始まりの話は ⇒
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日本篇 その1 は ⇒
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日本篇 その2 は ⇒
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その1
「どれにする? というより、なにか指定はされているのか?」
「いや、この店では自由選択権が認められている。」
「では、ええと………いか玉とかえび玉って書いてあるが、この玉ってなんのことだ?」
「玉は………一般には球形のものを指す。 この容器が半円形ゆえ、玉というのかもしれぬ。」
「ふうん、そんなもんかな? たこ焼きの方がよっぽど玉だと思うが。」
「それはたしかに。」
顔を寄せ合ってお好み焼き屋のテーブルでメニューを見ているのはもちろんミロとカミュだ。 一つ一つに写真がついているのが親切で、お好み焼き初心者にはたいそうわかりやすい。
「考えていても始まらん。 俺は、えび・牛肉玉にする。」
「では私は、かき・ぶた玉で。」
「う〜ん、お前の口からぶたという言葉を聞く日が来るとは思わなかった!」
「え? どうして?」
「だって、似あわないだろう? 世界に冠たる黄金聖闘士がぶたって………」
「ではポークなら良いのか?」
「ううむ………やっぱり偏見かな?」
「偏見に過ぎない。 」
あっさり断じられてしまったが、やはりミロとしては、カミュにぶたなどという言葉を言ってほしくないのである。
だって、アクエリアスのカミュだぜ?
至高の美を誇るカミュがぶたって………
ではタコならいいのか、と言われるとミロにもその境界はわからないのだが。
この店もたくさんの日本人でいっぱいで、まわりのテーブルでは賑やかにお好み焼きを焼いていて、なにをすればいいのかは一目瞭然だ。 ご丁寧にテーブルの脇には 「焼き方のコツ」 という説明書きまで用意されていて迷うこともない。
「あの刷毛でソースを塗るのが面白そうじゃないか♪」
「裏返すのは快感だと思う。 鉄板の上に置いたままで道具でカットしてゆくのもユニークだ♪」
材料を自分で混ぜて鉄板で焼くというのが珍しく、ミロはワクワクしてくる。 それに加えて、座っている席がそれとは知らぬが堀コタツ形式なのも気に入った。 靴を脱いで上がった席はタタミに座布団が置かれてあって、向かい合わせに座っていても伸ばした足がなにかの拍子にカミュに触れる。
なにしろ並みの日本人よりもはるかに足が長いので、互いに掘りごたつの中で足を精一杯伸ばしていないと窮屈なのだ。 そのため二人のふくらはぎが時折り接触し、ミロには嬉しいことこの上ない。 聖域では有り得ないことである。
ユニークだし、実利がある!
大阪って、むやみやたらに面白くないか?
ちょっと、いや、かなりいいな♪
柊家の洗練された食事もいいが、大阪人の胃袋を満たす道頓堀もミロはおおいに気に入った。
その2
「こちら、えび・牛肉といか・ぶたです。 焼き方はおわかりになりますか?」
「それでは…」
「ああ!自分で焼くからいいです。」
カミュが頼もうかと思ったとたん、ミロの一声が出た。
「焼き方がわかるのか?」
「なんてこともない。 ここに焼き方の説明書が写真入りで置いてあるし、さっきからあそこのテーブルの客のやり方を観察していたので問題はないだろう。 このくらいできなくては黄金の名が泣くぜ。」
「そういうものか?」
「そうだよ。 俺の理解するところでは、お好み焼きっていう名前は自分の好きなように焼いていいからお好み焼きっていうんじゃないのか? 焼き方の説明書までご丁寧に置いてあるんだから、自分で焼くほうが正統派だと思う。」
「では。」
カミュが傍らの箸立てに焼き方の手順書を立てかけた。
「お互いに右利きゆえ、この鉄板の右側を使って自分の分を焼くのがよかろう。 」
二人の目が手順書に注がれた。
