釈迦・釈尊(しゃくそん)の愛
釈迦は、約2500年前に、父(スッドーダナという王様)、
母(マーヤー)の間に生まれて、インドにおいて!・・・
29歳で出家し、35歳で悟りを開き、仏教の世界を開きました。
釈迦の生い立ちや、仏教の経典は、?・・・・
百科事典や、中国や日本で多くの人達が訳されておりますので、
私は一番、「釈迦の愛」が表現されている、「六波羅蜜」(ろくはらみつ)
について、お話申し上げます。人間が、生きていく為に大変、
役に立つ、幸せな人生を、送るための、実践行動をわかりやすく、
説明してまいります!・・・・
良く、日本のお寺で坊さんが「般若心経」のお経を唱えておりますが?・・
このお経は「インドのサンスクリット語で、この「般若心経」を?・中国語
日本語に訳したのが、何と「六波羅蜜」です!「六波羅蜜」、これこそが、
私の感じた釈迦が人間に送る、最大の価値有る言葉、
奥深い意味と、愛の心が込められている、
言葉と確信するわけで御座います!・・・・
仏教では、人間の「悟りを開く」修行が基本です。
(人間は今のところ、頭の学問や科学で悟りは開けない)
何故か?・人間の生命機能の真理が「心身二元」だから!
その「心身二元」に世界の誰も気が付いていない現在の人間達?・
仏教では、言葉でなかなか悟りを開けない愚かな人間に悟らせる為に!
大変厳しい修行で。悟りを開かせる、3年〜10年かかる人もおります。
悟りを開くための修行として、「座禅の修行」があります、
それも「無我」(空)に成るための座禅です。
もう一つの無我(悟りを開く)に成る釈迦の教えとして
「六波羅蜜」(ろくはらみつ)があります、この教えの言葉は、
2500年前の釈迦の言葉(インド、サンスクリット語)が、
永い間にいろいろな人によって訳された、為に?・・
(中国の訳は8本ある)理解の内容が変化しています。
例えば「布施」と辞書を引くと、(金品を僧に施し与えること。)
と出ています。この言葉を勝手に解釈して?・・・
お金を巻き上げる、新興宗教が出てくるのです。
奉納金や、お賽銭、戒名によってお金の金額が高いとか、
ごりやくが有るとか!無いとか!解釈をしてしまう、思い込んでしまうのです。
どんなに、立派な戒名をいただこうが?・・・
どんなに豪華な祭壇の葬式をやろうが?・・・・・
この世だけの、人間の見栄の行事に成ります?・・・・・
人間は死んでしまえば、あの世「涅槃の世界」、
煩悩を脱した、「平安な世界」誰もが平等な無限の世界に、行くのです。
釈迦の生き方の基本の教えがインド・サンスクリット語で「般若心経」です!
現在日本では、「唐の玄奘」の訳した「般若心経」のお経が、
全ての日本仏教、宗教の基本に成っているそうです。
この「般若心経」を中国語・日本語に訳したのが、「六波羅蜜」です。
日本にも仏教の宗派がいろいろ有るように?・・・
悟られた人(私と同様の体験をした人)によって、
釈迦の言葉の理解(訳し方)も、少しずつ違っています。
私の解釈の仕方は、「無我」と辞書を引くと!・・・・
「愛」と出ています。そこで!・・・・
「愛」を基本に「六波羅蜜」を訳してまいります。恋を愛に変える!
失いて知る友の友情愛!相手が有って自分が有る!友情!
