6月25日、「9条を守ろう県民大集会」が、天童市で開催されました。
「平和でこそ商売はできる。憲法9条は商売発展の証。」と民商会員も県内各地から参加し、会場は1700名を越える人であふれかえりました。
集会は、阿部民商副会長も参加するセンター合唱団の歌声からはじまりました。平和の歌を会場を巻き込んで、みんなで合唱。続いて山商蓮共済会井上理事長の奥さんが代表の女性合唱団ミ・フォーレの透き通った歌声が会場を包みました。
山形県出身の作家で、「九条の会」の呼びかけ人の一人でもある井上ひさしさんは、「憲法の定めを守らなければならないのが政府。憲法は私たちの、国に対する要求書。戦争がなくても生きていけると、みんなで手を取り合い意思を表示していきたい」と、ユーモアを交えた講演で会場を沸かせました。
また、昨年イラク戦争で犠牲者となったジャーナリストの故・橋田信介さんの妻・幸子さんは、「戦争において、敵・味方は立場が違うだけ。現場には常に悲しみが渦巻いている。政治家は知力を総動員して戦争をやめてほしい」と訴えました。
「これまで、国民を犠牲にしたことはあれ、軍隊が国民を助けたことはない。」
井上ひさし氏の歴史に基づいた言葉が胸に突き刺さる集会となりました。
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