上村愛子選手の減点対象は、まず第1エア。
高さが足りなかったのと、身体がきれいに伸びていない。完成度が低い。
(予選と比較すれば、よくわかります。)
次に、第1エアのランディング(着地)とその後のターン始動まで。
着地があまりきれいではなく、その後のターンにスムースに入っていかなかった。
次に、中間セクションのターン。
第1エアの着地に失敗し、ターン始動が遅れ、さらにリズムが崩れた。
全体的に、ちょっとぎこちない滑りになってるし、上体の構え(位置・姿勢)もおかしい。
次に、第2エアのランディング。
ランディングに失敗して、上体が前のめりでつぶれちゃってます。
足が、着地の衝撃で若干開いてます。
次に、最終セクションのターン。
ランディングに失敗してるためか、完全に雑なターンになってます。
以上から考えると、点数は、適正です。
確かに、第2エアのコークスクリュウ720は、素晴らしかった。
でも、それ以外の部分で、減点箇所が多過ぎた。
採点競技ではありますが、採点方法は、減点方式ですから!
仮に、上村愛子選手が、現在持てる力を全て出し切ったとしても、25点。
それでは、3位にも入れません。
Jハイル選手、Sラウラ選手、Sシェリン選手の決勝での採点が、
やけに甘かったことを差し引いても、4位どまりでしょう。
そして、その3人以外に関しては、ジャッジは、適正だと思えます。
ジャッジは、ちゃんと見てますよ。
いぜれにしろ、上村愛子選手が、メダルを獲得するためには、エアの完成度を
上げるだけでなく、ターン技術の向上が不可欠だったんです。
ターン技術を向上させれば、同時にスピードもアップしますから!
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