4月21日(土)大垣〜大阪〜高野山

 「7:00から本堂でお勤めがありますからどうぞ」と
夕食時に案内されていましたので、いつもより早く起
きたつもりでしたが身支度を整えていたら7:00が過
ぎて、そーっと本堂へ。

  ロウソクを手向けて、座ったところでお勤めは終了。
このお寺の副住職は大学付属高校で音楽を教えてい
る音楽家だとか。せっかくのチャンスを逃してしまいま
した。

 朝食は極めてシンプルです。ガンモドギの煮付けに
山菜のきんぴら、味付け海苔にお新香。それに花麩が
入った具沢山の味噌汁。

 この朝食をいただいて、ご飯が本当に美味しいものに
感じました。やはり、食事はバランスが大事なのです
ね。
一宿一飯のご恩をいただいた西門院の本堂です。手
前が庫裏の玄関で、そこから宿坊に入ります。

 夕べひと雨あったのでしょう、掃き清められた庭の砂
利がしっとりと濡れて静寂の世界が醸し出されていまし
た。
 宿泊したお寺の近くに「濱田屋」と言うごま豆腐店が
あるはずなので、本通から中に入って探しました。すぐ
近くだったのですが見つからずウロウロしていたら、手
招きをしてくれているおじさんを発見。

 「なぜ、判ったの」と聞くと「すぐに判りますよ」と。

 ここのごま豆腐は、ここで買おうとすると保冷パックを
持っていかないと売ってくれません。試食もありません
でしたが、自宅用に宅配で送ってもらいましたました。
賞味期限が到着日の翌日まで、ですって。
 
 ここは、昨日「いろは歌」を見て通過し大師教会です
。昨日は人気も無かったので通過したのですが、昨日
買った「諸堂共通内拝券」に組まれていたので入って
みることにしました。

 ここでは「受戒」が受けられることになっていましたが
時間が会わなかったので建物の中を一巡りして、大講
堂に掲げられていた26枚の「弘法大師行状図絵」を見
てここを後にしました。
 徳川家御霊台

 徳川家康と2代秀忠を祭る霊廟です。
 細部に至るまで彫刻や飾金具など技法を凝らした装
飾が施されています。
高野山の寺院めぐりはこれまでです。バスで高野山
駅に戻ります。
ケーブルカーで下山します。
極楽橋駅
 高野山からJR和歌山線乗換駅の橋本駅までの
切符。
JR橋本駅。ちょっと急いで山を降りてきたようです。
和歌山行きの電車は12:31です。1時間ほど待ち
合わせ時間が出来てしまいました。後の電車で降り
てきてもよかったのですが、この駅での乗り換え時間
が2分しか取れませんでしたのでやむを得ず一電車
早めて降りてきたという次第。



 駅の売店に柿の葉寿司が売っていましたので買っ
て食べました。この時間に柿の葉寿司に出会えて食
べることが出来たのはこの待ち合わせ時間ののおか
げです。昼飯は和歌山駅でラーメンでもと思っていた
のですがラッキーでした。

 柿の葉寿司は、奈良県や和歌山県の名物。塩鯖や
塩鮭を酢飯に載せ柿の葉で包み、重しをかけて一晩
寝かせる。するとびしっとご飯がしまった柿の葉の香り
が乗った食べ応えのある寿司がいただけのです。

 しばらくぶりで出会った柿の葉寿司、大変美味しくい
ただきました。
 和歌山駅からは紀勢本線で御坊、田辺、白浜と電
車を乗りついで行きます。

 白浜に行くには、「特急くろしお」が1時間に2本運
転されています。所要時間も1時間半ぐらいです。私
は、鈍行で2時間20分かけて白浜に向かいます。








  和歌山発14:20の普通電車に乗ります。




和歌山から1時間で御坊駅に到着
あわててカメラを出してシャッターを切りました
が、これは何でしょう。
 紀伊田辺駅です。このあたりから雲行きが怪しくなっ
て着ました。

  ここは紀州梅の産地です。
 田辺発16:36です。
 朝来という駅です。さくらの花が咲いていたので
一枚撮ったのですが
 今日の目的地白浜に着きました。JR白浜駅で
す。
 ここから宿まではバスで行きます。明日の行動に
あわせてバス2日間乗り放題フリー乗車券を購入し
ました。
 今夜の宿「望洋閣」は、「まぶ湯」というバス停で
下車して徒歩2分のところ白浜の海岸にありました。
雨がぽつぽつ降ってきていました。17:30頃到着し
ました。
 和歌山ではお酒はこれですと言うわけで、「黒牛」
をいただきました。やや甘口、飲みやすくて美味しい
酒です。

 今日は電車に約4時間乗ってきました。

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