夕べ泊まった無錫大飯店
無錫観光は 太湖遊覧です。太湖に突き出したスッポンの頭の形をした?頭渚公園の遊覧船乗り場から遊覧船に乗ります。
「げんとうしょ公園」と読みます。
遊覧船です。アンティックな海賊船みたいな船でした。こんな船で揚子江や東シナ海を渡って日本にも来たのでしょうか。15人で貸切、とってもリッチな気分です。天気もまずまずで誰もキャビンにから甲板に出て雄大な太湖の眺めを満喫しています。
太湖はかなり汚れていました。緑色に見えるのは水面に発生した藻です。周りの工場廃水や生活排水が流れ込み藻が大量に発生しているそうです。
周りの工場は移転をさせたとか。それも原因かもしれないが、生活排水はきれいに処理が出来ているのでしょうか。船着場の近くの公衆トイレはすごくきれいでした。ここのトイレはNO1だそうです。
太湖の遊覧を終えて、淡水真珠の製造販売の土産店による。これから上海までバスで行って昼食の予定なので真珠店はパスなんて添乗員に言ったのですが、ガイドはそれを聞かずさっさと皆を連れて入って行きました。
「真珠は何個入っていると思いますか」なんて店の販売員が貝にナイフを入れてのデモ。10個ぐらいは入っているようです。「これ貰っていい」早速ツアーのおばさんがた。さっさと取ってしまいました。海水で取れる真珠は貝の中に一個しか有りませんが淡水真珠はいっぱい取れるようです。TVショッピングで安く販売されるわけがわかりました。
世の女性たちはこんなものに目の色を変えて値段の交渉をしています。本当に買う気が有るのか判りませんがとにかく真剣です。
売るほうもさるもの真珠のネックレス一本一万円から2本買うと一本8000円とか。それでは誰も買わないようです。結局、いくらで買ったのでしょうか。
横浜のなんとかデパートで売っている真珠の粉で作ったクリームが人気でした。なんて言ったって値段が手ごろだし、5個買うと一個負けるとか。奥様がたの駆け引きを聞いているだけで結構楽しめました。
ガイドの章さんです。このツアーを案内して儲かったのか。ここらで一番美味しいチマキをご馳走するといってサービスエリアの売店でチマキと煮卵を買ってきて皆に配りました。美味しかったです。
このツアーの最後の観光地上海に着きました。
高層ビルが霞んで見えます。この旅行中毎日こんな天気。中国では太陽が見えない日が多いとか。
まずは昼食です。点心料理と言う事になっています。ここはレストランとか土産品を売る店が並んでいる観光地で豫園商場と呼ばれているところ。建物の異様さにここが上海かと思わせられる。
点心料理とは何たるものかも判らずガイドの章さんに「緑波廊」というレストランに案内された。章さんは上海のベテランガイド。会う従業員一人一人に親しげに挨拶を交わしていた。

これが点心料理。なんと言うことは無い単なる昼食。辞書には「軽い食事、昼食」と書いてあるデナーよりは軽いということか。野菜のスープなどは疲れた胃袋に心地よい。
昼食を終えて豫園の観光です。このガイドのベテランたる所以は、出口から入るということである。豫園は上海観光では必ず組み込まれている超有名なところ。従って、入口は観光客が列を作って並んでいた。そこを逆からするすると抜けて来るなんてなかなか出来ないことです。
「豫園」とは上海にある明時代の庭園。「豫」は愉を示し、「楽しい園」という意味とか。元は四川省の役人であった人が両親のために贈った庭園だそうだ。18年の歳月をかけて作られたため完成したときには両親は亡くなっていたとか。こんな親孝行されてみたいと思うのは私だけ?
中国旅行で心配はトイレ。何度も書きました。ここは市内の有料トイレ。料金は掲示されていたのですがいくらかはわかりませんでした。ガイドの章さんの奢りで済ませました。女性のトイレは水が流れなくてうんこが山になっていたとか。有料トイレがそれでは困りますね。
すっきりしたところで、バンド観光。上海に租界があった頃、黄浦江沿いの黄浦灘路のことを「バンド(海岸通)」と呼んでたそう。
南京東路バンドと浦東東方明珠テレビ塔の間を結ぶ河底トンネルを無人のトロッコのような車両に乗って、ハイテクの光線が織り成す景観を楽しむ。期待したほどのものでは有りませんでした。トンネルを抜けるとのっぽビルが林立する浦東地区。この球状のものはテレビ塔の一部展望台です。468mのテレビ塔てっぺんまで写真に撮ることが出来ませんでした。
初めの予定では、上海で豪華な(?)夕食を摂って、夜の飛行機で長春に戻る予定でしたが、飛行機の都合で5:30の大連経由長春行きに代わり、夕食は機内食に代わってしまいました。南方航空機内食は来るときに2回も食べましたがあまり美味しくありませんでした。サービスもいまいちなんですよね。旅行社では長春のホテルに軽食を準備しますって・・・。長春には9:00ごろに着く予定でしたが・・・・・・・・
あまり美味しくない機内食をいただいて、ビールを頼んだらもう無くなったと言われ仕方なく茶を貰いながらも、飛行機は大連に着陸しようとしていました。滑走路が見え着陸と思いきや飛行機は再び上昇を始めました。しばらくしても着陸する気配はありません。30分ぐらい経ったところで、初めて機内アナウンスがありました。「この飛行機は瀋陽に行きます」ですってこの前ブログに書きましたが客の心配なんて爪の垢ほども考えていいないような対応にかなり不安になりました。大連はガスがかかっていて着陸出来なかったそうです。滑走路が見えるところまで降下していたのに着陸が出来ないと言うことはどういうことか素人の私には判りませんが、もっと前に知らせるべきではないのかと頭にきました。
瀋陽空港に着陸したのは午後8時を過ぎていたと思います。そこで飛行機が大連に戻るとか、このまま長春に行くとか、打ち切るとか。2時間ほど飛行機は動きませんでした。
飛行機は長春に行くことになり、大連で降りる予定だったお客は降りました。私たちも機体の安全確認ため降ろされました。言葉が通じないことと、機内での説明が無いためどうなっているのかが全くわからないまま、不安な時間を過ごした。
飛行機は10時を過ぎて長春に向けて飛び立ちました。長春に着いたのは11時。ホテルに着いたのは11時30分ごろでした。
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