六波羅蜜(般若心経)
1、布施(ふせ)の心・・人間は誰でも自分が一番大事なのです。子供から大人に育って行くうちに、どうしても自己中心に物事を判断してしまいます。それが自我なのです。我の強い大人に育ってきてしまったのです。そこで僧侶に成るには「無我」(私心を無くす、無心)修行をするのです。厳しい修行をするのです。ときには失心をする僧侶もでるそうです。しかし普通の人間には「無我」に成る事など出来ません
三大煩悩、(物欲、性欲、食欲)すら、我慢する事は出来ません。人間は恋をすれば「性欲」は心に出てきますし、お腹が空けば、健康体であれば、「食欲」も心に出てきます。厳しい修業をした僧侶ですら性欲を我慢する事は出来ないと、よく聴きます。人間は24時間「無我」に成っていることは、不可能なのです。性欲を愛に変えることによって幸福に成れるのです。
そこで「愛の心」。@、人に尽くす。A、相手を満足させる。人間は、自分が一番大事だから、自我が強く出てきます。しかし自分がってに行動していたら、相手からも、嫌われてしまいます。社会から、はみ出してしまいます。そこで相手に尽くしてみる。自分が満足する(自己満)のでは無く。相手を満足させる。そこに相手は感謝するでしょうし、友情が生まれます。これが「愛」です。人間は生きていくのに、「相手が有って自分がある。」「妻が居て自分がある。」「家族が居て自分がある。」「会社が有って自分がある。」「社会が有って自分がある。」それに、グローバルの時代ですから、「世界が有って自分がある。」のです。まずは自分の一番身近な人を、大切にする事から始めれば、必ず本当の幸せに、巡りあえる事ができるでしょう。B常に感謝の心、有難うの気持ちを持つ事。C、商売や事業の場合いは、世の為人の為に役立つ。D、政治家や公務員は、市民の為、国民の為に役立つ。E科学者は社会に役立つ物を造り出す。これが布施の心だと私は思うわけでございます。
世の為、人の為に役に立って、はじめて繁盛するのです。そこに事業、商売の繁栄が有るのです。最初から金儲けを考えた商売は、必ず限界が来ます。バブル期に金儲けを優先した事業、商売は今、バブルが崩壊して、繁栄の限界に来ているのです。早く、世の為、人の為に役立つ事業、商売に切り替えて、頑張る時と私は思うわけでございます。すこし厳しい話に成りますが、日本の将来を見越して、一言!布施の心から視た、現在の政治家の皆さん、公務員の皆さん、市民の為、国民の為と言う、基本理念を創って、国会でも、各省庁に掲げたら如何ですか!アメリカの議員さんは、日本よりボランティア精神が強いと言われております。バブルの時代日本は大繁盛、大発展していた、神武景気に岩度景気は終わったのです。今こそ心を入れ替えて、心を込めた政治に切り替えて下さい。
どんな商売も、事業も、多くの人々の、日本中の国民の支持が無い事業は!
永遠に発展する事は出来ない、事実を気が付きなさいと言っているのです!
2、認(にん)の心
これも「愛の心」@相手を認めて、受け入れる事。男性は一部の方を除いて、何人でも好きに成ります。しかし女性の場合いは、相手を認めないと、受け入れません。信頼出来る人しか好きに成れないのです。A相手を認め我慢する事。冬は寒いと思うから我慢出来る、夏は暑いと思うから我慢出来るのです。(耐える、堪える、我慢する)。忍耐、最近は特に我慢出来なくて、切れる人が多くなって来ました。自分中心に生きて居るから、我慢が出来ない。すぐ切れてしまい、人に迷惑を掛けたり、ひどい時には、人を殺してしまいかねません。我慢をする修業が、我慢をする体験の積み重ねが、一番身近な問題と思うわけでございます。
3、授戒(じゅかい)=戒律(かいりつ)の心
罪を犯さない事。人に迷惑を掛けない事。一部仏教では、(明治時代まで)性、男女の性を戒律としていましたが、男女の性が無ければ、子供は生まれません。子孫繁栄につながりません。人間の繁栄は、男女の性によって、繁栄するのです。「性欲を愛に変える」自分の性欲だけを満足するのではなく、相手を満足させる。まさに、布施の心です。われを忘れて愛する人に尽くす!お互いの心が一つに成る、これが無我=愛です
4、精進(しょうじん)の心
布施の心に成るよう、努力すること。どうしたら布施の心に成れるか、工夫する。
5、知恵(ちえ)
言葉を知り、知識を頭に蓄えて、身体や心で、身を持って体験し、真理をよく理解すること、感性を高める修行をすること。
6、禅定(ぜんじょう)
毎日、真理を考え、行動すること。たった今現在、やっている事を、夢中で一生懸命やること。「今現」の実行、「やる気・エナジー」(ここをクリック)の実践。仕事は反省・工夫・改善の繰り返しで、効率よく仕事がはかどる。
死の壁を超えた世界!人間の心と頭(脳)の違いを解き明かします!
釈迦の言葉 「天上天下唯我独尊」
についてお話申し上げます!・・・・
天上天下唯我独尊(てんじょうてんげ ゆいがどくそん)とは?・・
釈迦が生まれた時の言葉とされておりますが?・・・これは、逸話と思います?・・
しかし、大変奥深い、意味内容を占めています!・・
*人間はこの世に生を受けた時点で、此の世も、あの世での(第三次元の世界・心)!
貴方だけの永遠の生命を戴ける、唯一(ゆいいつ)の生命体で有る!と言っているのです!
人間は、自分という、この地球上で、たった一人しか居ない貴重な命を、
天上、あの世から頂いたのです!・・自分が一番大事なのです。しかし、天下、此の世に、
生まれた時から、三つの宿命を持っているのです。
1、此の世に生きて居る期限です。
仏教では「諸行無常」といいますが、人間は必ず何時しか死ぬのです(最高生きても120歳)
誰も、自分だけは死なないと、思い込んでいますが?・・必ず誰も死ぬのです?・死亡率100%
しかし、此の世の命は、無く成っても、貴方は永遠の世界(第三次元の世界・心)で生きられる!
