◆一般歯科 ・ 小児歯科 ・ 歯科口腔外科 ・ 矯正歯科・審美歯科
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Nakanishi Dental Clinic
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和歌山県和歌山市弘西1262-3
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小児の矯正治療
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N
さん
61才 女性
10年前から苦しんでいた舌の違和感。舌癌ではと心配していたが・・・
原因は
舌痛症
でした。
★Nさんからいただきましたお手紙をご紹介いたします!
約10年前よりテンプレートを使用始めました。いつも違和感があり自分の舌をどこへおけば良いのかいつも悩んでいました。その状態が5年程続いて、人の薦めもあり病院を変える事にしました。
そこではテンプレートを外しなさいと言われ、2〜3年そのままの状態でしたがやはり舌の側面が気になり舌癌を心配しておりました。自分で舌が硬くなっていないか色はどうなのかいつも気になっていました。再度、舌癌の診察に行きましたが異常なし。自分は気にしすぎ。異常な人間なのだろうかと思いました。
ある日、友人が中西先生の診療を受け口腔内に異常があり、公立紹介で組織検査で異常がなかった事を知り、私もぜひと受診しました。
今までは受けた事がない患者の苦しみをいっしょにさがして下さる姿勢がとてもうれしく、他では受けた事がない治療で日々楽になってくるのがわかり、オーリングテストによる細かいチェックで肩の凝りもうその様に楽になり、週1回の受診日がとても楽しみでした。10年間も痛いわけではないが、とても苦しく寝ているときでも起きている時でも気がつけば舌の位置をさがしている状態で、夜は舌が当たらない様にハンカチをくわえて寝た時も多々ありました。すぐに外れていたかも知れませんが、それほど苦痛でした。
中西先生の診療で、先生の一生懸命さと共に苦しみを見つけて治して下さっている先生に感謝しております。
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Kさんに対するコメント
(中西院長)
Nさんは舌の異常を訴え来院されました。症状から考え私は舌痛症と診断しました。
舌痛症は、舌に器質的変化を伴わないが、表在性、自発性の疼痛あるいは異常感を訴えるものとされ、心身症の一つと考えられています。実際の症状としては、舌尖部や舌辺縁部にヒリヒリする痛みや灼熱感を訴えますが、舌自体には特別の異常がみられず、主に心理療法や抗うつ薬投与などの治療が行われているのが一般的です。
しかしながら、臨床的には、このような治療で治癒あるいは軽減しない症例も比較的多く、数年以上も、舌の痛みに悩まされている患者様もいます。
経験上私は、舌痛症は舌や顎周囲の筋の過緊張を認める症例も少なくないと考え、Nさんにも筋の過緊張に対する治療を開始しました。その結果、多少の症状の改善は見られましたが症状の完全消失までには至らないため、オーリングテストと呼ばれる検査法を用いて歯の調整と、頚椎周囲の関節の調整法を組み合して治療したことにより、かなり良い状態まで回復ました。
長年にわたり思い悩んでこられたとのことでしたので、予想以上に良い治療結果が得られ、私も大変うれしく思います。
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