もともと海外のいわゆる児童文学の本が好きでしたが
J.R.R.トールキンの『指輪物語』を読んで、そこからまた読書の幅が広がりました
トールキンの本と、集めたものなどを紹介します
ここに挙げたものは一部です。他にもいろいろあると思います
おもな書名を挙げておきます。
参考サイト:評論社のウェブサイト
文庫版全10巻(9冊だったのですが、今まで文庫に入っていなかった「追補編」が発売されました!)・A5新装版全7巻・カラー大型愛蔵版全3巻
(以上 トールキン著)
ハンフリー・カーペンター
カレン・ウィン・フォンスタッド
アラン・リー、テド・ネイスミス、ジョン・ハウほか画
バーバラ・ストレイチー
指輪物語の中の歌と、その解説など。アラン・リーの挿絵がついています。
参考サイト:岩波書店のウェブサイトより、テーマ別案内のファンタジーのページ
(「ゲド戦記」シリーズの下にトールキン関係の本の記述あります)
まず『ホビットの冒険』を読んでから、『指輪物語』 を読むと、よりよくわかります。
ポーリン・ベインズ絵の絵本。
トールキンを研究するのに、ほかにもいろいろと関連の本があるかと思います。
ここでは、ファンの人にも少しめずらしいかもしれない英語の教科書版を見つけましたので紹介します(英語教科書ですので、日本語の部分は後ろの注釈のみ)。上の4つがトールキンのもののみで、5つ目はアンソロジーです。
猪熊葉子:注釈/弓プレス(鷹書房弓プレス)
青木信義:編注/鶴見書店(音羽書房鶴見書店)
Leaf by Niggle と、On Fairy-storiesの最後の部分のみ、のようです。別売テープ有り。
室谷洋三:編注/鶴見書店(音羽書房鶴見書店)
トールキンの絵のついた、カラーの本です。別売テープ有り。
青山富士夫:編注/北星堂書店
Roger Lancelyn Green/稲葉 衛・本多英明:編注/芸林書房
評論社の『農夫ジャイルズの冒険−トールキン小品集−』で、吉田新一さんの訳者あとがきにある、「ロジャ・ランスリン・グリーン編『竜の本』」、というのがこれ(の原書)のことではないだろうか? 竜のでてくる話を集めたアンソロジーで、中にトールキンの「The Hoard」がある。(まだ訳して読んでいないし、この「The Hoard」とはどの作品なのか、ホビットの冒険や指輪物語に出てくるものなのか私にはわかりません)
関連事項:ブックリスト2の『農夫ジャイルズの冒険』データへ
関連事項:ブックリスト2の『べーオウルフ』データへ
またそのほかにも、トールキンに関係ある本を時々、ブックリスト2にて挙げていますので、ご参考まで。
また、サイト内検索で、「トールキン」「指輪物語」等々で検索してみて下さい。
当サイト別館(ブログ)はじめてます。ブックリスト2の重複(途中から)と、他いろいろな事ですが、瀬田貞二さん、指輪・トールキン関連などナビインデックスから見れるようにしました。他の分野本と分けてブックリスト2より見やすくなっていると思います。(ただし、映画出演俳優さんのことや、他愛ない話題、自分で考えた事等も含んでいます。)
ブログの、「指輪物語・トールキン関連」インデックス 「瀬田貞二さん関連」インデックス
指輪物語やトールキン関連の音楽もいろいろあります。映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのサウンドトラック(ハワード・ショア作曲)はもちろんありますが、それ以前から、原作からイメージした曲もいろいろつくられています。
吹奏楽の世界では、Johan de Meij(ヨハン・デ・メイ) 作曲による、『Symphony No.1 The Lord of the Rings(交響曲第1番指輪物語)』が有名です。
参考サイト:「吹奏楽専門ショップBand Power」
(指輪物語、デ・メイなどで検索してみて下さい。ここに載っている以外でも、「Danish Concert Band」、「Ensemble vent et percussion de Québec」などの演奏のCDもありました。)
トールキンの詩を音楽で表している、アンサンブルです。
参考サイト:トールキン・アンサンブルのウェブサイト
手持ちのものは、2枚のボックスセットです(輸入盤)。
映画でサルマン役のクリストファー・リーの朗読も。
これだけ(?)国内盤がでている(『ロード・オブ・ザ・リング〜リヴェンデールの夜明け』ユニバーサルミュージックUCCL-1065)
。封入の解説の日本語訳曲名や歌詞がへんな気が。「メリー(Merry)」が「マリー」になっているのは…。
4枚目のアルバム。(Classico CLASSCD675)。おや? ウェブサイトを見に行ったら、ううっ、4CDセットが出たということなんでしょうか?
