★ スタイルシート・・・CSS >> Cascading Style Sheetの頭文字
★ CSSはレイアウトを定義する規格=フォントサイズ、余白、行間etc
★ 画像・テキストの上下左右に適度な余白 >> margin属性
■ 余白の比較 pt指定の場合
・・・先ずは作例をご覧下さい。
テキスト領域から余白指定の変化を把握するため、テキスト領域を青系の背景色で表示しております。
▼marginの初期値=0 (0pt=余白なし >> 値不要)
▼ "margin:10pt" (上下左右共通10pt >> 値1)
▼ "margin:20pt" (上下左右共通20pt >> 値1)
▼ ・・・"margin:5pt,30pt" (上下5pt 左右30pt >> 値2)
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注:以下、最後尾に至る記事中に出没するNN=ネットスケープ またはネスケ云々の記述はNNブラウザのサポート終了 (2008年2月)に伴い読み飛ばして下さい。{2015.11.18加筆}
■ネスケ対策:
直上の作例の場合、IEは上下、左右の余白指定が反映されますが、ネスケの場合は四辺の余白を指定しなければなりません。
"margin-top : 5pt ; margin-bottom : 5pt ; margin-left : 30pt ; margin-right : 30pt ;"
四辺の値を全て指定することにより、IE・ネスケ共に"上下5pt 左右30pt"になります。以下、同様にネスケ対策施行
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▼ ・・・"margin:15pt,50pt" (上下15pt 左右50pt >> 値2)
▼ ・・・"margin:5pt,20pt,20pt" (上5pt 左右20pt 下20pt >> 値3)
▼ ・・・"margin:10pt,0pt,0pt,100pt" (上10pt 右0pt 下0pt 左100pt >> 値4)
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サイトページが増えたときなど、レイアウトに関する設定(文字間隔、行間隔など)は同じ記述を繰り返すことになると思います。 反復する記述を一度スタイルシートに設定しておけば、その設定を呼び出すことで新規HTML文書の"BODY"全体に反映させることができます。
また、部分的にマージン(間隔)を変えたいときなども同様にスタイルシートに設定し、そのCLASS属性を呼び出すことで記述の手間が軽減できます。
タグ要素にスタイルの属性と値をインラインスタイルで直接埋め込んだスタイルシ−トの記述をまとめると次のようになります。
要素名と属性の間に半角スペース必須
|←←←←←←←←←← 要 素 →→→→→→→→→→→|
↓親要素 ・・・例えばspan ↓要素内容
<SPAN STYLE="margin : 属性値 ;">未知の苦HTML..</SPAN>
|←←←←属 性→→→→→|
|←←←←値→→→→|
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■margin属性の"値"の単位
>> mm,cm,pt,px など、または%
margin属性はその名のとおりマージン(間隔)を指定する属性です。画像・テキストの開始位置、あるいはボックス要素の内と外の間隔(余白)指定などレイアウトには欠かせない属性です。
■margin属性の値
IEの場合
MARGIN属性の値が一つなら"四辺共通"の余白指定、 値が二つなら"上下、左右"が共通の余白指定、 値が三つなら"上、左右、下"の余白指定、
値が四つなら"上下左右それぞれ個々の余白指定"になります。
ネスケの場合
"四辺共通"以外の余白指定は、 上 (margin-top)、 下 (margin-bottom)、 左 (margin-left)、 右 (margin-right)
・・・四辺全ての"属性と値"を指定します。
例えば、上下20pt 左右10ptの指定はIEの場合、値の指定は二つで済みますが、ネスケ対策を施す(上20pt、下20pt、左10pt、右10ptの指定)ことにより双方のブラウザは同じ表示になります。
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♪もしもし亀よ亀さんよ、世界の内でおまえほど♪
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IE、ネスケ >> インラインスタイルの記述は次のようになります。
■ソース表示・・・IEの場合
<P STYLE="margin : 20pt,10pt"> ♪もしもし亀よ亀さんよ、世界の内でおまえほど♪ </P>
■ソース表示・・・ネスケ対策の場合
<P STYLE= "margin-top : 20pt ; margin-bottom : 20pt ; margin-left : 10pt ; margin-right : 10pt ;"> ♪もしもし亀よ亀さんよ、世界の内でおまえほど♪ </P>
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