モーグルへの想い!  3/6   1/6へ  2/6へ  4/6へ  5/6へ  6/6へ

で、フリーライター・ノンフィクションライター・スポーツ解説者、
そして一般の人達は、みな、上村愛子選手の決勝の点数に不満があるようだ。

とりわけ、エアの点数が低いことに満足してないらしい。
そして、外国人びいきの採点ではないかと思ってるらしい。
さらには、そもそもモーグル競技のターン50%、エア25%、タイム25%っていう
採点方法にも満足していないようだ。

そもそもモーグル競技ってのは、その名の通り、
凸凹の急斜面をいかにうまく、そして速く滑るかという競技。
それが、基本です。
そこに二つのエアが、追加されてるんです。
だから、エア以外の部分での採点が、75%をしめるわけです。
(エアが、基本なら、エアリアルがあるでしょ。)

エアが、追加されたのは、エンタテイメント性を高めるためかな???
すいません。これについては、はっきりわかりません。(知りません。)

でも、理由・いきさつは不明ですが、結果的に、二つのエアを追加したおかげで、
競技として、おもしろくなったし、完成されたと思います。

で、モーグルでメダルを獲得しようと思ったら、
全てにおいて高得点を取れないと無理です。
どれか一つ良い部分があれば良いってものでは、ありません。

昨年末の全日本フィギャースケート選手権で優勝したのは、村主章枝選手です。
彼女は、安藤美姫選手のようなとりわけ高難度の技を持ってるわけではありません。
それでも優勝です。おそらく、この結果には、誰も文句無いでしょう。

結局、総合的に優れた選手が、強いんです。勝つんです!
モーグルもその通りです。

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