クレイグ・ラッセル『ホルンとオーケストラのためのラプソディ 他(RHAPSODY FOR HORN AND ORCHESTRA)』(NAXOS 8.559168)というCDの中に、『MIDDLE EARTH』という曲があります。
全体で12:24分というごく短いもの。私は、2曲目の『ギムリ ザ・ドワーフ』が好きです。
FRODO LEAVES THE SHIRE/GIMLI, THE DWARF/GALADRIEL AND HER ELVIN MIRROR/GOLLUM/GANDALF: THE WHITE RIDER/SHELOB'S LAIR/ORCS AND RING WRAITHS/STRIDER AND THE CROWNING OF ARAGORN/FRODO AND COMPANY RETURN
参考サイト:
ナクソス・ジャパンのウェブサイトより該当ページ
(ナクソス・ジャパンのトップページはこちら)
フィンランドの作曲家アウリス・サッリネン(サリネン)の、『SYMPHONIES 1&7』(CPO 999 918-2)というCDに入っている交響曲第7番『ガンダルフの夢』。
ガンダルフとは指輪物語のガンダルフからであるでしょう。しかし、封入の解説(英語その他)等を見てみると、実際の小説での出来事を描写しているのではないというような事を書いてあるのではないかと思うのですが、英語がよく読みとれないのではっきりした事は分かりません。
指輪物語のファンのかたより、サッリネンは歌劇『クッレルヴォ』をつくっているということを教えて頂きました。(クッレルヴォとはカレワラの登場人物)。 私はこの『ガンダルフの夢』は『指輪物語』から題材は取っているものの、直接原作の筋とは関係ないのかも…と思い、難しい曲だ〜、で終わってしまうところだったけれど、この人は歌劇『クッレルヴォ』も然ることながらフィンランドのTVで放映されたカレワラ関係の作品の音楽も担当されているという人だったのです。つまり、カレワラについて追求してきた音楽家の人が、カレワラに影響を受けているトールキンの作品をテーマにとったということがわかって、指輪ファンとして嬉しくなったのです。
関連事項:ミュージックのCD紹介ページの『クレルヴォ交響曲』へ
ジャズです。Andrea Pellegriniという人がひきいる(?)、Ensemble Ainulindaleというグループと、Paul McCandlessの演奏によるCD、『MIDDLE EARTH』(SYMPHONIA bluesmiles SYB99904)。その中に、『SUITE TOLKIENIANA』という曲があります。
MITHLOND/LOTHLÓRIEN/ELEN SÍLA LÚMENN OMENTILMO/MINAS TIRITH/ENT
ハープ奏者の斎藤葉さんのCD『ハープが奏でる幻想のケルト・アイリッシュミュージック』(ユニバーサルミュージック KittyMME UMCK-1099)。
CDショップで何気なく手に取って驚きました。上のセロハンに「20世紀最高のファンタジー「指輪物語」(評論社刊)イメージアルバム」 というシールが貼ってあります。
エンヤのカヴァーや伝承曲が多いようなので、どういう事かと、とにかく買って帰りました。ウェブサイトを探してみてみると、確かにイメージした曲があるとわかりました。エルロンドの館をイメージした『時のない館』、そして、『天空の聖歌隊』の2曲。
しかし全体的に「指輪物語イメージアルバム」と表現してしまっていいのかなあ、という気持は残ります…。物語そのもののイメージというより、アイルランドやスコットランド古謡の世界、ケルトのイメージへ誘うイメージアルバムという感じでしょうか。評論社のかたにスペシャルサンクスと書いています。
参考サイト: 斎藤葉さんのオフィシャルサイト
他にも、またクラシック以外でも音楽がありますよ。探してみてくださいね。
ヤマハミュージックメディアより。映画『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の音楽から。ピアノとコーラスの楽譜。
参考情報
ルイ・モイーズという人の、フルートの楽譜に『Twelve short and easy duets』というのがあると知りました(未入手)。フルートのことはわかりませんが、フルート学習用の楽譜でしょうか。その中に、『The Hobbit's little dance』という曲があります。ホビットをイメージした曲だろうか。(詳細は不明)
参考サイト:ムラマツフルートのウェブサイトより、ルイ・モイーズの楽譜『Twelve short and easy duets』のページ
(ムラマツフルートのトップページはこちら)