(ハピの介護日記) |
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こんな物でも顔を乗せると 安定して息が出来る?らしい・・・ |
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2月8日 | ||||||||||||||||||||
もう数日薬を飲ませていない。体力が無くなったから、癌も勢いがなくなったのか? 壁や襖やドアやベッドの脇などあちこちに鼻を押し付けて寝ようとするので、鼻水(粘液)がこびりついて取れない。これも、ハピの思い出になるんだろうなぁ〜。 昨日は焼き鳥をやったけどあまり喜んではもらえなかったので、今日は新宿で美味しそうな霜降りの牛肉を買ってきた。さっと焼いて、食べさせた。チョット人間も味見をしてみたけど・・・美味しかったデス♪ でも、ハピは少し残したので・・・もったいないけど食べる勇気は無く、そのまま夜中にでも食べてくれれば、と置きっ放しにした。いいお肉も焼いて時間がたつと見る影も無いねぇ。 体中に出来ているカサブタが痛々しい。床擦れもあるし、以前抗生物質を飲ませて体中に湿疹が出た。その湿疹の痕がカサブタになっているのだ。カサブタがポロポロと剥がれ落ちる時に、毛も一緒に抜ける。だんだん情けない体型になり、艶々していた毛質もくすんできた。 「あと半年くらい・・・」といわれてもう1年5ヶ月。覚悟は出来ています。 |
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2月3日 | ||||||||||||||||||||
今日は節分。ハピが子供の頃は、投げた豆を走りながら食べていた。いつ頃から無関心になったのだろうか? お肉にも飽きたのか、昨日から食欲なし。少しいいお肉を買って来て、焼いてやった。胡散臭げにそっと口に入れて“美味しいじゃん!”とパクパク!!お!食べる?と、慌てて薬を仕込んだ。 見えていないのに・・・“薬入りお肉”は拒否!!その後は口を開けず、水も飲まなかった。 また一回り小さくなったようで、いよいよ顔も骨だらけになってきた。体中の骨が確認できそうな手触りで、抱き上げると、心臓の鼓動が直接手に伝わってくる。トクトクトクトク・・・・・ 部屋の電気をつけたら、バチッ!と音がして電球が1個切れた。蛍光灯のように徐々に暗くなっていくのと、一気に切れてしまうのと・・・・ハピの心臓はどっちなんだろう? |
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2月1日 | ||||||||||||||||||||
無事に2月を迎えた。 “無事に”という言葉が合っているかは“?”かも。最近は鼻血が出ないので、助かる。毎日止血剤を飲ませているのだから、出なくて当たり前なんだけど。鼻は相変わらず詰まっているが、寝ている時は呼吸の音が静かだ。起きている時は、ゴロゴロと喉をならすのか、苦しそうな音がして、聞くのが辛い。鼻も乾くので、時々濡らしてやるけれど、効き目は無い。 2週間ほどは点滴も無しで、お肉でしのいでいる。 初めて牛肉を食べさせた時、これはいいお肉だった!オオゼキで安売りだったけど、霜降りの・・・。喜んで一気に食べたので、人間の口には入らなかった。これで元気になったような?お肉の威力をヒシ!と感じた(*^^)v 安売りではない日に、それなりのお肉を買ってきた。人間も食べたけど、殆どハピが食べた。 毎日の事なので、安いお肉を買った。焼いてみたけど、チョット硬いかな?でも、犬だし・・・結果は? “いらない・・・” え?お肉だよ?食欲が無くなった?? そこで、大好きなお魚、アジの干物を焼いてやった。喜んで食べた・・・・。 色々試しているけど、ボケてないし・・・味も分かっている。もうすぐ、15歳。お祝いをしなくちゃ!! |