2:30頃から機内ではケアンズのビデオが上映されました。カップ入りのジュースも配られました。
 入国カードは寝る前に書いておいたので心配は無かったのですが、今回、娘の希望でいろいろなものをスーツケースの中に入れてきました。オーストラリアは食物の持込は厳しく制限されているとのこと。したがって、入国検査時に申告して検査を受けなければなりません。入国カードには持ち込み有りの表示をしました。
 
 飛行機は3:30頃、成田から5994Km飛んでケアンズ空港に到着しました。

 入国審査を受けパスポートに検印が押されました。それからターンテーブルからスーツケースを受け取り、検査官にカードを示すとX線検査は無く隣のテーブルに案内されました。テーブルでスーツケースをあけてひとひとつ検査員に見せました。人のよさそうな検査官は、私の日本語での「せんべい」とか「さけ」とかの説明に一つ一つOK、OKと言って5点ぐらいで検査を終了してくれました。
違反しての持ち込みは無いはずですが通過するまでどきどきしました。

  検査が終わって税関を出ると、日本旅行のガイドさんがMBBのカードを持って待っていてくれました。

  ケアンズは日本との時差が1時間です。ここで時計を1時間進めました。

 迎えに来てくれたバスの運転手はカーネルおじさんよりもっとお腹の突き出た優しい顔をしたおじいさんでした。途中、今日、明日のケアンズの予定など説明を受けながら自分たちの宿泊所のデスカバリー・リゾート・ケアンズホテルに着きました。

  「えっ、これがホテル」驚きました。入口は小さな
レストランみたいで入るとフロントがあって、女性が一人
座っていました。ここでチェックインです空港から一緒に
送ってきてくれたガイドさんがいろいろ話を決めてくれて
そこはクリアしました。

 そして一旦外に出て隣の建物にある部屋へ。それは
まさに二階建ての安アパート。鍵開けて中に入るとベッ
トが二つと、冷蔵庫、それにさびて今にも壊れそうな貴
重品入れがひとつありました。このホテルの悪さをあげ
たら旅行の良さが飛んでしまいそうなのでこれ位にしま
す。部屋に入って荷物を解いて、それではレストランで朝食を採ろうと先程チェックインしたフロントのところにあるレストランに行きました。
 
 従業員と思わしき女性に「モーニング」と話したが相手にされません。メニューらしきものを見ても何がなんだかさっぱり判らない。しばらく数少ない英語の単語を駆使してその女性と交渉したが私の英語の力では朝食にありつけませんでした。。

 ここで初めて、日本語を理解するスタッフがいないと言う旅行会社がくれたパンフレットの意味を理解しました。やむなくここで朝食をとるのを諦めて外に出ることに。

  コンビニならば英語はだめでもジェスチャーで何とかなるだろうと外に出ました。
外は、ごらんの通りの素晴らしい天気。古いけれども「ここは南洋」空は真っ青。浮かぶ雲はまるで描いた絵のようです。白い教会はキャンバスに描かれた油絵のようだ。

 ホテルを出てすぐのところに喫茶店みたいなものを見つけました。歩道上の黒板にベーコン、エッグ、トーストと英語で書いてありました。よーしここなら食べさせてもらえるだろうと、恐る恐るガラス戸を開けて店内に入りました。

 この店は夫婦で営業しているみたいで、奥さんらしき人から「GOOD MORNING」
と声をかけられました。こちらも数少ない英語で「GOOD MORNING」と返しました。
これで何とかなりそう。ベーコン、エッグアンドトーストもうここは日本語、そして壁に書いてあるメニューを指差して「これこれ」。奥さん「OK、OK」

