月17日】
県が計画している樋島・東海岸の護岸工事をめぐって、熊本県は行政担当者のほか、環境保護団体、地元住民を交えた、いわゆる“円卓会議”を開き、老朽化した護岸(約200メートル)の補修や約50メートルの護岸のない区間に新たに堤防を新設する工事に対し、「すでにある2基の突堤ですら砂の流れなど悪影響を与えているのに、さらに新設するなど考えられない」とする環境NGOなどの意向を容れ、老朽部分の補修を最小限度に止めるとともに、自然石で堤防の根元を補強すること、新設については周辺の自然植物を移植するという“環境共生型堤防”にすると言明、さらに既設の突堤について「すぐには無理だが、将来は撤去も視野に入れ検討する」と、堤防については初めて“撤去”に言及した。











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