東洋医学のはり灸治療で
「何となく不調」をリフレッシュ 2012.10.11
近頃、病気というほどではないけれど「何となく体調がすぐれない」、と訴える方を多くみうけられます。これは身体のバランスが乱れ始めたサインです。
- 身体のサイン -
□疲れが抜けない □食欲が無い □手足が冷える □頭が重い
□よく眠れない □元気が出ない □むくみ など
気血の滞りが原因?
東洋医学では、気血の流れが滞ると身体のバランスが乱れ、様々な症状が現われると考えています。検査をしても何も異常は無いのに「なんとなく不調」「なんとなく元気がない」といった症状も、気血の滞りが原因で起こる症状の一つです。「これくらいなら・・」と我慢してしまう方も多いですが、症状が続くと日常生活に支障がでてくることもあります。「何となく不調」のうちに治すことが健康への早道です。
東洋医学の考える健康とは
「気(き)・血(けつ)」が充実し、スムーズに流れている状態のこと。
☆血・・東洋医学の考える生命活動の「エネルギー」。
☆気・・血を動かす「運搬トラック」のようなもの。
☆臓腑・・「身体を働かせる作用を持つもの」。東洋医学では、「気・血」を作り出す臓腑・送り出す臓腑・ストックしておく臓腑など、様々な働きをもつ「臓腑」というものがあるとされています。臓腑はそれぞれに作用し合い健康を保っています。
気血の充実には「臓腑」がバランス良く、しっかりはたらくことが必要です。
さらに、「血」というエネルギーを全身に行き渡らせるためには、運搬トラックである「気」が必要です。「気と血」両方が充実していることでエネルギーが全身にめぐり、身体を働かせ、健康を維持できるのです。
はり灸で気血を充実・流れをスムーズに。
健康な身体へ!
はり灸治療は、お一人お一人に適切な「経穴・ツボ」を使い、臓腑の働きを整え、気血を充実させ、流れをスムーズにします。気血が充実すると、人の本来持っている自然治癒力が充分に発揮され、バランスの良い健康な身体になります。
東洋医学のはり灸治療は、二千年以上昔から、病気になる前の「身体の微妙なサイン」をとらえ、病気を予防する「未病治」を最大の目標として発展してきました。はり灸治療で、「何となく不調」をリフレッシュ!健康を取り戻しましょう。
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