2、もう一つの宿命は、煩悩です、自分が大事だから、自分中心にいきてしまうのです?・・
自分中心に育ってしまうのです?・・しかし自分中心に生きたのでは、必ず苦労が発生します?
そこで、自分が幸せに成りたいなら?・・・慈悲の心、愛の心を育てなさいと言っているのです!・・
3、三つめの宿命は、死後の世界です、人間として此の世に生まれたら、死んでも神として!・・
無限の世界に、永遠に存在出来るのだ!・・と言う真実の宿命です!・・
松下幸之助さんの、子供、幸一さんは、此の世に人間として生まれて、僅か6ヶ月で亡くなりました!
しかし、天国から、幸之助さんの心に神と成って、復活して来て、言葉を送って来たのです!
此の世では、まだ言葉も話せない6ヶ月の子供が、神に成ると悟りの言葉を心に送って来るのです!
何と素晴らしい、天国の神の世界なのでしょう!・・・是非貴方も、神との遭遇を!・・・
何と天国の神は偉大なのでしょう!・・・本当に感謝出来る崇拝する天国の神なのです!
人間の死後の世界、天国の世界は現実に実在するのだと、釈迦は伝えているのです!
釈迦の死の時の言葉
お釈迦様は亡くなられる時に次の言葉を残されています
1、「此の世は美しい!・・・この世は感美じゃ!・・・」
この世は美しい此の世は感美じゃ!・・・
人間として、この世に生まれて来たことは、素晴らしいことだ!・・
生きているうちに、知識を頭に詰め込むだけでは無く?・・心で感ずる幸せ!・・
体や心で感ずることの出来る、五感でこの世の素晴らしさや、心の満足を!・・・
味わってこそ、素晴らしい人生に成る!・・・
心で感じる美しい世界(誠の愛の世界)とおっしゃっているのです!・・・
釈迦が死の直前にアーナンダに言い残した言葉!
2、自分が死んだ後は、「自らをよりどころにして!
他をよりどころにしてはならない!」
2006年6月10日(土)書き込み
釈迦のこの言葉は難しく、いままで誰が訳してもなかなか理解できなかった
友の死から、4年5ヶ月に入り、始めて釈迦の言葉の真理が解けた!
釈迦は一番弟子のアーナンダに一番言い残したかった言葉なのです!
「自分が死んでも自分のことを忘れてはならない、毎日思い出しなさい」
この言葉に何故私は気が付かなかったのでしょう?・・・
釈迦が死んでも、釈迦の魂、釈迦の仏は、アーナンダの心に宿るのです!
それを知っていた釈迦は、アーナンダに「自分が死んだ後は、自らをよりどころ」!
釈迦をよりどころ、釈迦のことを心に毎日思いだして!
「他をよりどころにしてはならない!」釈迦の教えを毎日実践行動する!
他の教えを学んではならない!毎日釈迦を思い出しなさい!
と釈迦はアーナンダにくれぐれも言い聞かしたのです!
アーナンダが釈迦を忘れないで、毎日思い出せば、釈迦は見事に仏に成って!
アーナンダの心に宿ることができるのです!
やはり、釈迦も私とおなじ体験をして35歳で仏が心に宿る体験をしていたのです!
29歳で出家した釈迦は、「厳しい修行では悟りを開けなかった?」と言っている!
この言葉は、私なりに理解したのは、「人間は自分の心について?・・・
何も解っていない?・・頭ばかしが総てでは無い?・・
頭より優れている!・・人間の肉体を支配している「誠の心」「真実の心」!
を解き明かす事で、自分の生き方が視えて来る!」と言っているのです!
「自分の心を経験で知る!言葉を心で感じ取る事で!
まさに、人間の心の真理「心身二元」に気が付く事で本当の幸せ!
人間の生命機能の真理「心身二元」に気が付く事で悟りが開ける!
人間愛の心の満足に気が付くことで、誠の心の幸福を感じ取れるのです!
自分自身、自分の心がわかって来る!自分を知る事が出来る!」
仏教を学ぶとは「我の強い自分の心に気が付くことです」これが悟り!
*「般若心経って何」 (はんにゃしんきょう)
*「諸行無常って何」 (しょぎょうむじょう)
*「愛別離苦って何」 (あいべつりく)
大井今朝雄の、優しい仏教学、優しい哲学、「優しい生き方のリンク」
人間の誠の幸せを願う 大井今朝雄
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