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有料老人ホームは、行政に定められた福祉施設ではありませんから、その計画推進にあたっては、『有料老人ホームというサービスは何か』をしっかり理解するとともに、その地域性やこれから高齢期を迎える団塊の世代のニーズも取り入れた事業戦略、商品設計力が求められます。
私たちは、戦略的な事業推進を行うために、以下の5つの視点を重視して、サポートを行っています。

制度の方向性を見据えた計画


有料老人ホームは、介護保険制度や老人福祉法等の様々な法律に大きく左右されるため、事業経営にあたっては、現状の制度や法令をしっかり理解する必要があります。しかし、現在、社会保障制度を含め超高齢社会に向けて、制度や法律は大きく変化している真っ只中にありますから、有料老人ホーム事業も現在の病院のように、制度変更や報酬改定によって経営環境は確実に厳しくなっていきます。

このような状況の中で有料老人ホーム事業を成功に導くには、現在の制度を理解するだけではなく、これからどのような役割が求められるのか、介護保険制度はどうなるのか等、その方向性を検討し対応力をつけることが必要になります。私たちは、現状の制度理解だけではなく、常に次の制度改正や方向性を検討しながら、コンサルティングを行っています。

 

 

 

有料老人ホームの独自性を活用


有料老人ホームという制度(商品)は以前からありましたが、介護保険制度の発足で、特に、身体状況の変化や介護サービスに対するニーズが高くなっていますから、そのサービス内容や事業リスク・トラブルは大きく変化しています。

事業成功のためには、有料老人ホームという商品の独自性を理解するとともに、そのアドバンテージを最大限に利用することが必要です。また同時に、商品設計にあたっては、発生する可能性のある事業リスクやトラブルを検討し、そのリスクをヘッジしながら、事業計画を進めていくという視点が必要になります。コンサルティングにあたっては、『有料老人ホームとは何か』という基本をしっかり理解していただくよう、サポートしています。

 

 

 

シミュレーションの重視


有料老人ホームでは、どれだけ詳細にシミュレーショ検討が行われたかが、その事業の成否を決定します。事業シミュレーションと言えば、多くの方は収支シミュレーションのみをイメージされ、収支検討だけで事業計画が推進されていますが、有料老人ホームの場合、収支予測だけでは、何の意味もありません。

有料老人ホームの計画推進には、どのようなニーズに対してどのようなサービスを提供するかという『商品シミュレーション』、スタッフの動きやサービスの流れ等を検討する『業務シミュレーション』、そして事業収支だけでなくキャッシュフローの動きを図る『収支シミュレーション』の3つのシミュレーションの詳細検討が不可欠です。

この作成には、実際の事業経営、現場サービス運営についての豊富な知識・経験は必要になります。コンサルティングにあたっては、この『3つのシミュレーション』の作成をサポートします。

 

 

 

アメニティを重視


ニューエルダー、サードエイジという言葉に代表されるように、『老いては子に従え』といったこれまでの弱く枯れていく高齢者像ではなく、最後まで自分らしい生活を楽しみたいというアクティブで意欲的な高齢者が多くなっています。不必要なサービスや無駄を省いて価格を抑えるという視点は重要ですが、福祉施設と同程度のサービス内容では、多様化するニーズに対応することはできません。

有料老人ホーム事業のメインターゲットは、画一的な福祉施設のサービスに満足できない高齢者です。『手厚い介護』『医療サポートの充実』『個別ニーズへの対応』『広い居室』等、売れる有料老人ホームを作るためには、これからの高齢者のニーズをしっかりととらえて、アピールできるような独自のアメニティを持つことが不可欠です。コンサルティングにあたっては、経営の基礎となる入居者募集の視点から、セールポイントを意識し、検討を進めていきます。

 

 

 

地域性・地域ニーズを重視


有料老人ホーム事業は、地域密着型事業です。入居希望者は老人ホームの選定にあたっては、自分の住み慣れた場所、または家族の住んでいる地域等、地縁のある場所に立つ老人ホームを探されています。また高齢者が多くなるからと言って、高齢化率や高齢者数だけで、その需要やニーズを図ることもできませんし、その地域性によって、求められるサービスやニーズは違っています。

例えば、東京や大阪など大都市の都心部では、今後は、超高級ホームや特殊ニーズに対応したホームのニーズが高くなるでしょうし、逆に、地方都市では、一般的に手厚い介護サービスを中心とした質の高いサービスが求められています。その他好みやニーズだけでなく価格帯等も含めて、他都市の成功事例だけを真似て商品設計をしても、難しいのが老人ホーム事業なのです。コンサルティングにあたっては、地域性や地域ニーズ、また、地方行政の考え方や方向性を理解しながら、進めていきます。


 

 

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