1・準備
材料をカップに入れ、鉄板の温度を確認します。
油を塗った鉄板の表面から煙が上がり始めるころがお好み焼きを焼くのにピッタリの温度です。
鉄板の種類により表面温度は異なりますが160〜180度位が最適です。
「カップに入れ……って、これがカップじゃないのか?」
ミロが届けられたそのままの入れ物を持上げた。
「ううむ………おそらく、家庭で焼くときのことも想定して作った文書ではないだろうか。 ほかのテーブルではこの容器のままで焼き始めているし。」
「あ、なるほどね。」
通路の隣りのテーブルでは二人の日本人がいかにも手馴れたようすで作業を進めている。
「ええと、煙が上がればいいんだな。」
「現在の表面温度は約140度だ。」
「えっ、そんなことまでわかるのか?」
「物質を冷やすこと、これすなわち熱量の移動だ。 凍気の聖闘士にとっては熱量は極めて重要なものだ。 そもそも物質の三態は…」
「いや、それは次の機会に。 そろそろ次の工程に行こう。」
手順書の焼き方のコツは 7 まであるのだ。 あやうくシベリア教師モードになる寸前でカミュを押しとどめたミロの判断は適切だといえる。
その3
「さて、次は……」
2・混ぜる
カップに入れた材料を鉄板の上でまぜます。
まずは卵をつぶし、具材をカップの底に突き落とします。
キャベツが左右に持ち上がるように回しながら全体がなじむようにまぜます。
まぜている間に上がってきた“卵・粉・具材”を再びカップの底まで突き落とします。
これを1、2回くり返します。
沈黙が降りた。
「まったく意味がわからないが、俺の理解力に問題があるのか?」
「いや、私も判然とせぬ。」
「
卵をつぶし
、まではわかるぜ。 でも、その次の
具材をカップの底に突き落とす
がわからん。 突き落とすってどういうことだ?」
「一般的には、高い地点から下方に向って任意の物体を勢いよく突いて落下させることだ。 具体例としては、訓練中の弟子を氷壁から海面に突き落とし、自らの凍気で海水面を瞬時に凍結させて安全にその上に降り立つ訓練がある。」
「えっ!そんなすごいことをやってたのか?!」
「今のは訓練の一例に過ぎぬ。 これを予告なしに頻繁に行うことにより、どのような状況下であっても小宇宙を瞬時に高めて凍気を発することが可能になる。 実戦で、これから襲い掛かります、と予告してくる敵はいないので、即時の対応ができなくては話にならぬ。」
「それはそうだが……」
それって、一つ間違ったら、氷点下の海に落ちて数秒で心臓麻痺にならないか?
俺、カミュの弟子は無理かも………
氷河もアイザックも、もしかしてすごい奴とか?
思わぬところで峻烈な師の顔を見せるカミュにミロはどきどきしてしまう。
「ええと、弟子談義はまたのことにして…………
キャベツが左右に持ち上がるように回しながら、
ここもわからん。
左右に持ち上がる
って? いったいなにを
回す
んだ?」
「
まぜている間に上がってきた“卵・粉・具材”を再びカップの底まで突き落とします。
ここも意味不明だ。 攪拌して上がってくるという意味だとすれば、比重が軽いものが上に来るのは当然だが、この文章から読み取るとキャベツが具材より重いことになり論理的でない。 キャベツはイカやカキより比重が軽い筈だ。」
「この
突き落とす
ってのが、なんだか非人間的に聞こえるんだが、俺の気のせいかな?」
前途多難である。
その4
3・鉄板で焼く
鉄板の上にこぼれたキャベツを集め、その上からカップを被せるように材料をのせます。
カップの内側に残ったキャベツや具材も丁寧に落とし、形を整えます
“卵・粉・具材”が上にくるようにのせます。
端に偏っている場合は、スプーンなどですくいあげましょう。
「ここは問題ないな。」
混ぜ方については、なにしろお好みで焼けばいいのだから、と気にしないことにして適当に混ぜると次の工程に取りかかる。
「これだけカップから盛り上がってるとこぼれるのは当たり前だな。」
