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預金通帳
 

[一風変わった対処法]
 2002年に、安全な環境を求めて、別の地方に引越しました。引越した後の環境は、前に住んでいた所よりずっとよくて本当に助かりました。以前、住んでいた所は農薬による汚染がひどく、そこで使っていた持ちものすべてに、その有害成分が付着していました。特に、外出時に持ち歩いていたものは汚染がひどく、あまりにもひどいものは捨ててしまうしかありませんでした。しかし、生活上どうしても捨てられないものもあります。

 預金通帳は強い刺激臭のために、私自身は見ることもさわることもできないくらいでしたが、これを捨てることはできませんでした。チャック付ビニールを3重にして密閉し、使うときは夫に託して郵便局にいってもらいました。しかし、これでは不便なので、何とか使えるようにできないものか…と考えて、次のような方法を実行しました。その通帳は記帳するスペースが残りわずか(数回分)だったので、夫がCD機に通帳を入れ、1000円を入金しては引き出す、ということを繰り返し、通帳の記入スペースをすべて埋めました。そして郵便局の窓口で新しい通帳を発行してもらいました。新しい通帳は、新品の匂いはそれなりにしていましたが、前の通帳より格段に有害度が低く、私自身が通帳を扱えるようになりました。

 このようにやり方を工夫すれば使えるようになります。CD機で入金・出金を繰り返すのはあまり勧められる方法ではありませんが…。通帳の記載スペースの残りが少なかったので、このような方法をとりましたが、今思えば、そんな面倒なことはせずに素直に窓口で事情を話せばよかったかなとも思います。

(2005.1.9)

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