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タバコの煙

 

[タバコの煙による反応]
 タバコの煙はとても苦手です。2004年に健康増進法というのができてから、公共のスペースでの喫煙場所が減ってきて助かりました。しかし、禁煙スペースが増えたとはいっても名ばかりのものも多いです。場所が区切ってあるだけで、煙が流れてきてしまう場合が多いからです。これから、もっとよくなっていけばいいとおもいます。

 私がタバコの煙を吸ったときの反応は、まず鼻やのどがヒリヒリ痛くなってきます。そして、息が苦しくなって、肩で息をするようになります。いっしょうけんめい息をするのですが、追いつかなくてどんどん気が遠くなってきます。動作が緩慢になって、思うように動けなくなります。頭痛がして、視野が狭く暗くなります。

[飲食店での利用]
 外出先でタバコの煙を避けるために、私が行っている方法を紹介します。飲食店などに行くときは、必ず電話で禁煙席があるかどうかを確認するようにします。禁煙席があったとしても、ただ単に場所を分けているだけの所も多いので、店内に入ったら空気の流れをよく確認するようにします。まず、天井の換気扇の位置を確認します。何ヶ所かあるのですが、換気量が多いのは、厨房にある換気扇です。空気は、吸気口やドア・窓の隙間から入ってきて、換気扇から出て行きます。店内には必ず空気の流れがあるはずなので、その流れを読んで煙の風上に座るようにするとよいです。しかしこの方法も、タバコの煙の濃度が高すぎると効果がありません。店中に煙が充満しているような場合です。そのときは早めに店を去るようにしています。仕方ないです。店に入ろうとした瞬間や、禁煙席に座ろうとした瞬間に煙が多すぎるな、と感じたら、その店で過ごすのはあきらめ、他の店に行くようにしています。CSの事情に理解がある人が一緒の場合は、店を変えることに同意してくれますが、それ以外の人が一緒だとつき合い上なかなか難しいので、下調べをよくして店を選ぶか、これまでに何度か行ったことがあって、喫煙事情をよく知っている店に行くようにしています。

[要望を伝える]
 店によっては「お客様アンケート」などというスタイルで、客の意見を吸い上げるシステムがあるので、大いに利用しています。タバコの煙で苦労したときはその旨を書き、どのように改善したらよいのかも具体的に書くようにします。また、全席禁煙のようなまことにありがたいお店には、「とても助かります。素晴らしい。」などと賞賛の言葉を書きます。これを毎回毎回しつこいくらい繰り返しています。実際に、ある店は、数ヶ月間アンケートを書き続けた結果、何箇所もあった喫煙場所を1ヶ所に縮小してくれました。これで座れる席が増えて大助かりです。またある店では、禁煙席はないのですが、なるべく煙の来ない席をわざわざ用意してくれるなど、細かい対応をしてくれました。何度も訴えていると、いろいろ親切にしてもらえることがあります。

 客のニーズを伝えるのはとても大切なことだと思います。「アンケート」を置いている店は、客の意見を聞く姿勢があるわけですから、これに書かない手はないです。こまめに訴えることで、社会全体が少しずつ変わっていく原動力になるのではないかと期待しています。

(2005.1.9)

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「暖房」へ続く
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