ミロが率先して鉄板にばらばらと散っているキャベツの上にカップの中身をあけた。
「私はこぼれないように気をつけたつもりだが、やはり完全を期するのは難しい。」
悔しそうに言うカミュが鉄板上の数本のキャベツを集めてその上でカップを手早くさかさまにした。 添付のスプーンで内側に残ったものを掻き落としたのはいいが、そこで手が止まる。
「私は不器用なのだろうか? どうすれば卵・粉・具材が上に来るのかわからない。」
だいたい、すでにかき混ぜられた卵や粉は全体に混ざりこんでいて
上に
くるはずもない。
「お前に不器用なんて言葉を連想させるなんて世界でもお好み焼きしかないんじゃないのか? 気にすることはない、
偏っている場合は、スプーンなどですくいあげましょう
って添え書きがあるから、きっとよくあることなんだと思う。」
「そう言ってもらえると助かる。」
箸の扱いには早くも習熟した感のあるカミュが混沌とした現場からカキと豚肉を拾い出し丁寧に上面に配置した。 ミロのえびと牛肉も苦闘の末ようやく日の目を見たようだ。
隣りの日本人のテーブルをちらりと見たカミュがコテを手にして周囲の形を整える。
「円形が基本のようだ。 早くせぬと固まってしまうゆえ、ミロも急いだほうが良い。」
「ふうん………なんだか美術製作みたいで面白いな♪」
いささかいびつなミロの作品に比べると、カミュの方はいかにも美しい真円を形成している。 ちらっと別のテーブルに目をやったミロが急に自分のお好み焼きの一部分をすくい上げた。
「え? どうするのだ?」
「うん、ちょっとね♪」
開いている場所にまだ固まりきらないそれを乗せるとミロがコテを使ってなにやら作業を始めた。
「ほら、なかなかいいだろ!」
あきれたことに鉄板の上には小さいハートができている。真ん中にはえびが乗っているのがポイントらしい。
「これはお前の分ね。 味見をしてもらわなくちゃな。」
「では、私の方はふちも固まりかけているので、あとでお前の分を切り取ろう。 でも………なぜ、ハート?」
「なぜって………」
真面目に聞かれたミロが答えに窮した。
お前が好きだからだよ、とはとても言えん!
お好み焼きで愛の告白っていうのは、いくらなんでも風情がなさ過ぎるんじゃないのか?
「ええと、ただの丸じゃつまらないし、ほら、ハートって幸せの象徴だろ? お前の今後の幸せを祈るって意味♪」
間違いじゃないよな、うん、間違いではない!
頷いたミロはいい匂いを立て始めたお好み焼きを前に極めて幸せである
その5
4・待つ
花かつおをお好み焼きにお好みでのせ、待ちます。
「ええと、花かつおってどれだ?」
ミロがテーブルの上を見回した。
ソースやマヨネーズはすぐわかる。 しかし、花かつおの入った透明のプラスチック容器にはわざわざ名称を貼ったりはしていないので、不慣れな二人にはわからない。
「この手順書によると、」
写真をじっと見たカミュが容器の蓋を取る。
「これが花かつおだろう。 これを自分の好きなだけ乗せて待つのだ。」
「ええと、」
ミロが次の工程の説明を見た。
「6〜8分ね。 ところでこの花かつおってなんだろう? ずいぶんひらひらしてるな。」
「……さぁ? ……ふむ、珍しい匂いがする。」
添えられた金挟みで花かつおをつまんだカミュがお好み焼きの上に乗せた。
「あれっ?」
「ほぅ、これは面白い!」
ふんわりと山になった花かつおがユラユラと揺らめいて形を変える。
「鉄板の熱と湿気の作用で形態が変化するのだ。 なるほど、これを眺めるのもお好み焼きの醍醐味に違いない。」
そんなことを考えるのはカミュくらいのものだが、実害はなかろう。
「俺はたっぷり乗せてみよう!なにしろお好み焼きだからな♪」
ミロも負けじと一掴み乗せてみる。 お好み焼きのふちはジュクジュクとしてだんだんそれらしくなってきた。
ミロが鉄板の脇に落ちている花かつおを手に取った。
「あれ? 年輪みたいなのがあるぜ、それに向こう側が透けて見えるほど薄い。 なんだかビニールみたいだが、ほんとに食べられるのか?」