 これで商談が成立しました。しばらくして厚めのベーコン焼きとたまごが2個の目玉焼きとトーストそれにコーヒーがテーブルに運ばれてきました。

 やったー。朝食にありついた感動は筆舌に尽くせません(涙) それにしても初めて口にしたオーストラリアでのモーニング、涙が出るほど美味しかった。

 部屋に戻ってしばしの休憩。テレビは有っても何も判りません。外の公衆電話からシドニーの娘にTEL。「着いたよ」「ハロー」異国で聞く娘の声もすごく元気に聞こえる。娘に会うのは明後日だ。

  ホテルから海岸に出る。南太平洋の海が広がっています。ここは世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフへのゲートウェイシテイとして観光客でにぎわっています。

 ケアンズは海岸沿いに大きなホテルが建っています。さらに海沿いは公園になっていて遊歩道が設置されていて、多くの市民がジョギングやボール遊びに興じています。この海岸は日本の海のような臭いは感じられません。

 公園の中央部に戦争を記念するモニュメントがありました。ここはたぶん第二次世界大戦の戦跡なのだ思います。説明書きは有ったのですがなにぶん英語なので困ってしまいます。





 今の時期、市内には真赤な花を付けた木がいっぱい有ります。次の日バスで移動した際ガイドに聞いたらクリスマスツリーというそうです。別名ポインセチアとか。日本で見るポインセチアとは大分違うようです。


  

  ケアンズには大橋巨泉が経営する土産やが有ります。グリーン島半日観光の船が出るリーフ・フリート・ターミナルの近くなので行ってみました。OPALがオーストラリアの特産とかで指輪やネックレスがいっぱい並べられていました。

  グリーン島に行く船は13:00発ですので、30分前にはチェックインするようにとガイドさんに言われていましたので12時にはリーフ・フリート・ターミナルに戻ってチェックインをしました。
 
  ターミナルの売店でラリッタとミートパイを注文して食べました。ショウケースには注文した品物があったのですが、お召し上がりのお客には焼きがけを提供するみたいで熱々のラリッタとミートパイはボリュームがあって美味しいものでした。


  

 
  13:00双胴の高速艇でグレートバリア・リーフの宝石グリーン島へ出発しました。






  グリーン島半日観光はグリーン島でシュノーケリングか
グラスボトムボートでのサンゴ礁の魚を見るのどちらかが
無料で体験できます。泳ぐことは予定をしませんでしたので、グラ
スボトムボートでの魚の観察ということになりました。

 このグラスボトムボートの船頭さんここではたぶん船頭とは
呼ばないと思いますが。日本人が多いからか日本語のテ
ープのガイドを流してくれました。私の向かい側には中国人
と思しき家族が乗っていましたが。
  グリーン島では、いろいろな遊びが出来ます。このように天気が
いいと泳いでいる人が羨ましく思えます。ここはのんびりゆったり
過ごすところなのですね。
 





 グリーン島にはマリンランドメラニシアと言うワニ園があります
ワニ園は期待したものではありませんでした。まあ土産屋の
副業見たいなものですから。ただ入園料は12.50A$
しっかりとられました。またここはアボリジニの民族資料館に
なっていて木彫りの人形やその他の生活用品などが展示さ
れていました。
 ケアンズに戻る船は16:30です。グラスボトムボートとワニ園を見ましたが後は美しい海をじっと眺めていたようなもの。後で思ったのですがせっかくでしたので海に入ってみるとか島を一周するとかしてみればまた違ったのでしょうね。

 17:00過ぎ船はケアンズに戻ってきました。夕日に照らされたヨットハーバーも美しい景色です。
 ケアンズの夕暮れ。ちょっといい感じですね。これからホテルホリディインのアトソウムスレストランで夕食です。今夜はシーフードのバイキングです。牡蠣や蟹など食べ放題。ワインでといきたかったのですがここは4Xと言うオーストラリアのビールで乾杯。。満足でした。

 お腹もいっぱいで満足したところで、今朝チェックインしたデスカバリー・リゾートに戻ります。出来ればこのままホリディインに泊まりたいなあーなんて思いながら。妻はケーキを食べないで来てしまったことを大変悔やんでいたようです。
9月13日(木)