★ フォントサイズの指定 単位指定 << >> 絶対サイズまたは相対サイズ
フォントサイズの指定は、ピクセル、% 等々の
単位指定(絶対値・相対値) または、絶対サイズまたは相対サイズ
但し、HTML定義「HTML4.01 Transitional」では、フォント要素・属性は、非推奨。
ブロックレベル要素の中に、FONT要素とその属性値を書き加えると、初期設定のフォントスタイルを変更することができます。
要素(タグ)に追加した属性の値は、二重引用符(ダブルクォーテーションマーク" ")で括ります。
フォントサイズを変更する
[初期設定値12pxを相対値指定の"3"に変更]
▼
未知の苦HTML解道 ・・・ >>
未知の苦HTML解道
□ソース表示
<P>未知の苦HTML解道</P>
▼
<P><font size="3">未知の苦HTML解道</font></P>
◆フォントサイズの単位にまつわる喧々囂々(けんけんごうごう)
書体のサイズ=フォントサイズの単位は、一般的にピクセル、または%(割合による)単位が使われていると思われますが、様々な見解があるようです。
フォントサイズの単位を絶対値指定のpt(ポイント)などを指定すると、コンピュータが使われている様々な使用環境(OS、ブラウザ、画面解像度、ブラウザ個々の設定など)により、表示が異なったり、相対値単位の%などを指定すると、使用モニタの画面領域に追従するため、これもまた閲覧環境によっては、思い通りに表示されないと言う指摘もあるようです。
最終的なフォントサイズの判断は、ホームページ制作者の裁量にゆだねられ、こうするという決まりがないことが、フォント単位論争の根底にあるものと思われます。
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◆フォントサイズの指定1 単位指定・・・絶対値指定または相対値指定
■フォントサイズの単位 絶対値指定 |
単位の呼称 |
作 例 |
作例のサイズ |
pt (ポイント) |
未知の苦HTML解道 |
SIZE="11pt" |
cm (センチメートル) |
未知の苦HTML解道 |
SIZE="0.4cm" |
mm (ミリメートル) |
未知の苦HTML解道 |
SIZE="4mm" |
in (インチ) |
未知の苦HTML解道 |
SIZE="0.15in" |
pc (パイカ) |
未知の苦HTML解道 |
SIZE="0.9pc" |
|
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■フォントサイズの単位 相対値指定 |
単位の呼称 |
作 例 |
作例のサイズ |
1〜7の数値 |
未知の苦HTML解道 |
SIZE="3" |
1〜7の相対数値指定における標準値は"3"
相対数値1
相対数値2
相対数値3
相対数値4
相対数値5
相対数値6
相対数値7
|
em |
未知の苦HTML解道 |
SIZE="1.2em" |
em=Emphasis(強調) 大文字のMの高さを基準にした文字の大きさ |
ex ・・・IE |
未知の苦HTML解道 |
SIZE="2.5ex" |
ex ・・・NN |
未知の苦HTML解道 |
SIZE="2ex" |
ex=exheight(エックスハイト)・・・活字 x の Height (高さ) 小文字のxの高さを基準にした文字の大きさ |
px (ピクセル) |
未知の苦HTML解道 |
SIZE="15px" |
% (パーセント) |
未知の苦HTML解道 |
SIZE="120%" |
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注:以下、最後尾に至る記事中に出没するNN=ネットスケープ またはネスケ云々の記述はNNブラウザのサポート終了 (2008年2月)に伴い読み飛ばして下さい。{2015.11.18加筆}
◆フォントサイズの指定2 サイズ指定・・・絶対サイズまたは相対サイズ
■絶対サイズ指定と相対サイズ指定の比較表 |
絶対size |
作 例 |
相対size |
作 例 |
xx-small |
未知の苦HTML解道 |
-3 |
未知の苦HTML解道 *NN=NG |
x-small |
未知の苦HTML解道 |
-2 |
未知の苦HTML解道 |
small |
未知の苦HTML |
-1 |
未知の苦HTML |
親サイズ medium |
未知の苦HTML IEは英数字=太字 |
親サイズ 4 |
未知の苦HTML NNはfont-size=3で
左のmediumと同等
-
未知の苦HTML IEはfont-size=4で
左のmediumと同等 |
large |
未知の苦html IEは全文字=太字 |
+1 |
未知の苦html IEは全文字=太字 |
x-large |