「たこ焼きに乗っていたものと同じではないだろうか。」
「そういえばそんな気もする。」
とすると生でもいけるはずだ、と考えたミロがパクッと口に入れてみた。
「………………あれ、いい味がしてきた!最初はパッとしなかったが、うん、これは美味しい!」
「どれ、私も………………ふむ、これは魚系かも知れぬ。」
「これが魚ねぇ………ふうん……日本って変わってるな。 魚を生で食べたり紙みたいにしたりするんだからな。」
こんなことをしているとすぐに時間が経つものだ。
5・裏返す
6分〜8分で裏面が適度に焼け、裏返すことができます。
裏返したら、中央をやや強くおさえ、ふちの浮いている部分を軽くおさえます。
裏返した直後におさえたあとは、必要以上におさえないようにしましょう。
「よし、7分経過した。 もうよかろう!」
カミュが金属のコテを持ってお好み焼きの下に差し込むと一気に裏返した。 美味しそうな焼き色がついていて食欲をそそる。
「俺も。」
ミロも裂帛の気合いで一気に裏返した。 と思ったのだが、大小二つに分かれてばらっと鉄板に落ちたではないか。
「うわっ! どうしよう!」
「コテを!」
カミュがミロの手からコテを奪い取るとハラハラしているミロの前で手早く修復に取りかかり、一見したところはなんの問題もないように仕上がった。 器用さは常にカミュに軍配が上がる。
「ハートの方は俺がやる。 なにしろお前へのGIFTだからな。」
念のためカミュのコテも借りてから両手を使って慎重に裏返した。
これが割れたら、この恋は成就しないとご託宣を受けたも同然だからな
お好み焼きにも緊張するシーンはあるものだ。
その6
6・焼き色を確認
全体的に満遍なく火を通し、焼きムラをなくすためにお好み焼きを回転させます。
十分に焼けたら、表面(花かつおをかけた面)になるように裏返して、焼き色を確認しましょう。
「裏返してから何分焼くかは書いてないんだな。」
「阿吽の呼吸ということかも知れぬ。 」
「魚心あれば水心とかか?」
「少し違うのでは?」
しかしミロの心は魚心と水心でいっぱいになる。
ああっ、早くカミュとそんな仲になりたいものだが、そのためにはどうしたら?
昨日の柊家はよかったな………今夜の宿はどんなところなんだろう?
またカミュとフトンをくっつけて、ついでに肩もくっつけて、できればほっぺたもくっつけて………
それからそれから………♪
気がつくとカミュがお好み焼きを鉄板の上でくるくると回転させている。
「面白そうだな、俺もやってみる。」
しかし真円のカミュの作品に比べるとミロの方はあちこちにぶつかりながら回ってしまう。
「これって、どうしても回さなきゃいけないのか? 」
「そんなことはないと思うが。 そろそろ裏返しても良さそうだ。」
そう言ったカミュが自分の分をぱっと返すと、ほどよく焼き色がついている。 ひらひらしていた花かつおもぴたっと張り付いて模様のようになっていた。
「ええと、さっきはこわれたからな…」
小さなハートの方は問題なく裏返せたが、大きいほうにコテを差し入れたミロが一瞬手を止めた。。
自分でやってまたこわれたらいやだが、最初からカミュに頼むのは男としてみっともないし………
その逡巡がわかったのだろうか、
「修復したのは私ゆえ、ここも任せてもらっても良いか?」
カミュがさらりと言ったときには早くもコテが手から手へ移動している。 思いっきり自然な動作がまるで連携して敵と闘うときの見本のような気がするのは気のせいだろうか。 二本のコテでさっと裏返す動作が流れるようでミロは見とれてしまうのだ。
「うむ、いい色に焼けている。」
カミュに返されたコテでお好み焼きをぽんぽんとたたいてみると、いい弾力で手ごたえがある。
たとえばだよ………
カミュをベッドに横たえて俺の情熱でほどよく暖めると全身にじわじわと熱が回るだろ♪
我慢できなくなったところで裏を返して肌の染まり具合を確認してみたりして………
うわぁ………俺って、なにを考えてるっ??
