[2002/06/18作成]

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入 居 後 の 雑 感

(1年点検について)

基礎のクラック(補修後) 2002年6月上旬、ハウスメーカーによる1年点検がありました。

点検前に、わが家で気づいていた点は、基礎コンクリートのクラック3箇所、台所のタイルの目地のひび、台所の窓枠の下の部分の白い木製部分のひび、それと2階の室内ドアのきしみくらいでした。

メーカーのアフターメンテナンスの方は、まず外回りを見て回られました。家のそばを回るだけでなく、かなり離れたところからも目で確認しておられました。
それから、私の指摘した基礎のクラックを埋めてもらいました。(左の写真の真ん中辺りが処理後のクラックです。)
基礎のクラックは最初北側に2か所、西側に1か所見つけていましたが、当日よく見ると、西側にもう1か所あって、合わせて4か所ありました。アフターメンテナンスの方の話を聞くと、基礎にかかる荷重は均等ではなくて、建物の四隅に特にかかるので、基礎に折れ曲がろうとする力が働くため、クラックが入るのだろうとのことでした。基礎には鉄筋がきちんと入っているので、直ちに基礎が壊れたり、家が傾いたりということにはならないが、クラックから水がしみ込んで、内部の鉄筋が錆びたりしてはいけないので、クラックをふさいでおくという説明でした。
ドアクローザー 次に家の中の点検に入りました。
まず玄関ドアなのですが、普通はある程度開くとストッパーが働いてドアが開いたまま止まるのですが、わが家の場合、ドアクローザーの調子が悪いのかストッパーがきかなくなることがあり、入居以来既に4回くらいハウスメーカーを通じて建具屋さんに調整してもらっていました。当日もたまたま止まらなくなっていたので見てもらいました。ストッパーはドアクローザーの室内側のつまみ(写真のドアの枠の黒いパッキンの右側のつまみ。写真のつまみの位置は正常。)を右側に回して、ちょうどよいところでドアが止まるように調整するのですが、いったん調整しても、しばらくするとそのつまみがまた左側に回ってゆるんでしまい、ドアが止まらなくなるのです。最近になって何とか、私や妻でもこれを直せるようになったのですが、アフターメンテナンスの方は「ひんぱんに起こるようなので、また同じことが起きたら交換させるので連絡してください。」と言ってくれました。しばらく様子を見て、具合が悪いようならお願いしたいと思います。
台所のタイルの目地のひびが入っている所は、家の北側の壁とキッチンの前の間仕切りの壁が垂直にぶつかっている境目の部分で、やわらかいコーキングになっていました。ここは、台所の他の場所と同じ目地で固めてしまうとひびが入るので、コーキングでおさめてあるとのことで、確かにそれ以外の目地は白く固まっているものでした。同じ種類のコーキングで補修してもらいました。

そして、台所の窓枠の下の部分の白い木製部分のひびは、たぶん表面が割れているのだろうとのことで、パテで埋めて、同じ白い塗料を塗ってもらうとほとんどわからなくなりました。
ドアの蝶番 室内ドアは3ヶ月点検の際にも調整してもらっていたようなのですが、最近キイキイとよく鳴るので見てもらいました。室内ドアは無垢の木ではないのですが、一応木製なので、伸縮したりするため、蝶番の軸の部分に力がかかって鳴くようになるとのことでした。国内製のドアだと軸を細かく調節して対応できるものもあるそうですが、この輸入製のドアはそういう調整はできるようになっていないとの説明でした(右の写真がドアの蝶番部分)。その代わり、アフターメンテナンスの方が、クレCRC−556を蝶番の軸の辺りに吹き付けると、ドアのきしみが止まりました。わが家も今度それを買っておこうと思いました。

その他には特に補修部分もなく1時間半程度で点検は終了しました。
それから、アフターメンテナンスの方からは、電気温水器の配管の清掃のやり方が取扱説明書に書いてあるので、1年に1度くらいはやった方がよいとアドバイスを受けました。

また、最近、台所の辺りのフローリングのつやが少しなくなってきたので、無垢の木のフローリングの手入れの方法を尋ねると、このフローリングはクリア塗装の上にワックスがかけてあるので、水溶性の樹脂ワックスをホームセンターなどで買ってきてかけたらよいとのことでした。今度、時間があるときにチャレンジしてみたいと思います。
次の点検は来年の2年点検になります。


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