未知の |
+2 |
未知の |
xx-large |
html |
+3 |
html |
|
|
larger |
未知の苦HTML |
|
|
smaller |
未知の苦HTML解道 |
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■フォントサイズの指定 <BASE-FONT要素+値>
相対サイズの数値指定 >> BASE-FONT要素
但し、HTML定義「HTML4.01 Transitional」では、BASE-FONT要素は非推奨要素です。
幾つかあるフォントサイズ指定の中で、BASE-FONT要素は非推奨ながら、敢えて作例してみます。
フォントサイズ指定の数値指定は、初めに、"BASE-FONT要素"とその値を設定します。
基準となるフォントサイズを設定し、その数値を基点(ベース)に
フォントサイズを (+1)、あるいは、(−1)
などと具体的な数値を指定します。
BASE-FONT要素は終了タグ不要
基準設定値の数値と、プラスマイナスした結果が、最小1,最大7
BASE-FONT要素は、空要素タグのため、終了タグ不要
相対サイズ"数値指定"の作例に指定したBASE-FONTサイズは"4"
作例の中から、相対サイズ"数値指定−3"のソースは、次のとおりです。
<BASEFONT SIZE="4"> <FONT SIZE="-3">未知の苦HTML解道</FONT>
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★ BASE-FONT要素 >> スタイルシート代替記述
BASEFONTタグ >>
未知の苦HTML解道
▼
スタイルシート >> 未知の苦HTML解道
★ BASE-FONT要素 >> スタイルシート代替記述のソース表示
■BASEFONTタグ
<BASEFONT SIZE="2">
<FONT SIZE="+2" COLOR="#000000" FACE="Arial Black">未知の苦HTML解道</FONT>
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■スタイルシート代替記述
<spanstyle="font-size:18px; color:#000000; font-family:Arial Black;">未知の苦HTML解道</span>
■フォントサイズの指定 <スタイルシートに設定>
キーワード指定、相対指定は"スタイルシ−ト"に設定します。
スタイルシート設定のポイント
絶対サイズ"xx-small〜xx-large"=キーワード指定
相対サイズ"larger"、"smaller"=相対指定
例えば "larger、 smaller"を指定したフォントサイズは、親要素(親タグ)の値に対し、その値より "大きく" または、"小さく" する相対指定になります。
□作例とソース表示
"larger、 smaller"用に初期設定した親要素とその値は<FONT SIZE="2">
作例は、相対サイズ"larger指定"です。
(作例は代替記述です。代替記述については、後述の青枠内をご覧下さい。)
<font size="2"> <span style="font-size:larger;">未知の苦HTML解道</span> </font>
◆ IEとネスケの違い
IEとネスケでは、ブラウザが異なるため、"絶対サイズ指定と相対サイズ指定"の表示に、多少の差が出ます。 (詳細は上述の絶対サイズと相対サイズの比較表参照)
考え方をフォントサイズの太さに視点を変えると、表示の違いをさほど気にすることもない、スタイルシート属性のfont-weight属性による指定の方法があります。
>> font-weight属性
HTML定義「HTML4.01 Transitional」では、FONT要素(face、size、color)やBASE-FONT要素の記述は、非推奨要素・属性のため、スタイルシートの設定を推奨しています。
非推奨要素属性をHTML文書内に代替記述するときは[style属性]に[font要素の属性とその値]を、インラインスタイルで、直接記述します。
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◇代替記述例
例えば、フォントサイズを絶対サイズ指定の"x-large"にすると
IE NN同等表示"x-large"
□ソース表示
<p style="font-size : x-large ;"> IE NN同等表示"x-large"</p>
BODY全体に反映させるときは・・・
body { font-size : x-large ; }
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