我慢できないって、どっちがなにをっ??
お好み焼きでこんなこと考えていいのか?
むろん、よくない。
その7
7・できあがり
鉄板の火を消し、マヨネーズとソースを表面にのばすようにのせ、できあがりです。
「火は消した。」
「ではいよいよマヨネーズとソースだな。」
ミロがハケを手に取った。
さっきから周りの席の様子を見ているが、たっぷりと掛け回したり、ハケで薄く塗ったりと、好みでなにをやってもいいらしい。
「ふうん………ハケで塗るのって面白いぜ!」
「ミロ、あまり熱心にやっていると、火が通り過ぎるのではないのか?」
「ああ、すまん。 はい、お前も。」
濃く塗ったミロに比べてカミュはあっさりと塗り広げて終わる。
「ふふふ………やっと食べられる。 はい、俺からのハートを進呈よう♪」
「では、私からもお前に。」
カミュが鉄板上でコテを器用に使ってお好み焼きを正確に六等分すると、そのうちの一片をミロの方に押しやった。 大きいカキが乗っていてカミュの気持ちが感じられる。
できるものなら箸で口に入れて欲しいものだが、まだ時期尚早というものだろう
待てよ?………も、もし、カミュと相思相愛になったら口移しとか………ひゃぁ〜〜っ!
飲み物ではあるまいし、お好み焼きの口移しというのはどう考えても一般的ではないのだが、いまだ実践の道に入っていないミロにはその辺の区別はつけられぬ。
カミュの唇を想像しながら口に入れたお好み焼きはさすがに美味しい。 カミュを見るとハートのお好み焼きを口元に運んでそっと食べているのも愛らしい。
「そっちはどう? お前のはすごく美味しいぜ!」
「むろん、お前のも美味しい!」
「このソースの味がなんとも………」
隣りのテーブルではグラスを幾つも空にしているのが目についた。
「ちょっとだけ飲んでもいいかな?」
「私はかまわないが、このあとの予定があるのでそれに差し支えないようにせねばならぬが。」
「一杯だけだから。 味が濃くてなにか飲みたくてしょうがない。 ええと………梅酒ってなんだろう?」
「ほう! 梅の酒とは風情がある。 梅は中国原産で早春に咲く香気のある花だ。 詞や歌に歌われることも数多い。 きっと清々しい酒に違いあるまい。」
「じゃぁ、梅酒にしよう。 ジャパネスクロマンってわけだ♪」
すぐに届いた梅酒をミロが一口飲んでみた。
「ふうん! ずいぶん甘い香りがする。 ちょっとだけ飲んでみないか?」
「え? 私が?」
「匂いをかいで舐めるくらいでいいよ。 梅の酒なんて優雅なものはギリシャでは飲めないからな。 なにごとも経験だろ♪」
「それでは…」
少し考えたカミュがそっと手を出した。 匂いを確かめてから紅い唇がグラスに触れる。
あああ〜、これって間接キスだったりして〜〜!
俺、もう死にそう!
お好み焼き屋で聖闘士が悶絶するのは推奨できない。
続く
ここでお好み焼きは終わりです、次からは他の店に。
あ〜、大阪篇で年を越したりしないでしょうね??
※ お好み焼きの焼き方は、
大阪のお好み焼き店、鶴橋風月のサイトを参考にさせていただいております。
※ この話は、メルヘン、ファンタジーです。
日本の風俗習慣をほとんど知らないのに、日本語は上手というのがそもそも変ですが、
そのあたりはしっかりとご都合主義を採用しています。
(本編は一応ドキュメンタリー、ノンフィクションだったりします。)
「 焦 慮 紀 行 」 〜 日 本 篇 その3 〜